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戸建てのシロアリ対策を自分で行う方法とは?予防法や注意点を解説

公開日:2025.4.14
戸建てのシロアリ対策を自分で行う方法とは?予防法や注意点を解説

戸建て住宅に住んでいると、シロアリによる被害が心配になる方も多いのではないでしょうか。シロアリ対策は専門業者に依頼する方法が一般的ですが、自分でできる対策方法を知っておけば、費用を抑えながら住まいを守ることができます。

この記事では、戸建て住宅で自分でできるシロアリ対策の方法や注意点をわかりやすく解説します。業者に頼む前に自分で実践できることを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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1.今すぐ自分でできる戸建て住宅のシロアリ対策

シロアリ対策は「自分でできる対策」と「業者に依頼する対策」の併用が大切

切った木の枝を段ボールに入れた写真

シロアリ対策というと、防蟻剤を散布したり、リフォーム時に処理を行ったりするイメージが強いかもしれません。確かに薬剤処理は大切な方法のひとつですが、実は日常的な住まいのお手入れがシロアリ対策の基本となります。

シロアリは人目が届かず、物が長期間動かされない環境を好みます。つまり、日々の掃除や片付けを怠らないことが、シロアリを寄せ付けない環境づくりにつながります

シロアリ被害を防ぐためには、自分で行う予防策専門業者による本格的な対策を上手に組み合わせることが重要です。

自分でできるシロアリ予防のポイント


① 外壁沿いに物を置かない
シロアリは湿気や暗所を好むため、外壁沿いは風通しを良くし、物を置かないようにするのが基本です。風通しを確保するだけで、シロアリが寄り付きにくくなります

② 木材や枯れ木を屋外に放置しない
木材や段ボール、枯れ枝などはシロアリの餌になります。使わない木材は早めに処分し、屋外に放置しないことが大切です。

③ 玄関や浴室は乾燥を心がける
シロアリの被害が多い玄関や浴室は、湿気が溜まりやすい場所です。使用後は換気を行い、水分が残らないように乾燥させましょう



業者に依頼するシロアリ対策も効果的


自分でできる対策だけでは限界があります。特に床下や基礎部分はシロアリが侵入・巣作りしやすい場所です。専門業者による防蟻工事を行うことで、薬剤散布や点検を通じて、目に見えない部分までしっかり対策ができます。



シロアリ対策は早めの行動が大切


毎日の手入れで予防しつつ、定期的に専門業者に点検を依頼することで、シロアリのいない快適な住まいを維持できます。自分でできる対策とプロによる施工を組み合わせることが、最も効果的なシロアリ対策です

2.シロアリ被害は自分でチェックできる?確認のポイント

蟻道を見かけたら要注意

蟻道の写真

戸建て住宅でシロアリの被害が気になるときは、自分で被害状況をチェックすることも可能です。
簡単にできる確認方法としては、蟻道(ぎどう)の発見が最もわかりやすいでしょう。

蟻道があればシロアリ侵入の可能性大


シロアリは日光や乾燥を嫌う習性があるため、移動する際には蟻道と呼ばれる半円状のトンネルを作ります。
蟻道は、外にある木材やコンクリートの壁、基礎部分などに作られることが多く、目に見えるシロアリ被害のサインと言えます。
蟻道を見つけた場合は、すでに家の中に侵入している可能性が高いため、早めの対処が必要です。



床や壁を叩いて空洞音がしないかチェック


蟻道以外の確認方法としておすすめなのが、床や壁を軽く叩いて音を確認する方法です。
シロアリは木材の内部だけを食べ進め、表面は残す習性があるため、一見すると被害がわからないケースが多いです。
しかし内部が食い荒らされていると、叩いたときに空洞音がする場合があります。この場合もシロアリ被害が疑われるため、注意が必要です。



シロアリ被害が進行すると現れる症状


シロアリによる被害が進むと、次のような症状が現れることがあります。

・床が部分的にへこんでいる
・扉や窓の建て付けが悪くなった
・柱や床が弱くなりミシミシと音がする

このような症状が出ている場合は、すでに被害が進行しているサインです。



自分で確認できない場所は業者に相談を


床下や壁の内部など、自分で確認するのが難しい場所については、専門のシロアリ業者に点検を依頼するのがおすすめです。

早めの発見と対策をすることで、大切な戸建て住宅を守ることにつながります。

3.市販の薬剤で戸建てのシロアリ対策はできる?

