本文へ移動

外壁タイルのメンテナンス情報!費用相場や注意点などをご紹介

公開日:2021.11.2 更新日:2024.4.12
外壁タイルのメンテナンス情報!費用相場や注意点などをご紹介

外壁タイルは見た目にサイディングでは出せない立体感がある仕上がりとなるため、人気が高い建材です。耐久性も高く塗装が不要なため、メンテナンスに手間がかからない点も魅力です。
ここでは外壁タイルの特徴やメンテナンス方法、修理費用の相場や注意点についてご紹介します。ぜひ自分の要望に合った外壁材選びの参考にしてください。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

株式会社麻布

1.外壁タイルの特徴

外壁タイルは耐久性が高く塗装が不要なこと!重量が重く、部分的に割れる可能性がある

外壁タイルが使われた壁の写真

外壁タイルの特徴としては耐久性が高く塗装が不要なことが挙げられるでしょう。

タイルは粘土などを焼き固めて使われる建材で、塗装なしで防水性が確保されています。そのため、耐久性が外壁材の中でも長めで、塗装を必要としません。

30年ほど持つといわれており、その間大きなメンテナンス工事は必要ありません。塗装と異なり、見た目がほとんど変化しないため、きれいな外壁が長持ちします。ただし、値段は他の外壁材と比べると高めです。初期の工事費用がかなり高くなってしまうため、金銭的な余裕がないと採用しにくいかもしれません。

厚みと重量があるため、他の外壁材と比べると重量があり、部分的に割れる可能性がある点もネックです。重量がある分設計の段階で耐震性に気を配る必要があります。

また、施工後数枚単位で外れる、割れるなどする可能性があり、その場合は付け直す必要があります。外れてしまうと周囲の人やものに被害が出る可能性があるため、タイルの浮きや剥がれが見られたら早めに対処してください。

耐久性の高さと見た目のよさから高価であっても採用されることがある建材です。「予算に余裕がないがタイルを取り入れたい」という場合、部分的にタイル施工を採用することもあります。この場合、コストをある程度抑えつつ外壁タイルを導入できるでしょう。

2.外壁タイルを用いたメンテナンス方法

外壁タイルは湿式工法と乾式工法でメンテナンス方法が変わる!

外壁タイルが使われた壁の写真

外壁タイルの仕上げ方は湿式工法と乾式工法の2種類があります。どちらの工法で工事しているかによってメンテナンス方法が変わるため、まずはどの工法なのか把握しておきましょう。

湿式工法はモルタルを使いタイルを固定する工事方法です。この場合、補修が必要になるのは外壁タイルに浮きや剥がれが見られる場合です。この場合放置しておくと剥がれ落ちて大変危険なため、早めに補修する必要があります。

剥がれの原因として多いのが、下地や躯体が膨張と収縮を繰り返すことです。躯体が鉄筋コンクリートの場合はより注意が必要かもしれません。

また、地震によってひび割れることもあります。この場合は、ひび割れたタイルや目地を部分補修して対処します。範囲が広い場合は、下地補修を合わせて行う必要があるかもしれません。下地補修の範囲が広く、全体補修が必要になるケースもあります。

乾式工法の場合、ベースサイディングを施工してからタイルを施工する方法です。モルタルと比べると施工が比較的簡単で、湿式のように剥がれる心配はありません。そのため、メンテナンス性が高く、特に何かする必要もないでしょう。

3.外壁タイルのメンテナンスにかかる費用相場はいくら?

外壁タイルの修理相場は施工範囲で変わる!範囲が狭ければ数万円程度!

費用相場のイメージ写真

外壁タイルの修理相場は施工範囲によって大きく変わります。

範囲が狭い場合は、部分補修で済むため、数万円程度で修理可能です。ある程度範囲が広くなると、修理費用は高額になり、1平方メートルあたり、4〜5万円ほどかかります。

修理する場所によっては足場が必要になるかもしれません。作業範囲が広範囲になると、足場も大掛かりになり、施工費用がよりかかってしまいます。作業範囲によって10〜20万円ほどの費用が別途かかってしまいます。

足場は高所作業をする場合には必須の工事で安全性だけではなく、修理の品質にも関わる大切な工事です。そのため、安い金額ではありませんが、必要な場合は必ず施工しておきましょう。

修理範囲が広範囲に渡る場合、費用は数100万円を超えてしまいます。修理を早めにしておけば、修理範囲も狭くなるため、早めに対処しておきましょう。

周囲への安全配慮の面でも大切です。湿式の場合は目地が劣化するため、割れや浮きがなくてもメンテナンスは欠かせません。

乾式工事の場合は、剥がれ落ちる心配はほぼなく、耐久性も高いため修理する必要自体が少なくなることも多いです。特にトラブルがなければ、メンテナンスは不要です。乾式に対応したタイルが少なくデザイン面での選択肢は少ないですが、それを差し置いても採用する価値はあるでしょう。

乾式工法の場合、ベースサイディングを施工してからタイルを施工する方法です。モルタルと比べると施工が比較的簡単で、湿式のように剥がれる心配はありません。そのため、メンテナンス性が高く、特に何かする必要もないでしょう。

4.外壁タイルの注意点

外壁タイルのトラブルは早期発見早期対処が大切!2次被害に注意しよう

外壁タイルの壁の写真

外壁タイルに浮きや剥がれが見られる場合、早めに発見し、早めに対処することが大切です。

浮きや剥がれを放置すると、そのうち剥がれ落ちてしまい、2次被害が発生する可能性があります。タイルはどのようなタイルをつけているかにもよりますが、重いものの場合は1枚あたり2〜3kgほどもあります。

重量があるため、落ちてしまって周囲の人やものに被害があった場合に、大きなトラブルになってしまうでしょう。タイルが落ちたものが通行人に直撃し、死亡事故となった例もあります。

また、タイルが剥がれ落ちるような場合、他のタイルの状態も確認する必要があります。タイルの浮きや剥がれは外壁全体に関わる問題であるためです。タイルの浮きや剥がれは外壁の収縮と膨張の繰り返しや、地震、施工不良が関わっています。これらは全体への影響があるものばかりです。
そのため、浮きや剥がれが見られている場合は全体を軽くチェックしておきましょう。

乾式工事の場合は、剥がれ落ちる心配はほぼなく、耐久性も高いため修理する必要自体が少なくなることも多いです。特にトラブルがなければ、メンテナンスは不要です。乾式に対応したタイルが少なくデザイン面での選択肢は少ないですが、それを差し置いても採用する価値はあるでしょう。

外壁タイルの浮きや割れが広範囲に渡る場合、部分補修ではなく全体補修が必要になり、工事の規模も大きくなります。
ただし、タイルの補修の必要性を判断するのは、個人で判断するのはかなり難しく、あまりおすすめできません。専門家に依頼し、しっかりと調査してもらいましょう。/span>

5.外壁タイル情報まとめ

外壁タイルは耐久性が高いが、浮きや剥がれが見られる場合は早めに補修を!

メンテナンスされた外壁タイルの壁の写真

この記事では外壁タイルの特徴やメンテナンス方法、修理費用の相場、注意点について解説しました。

外壁タイルは施工時のコストが高いものの耐久性が高く、メンテナンスも他の外壁と比べてもあまり必要としないため、耐久性抜群の建材です。ただし、浮きや剥がれを放置すると大変危険なため、そのような症状が見られる場合は早めに対処しましょう。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

株式会社麻布

外壁塗装の新着記事

おすすめ記事