家の状態と照らし合わせながら選ぶ

シロアリ駆除の薬剤の写真

戸建て住宅で自分でシロアリ対策を行う場合は、市販の薬剤を上手に活用するのがおすすめです。

ただし、薬剤は種類によって特徴や成分が異なるため、家の状況や使用環境に合わせて選ぶことが大切です。

薬剤は成分で選ぼう


シロアリ駆除用の薬剤は、主に次のような成分が使われています。

・ネオニコチノイド系の薬剤
比較的安全性が高く、現在住んでいる家や、小さな子ども・ペットがいる家庭でも使いやすい成分です。

・ピレスロイド系の薬剤
蚊取り線香などにも使われており、屋内外を問わず幅広く使える薬剤です。

・フェニルピロール系、フェニルピラゾール系の薬剤
殺虫効果は高いものの、人やペットにも影響を与える可能性があるため、空き家や数日家を空けるタイミングでの使用が向いています。



薬剤のタイプ別の特徴と使い方


市販のシロアリ対策薬剤には、使い方によって次のような種類があります。

・設置タイプ
地面に設置するだけの薬剤です。シロアリの侵入を防ぐ効果があり、薬剤を散布しないため安全性が高いのが特徴です。効果が出るまで数か月かかりますが、簡単に使えるので初心者にもおすすめです。

・スプレータイプ
木材やダンボールなど、シロアリが寄り付きやすい場所に直接吹きかけて使うタイプです。庭や物置、ウッドデッキなどのシロアリ対策に便利です。

・散布タイプ
業者が使用することが多い薬剤で、家の周囲や床下に薬剤を撒いてシロアリの侵入を防ぎます。効果は高いものの、取り扱いに注意が必要なため、自分で行う場合は説明書をよく読み、安全に使いましょう。



戸建ての状況に合わせた薬剤選びが大切


戸建てのシロアリ対策を自分で行う場合は、家族構成や家の状態に合わせて薬剤を選ぶことが大切です。

小さな子どもやペットがいる場合は、安全性の高い薬剤で予防を行い、被害が気になる場合はスプレーや散布タイプを検討すると良いでしょう。

また、自分での対策が難しいと感じたときや、被害が進行している場合は、無理せず早めに専門のシロアリ駆除業者に相談することも大切です。

4.戸建てのシロアリ対策はプロに依頼することも大切

自分の手の届かない範囲を予防してくれる

シロアリ駆除事業者のイラスト

戸建て住宅で自分でできるシロアリ対策はたくさんありますが、より安心して対策を行いたい場合は専門業者への依頼も検討しましょう。
プロの業者に依頼することで、床下や壁の中など、自分では対策しにくい場所までしっかりと薬剤を散布してもらえます。

シロアリは見えない場所から侵入する


シロアリは日陰で湿った場所を好み、床下や壁の中など目に見えない部分から静かに侵入し、被害を拡大していきます。
そのため、自分で予防対策を行っていても、すべての場所を完璧に対策するのは難しいのが実情です。
特に築年数が経過している戸建て住宅では、定期的な専門業者による点検や予防処理が効果的です。



築5年を過ぎたらシロアリ対策を見直そう


木造の戸建て住宅では、新築時に防蟻(ぼうぎ)処理が施されていることが多いです。
これは建築基準法で定められているため、新築からおおよそ5年間はシロアリ被害の心配が少ないといえます。

しかし、防蟻処理の効果は永続するものではありません。築5年を過ぎたら、シロアリ対策の見直しを検討しましょう。



シロアリ対策は早めの行動が大切


シロアリによる被害は、気付いたときにはすでに進行しているケースが多いです。そのため、日々の予防対策に加え、早めの業者への相談も大切です。

戸建てのシロアリ対策は、「自分でできること」と「プロに任せること」をうまく使い分けて、大切な住まいをしっかり守りましょう。

5.戸建てのシロアリ対策をお得に依頼する方法

相見積もりを取って複数の業者を比較しよう

相見積もりのイメージ画像

ここまでご紹介したように、戸建て住宅のシロアリ対策は自分で行える予防方法も多くあります。

しかし、床下や壁の中など目の届かない場所に住み着くシロアリを完全に防ぐのは、やはり専門の知識と技術が必要です。

「被害が広がっていないか心配」
「一度プロに見てもらいたい」
「予防と駆除をまとめて任せたい」

そんな方は、シロアリ駆除の専門業者への相談をおすすめします。

無料見積もりで気軽に相談してみましょう


シロアリ駆除の専門業者なら、無料の現地調査や見積もりを行っているところがほとんどです。
費用や作業内容をしっかり確認した上で依頼できるので、初めての方でも安心です。



シロアリ駆除は相見積もりでお得に依頼できる


シロアリ対策を専門事業者に依頼する際は、複数の業者から相見積もりを取ることで、費用を抑えて依頼できる可能性があります。
シロアリ駆除の費用は業者によって差が大きいため、1社だけで決めてしまうと割高になるケースも少なくありません。

相見積もりを取ることで、次のようなメリットがあります。

・費用相場がわかる
・余計な作業費用がないか比較できる
・サービス内容や保証内容を比較できる
・対応の良さもチェックできる



地域密着型の専門業者なら費用も対応も安心


費用を抑えたい方には、地域密着型のシロアリ専門業者への依頼がおすすめです。

地元の業者は大手に比べて料金設定が良心的なケースが多く、相談しやすいのもメリットです。
また、地域の住宅事情に詳しいため、その土地に合った予防方法や対策のアドバイスがもらえることもあります。



早めの対策が住まいを守るポイント


シロアリは気付かないうちに被害を広げてしまう厄介な害虫です。
大切な住まいを守るためにも、少しでも不安を感じたら、まずは専門業者に相談してみてください。

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