1.羽アリ駆除剤のおすすめの選び方①羽アリの「駆除」か「侵入防止」かで決める
成分によって用途や特徴が異なる
羽アリ駆除剤にはさまざまな種類がありますが、まずは「駆除」なのか「侵入防止」なのか、使用目的を明確にすることが大切です。
駆除剤の成分によって効果や用途が大きく異なるため、目的に合ったものを選ばなければ、期待した効果が得られない可能性があります。
羽アリの駆除が目的であれば、以下のような殺虫成分を含む駆除剤がおすすめです。
・フェニルピラゾール系
・ネオニコチノイド系
・フェニルピロール系
・カーバメート系
これらの成分にはそれぞれ特徴がありますが、中でも「ネオニコチノイド系」は羽アリ駆除剤によく使用されており、神経伝達を阻害することで高い殺虫効果が期待できます。
編集部おすすめの羽アリ駆除剤
シロアリアタッカーEX

住友化学園芸の「シロアリアタッカーEX」は、ネオニコチノイド系殺虫成分「クロチアニジン」を配合したスプレータイプの羽アリ駆除剤です。
羽アリに対して速効性があり、木材製の柱や構造部分に直接噴霧しても安心な防腐・防カビ成分も含まれています。
- 参考価格
- ¥960(税込)
- ブランド
- 住友化学園芸
一方、羽アリの侵入防止が目的の場合には、ピレスロイド系の成分を含む駆除剤が適しています。
アリの巣コロリ シロアリアース

「アリの巣コロリ シロアリアース」は、ピレスロイド系の「ビフェントリン」を配合したスプレー型駆除剤です。
散布した場所には約1年間の予防効果があり、羽アリの侵入を長期間ブロックできます。
羽アリのいない環境を維持したい方におすすめの製品です。
- 参考価格
- ¥918(税込)
- ブランド
- アリの巣コロリ
2.羽アリ駆除剤のおすすめの選び方②羽アリ駆除剤のヒトやペットに対する安全性も大切
公益社団法人日本しろあり対策協会の認定商品があると安心
羽アリだけでなく、周囲の環境にも強い影響を及ぼすタイプの駆除剤は、小さな子供やペットがいる家庭では使用をためらうこともあるでしょう。
そのような場合は、安全性が比較的高いとされる「ネオニコチノイド系」の成分を使用した駆除剤がおすすめです。
ネオニコチノイド系は、ヒトやペットへの影響が少ないとされており、市販されている駆除剤の中でも扱いやすい部類に入ります。
ホームセンターなどで羽アリ駆除剤を購入する際は、成分表示を確認し、ネオニコチノイド系が含まれているかどうかに注目して選びましょう。
それでも「どれを選べばよいか不安」という方には、日本しろあり対策協会が認定している駆除剤を選ぶのが安心です。
日本しろあり対策協会は、羽アリやシロアリ対策に有効な薬剤を審査・認定している公益社団法人です。
駆除剤の効力や安全性を審査したうえで認定を行っているため、認定駆除剤であれば一定の信頼性があるといえるでしょう。
認定された製品は、パッケージに「認定薬剤」と明記されていることが多く、選ぶ際の目印にもなります。
編集部おすすめの羽アリ駆除剤
白アリミケブロック

吉田製油所の「白アリミケブロック」は、ネオニコチノイド系成分を使用した、日本しろあり対策協会認定の防除剤です。
羽アリ・シロアリを含む昆虫類への高い駆除効果があり、忌避性がないため、羽アリの原因となるシロアリの巣にも効果的です。
- 参考価格
- ¥7,776(税込)
- ブランド
- 吉田製油所
3.羽アリ駆除剤のおすすめの選び方③羽アリ駆除剤の使いやすさで決める
設置タイプや散布タイプなど
羽アリ駆除剤には、成分や用途だけでなく、形状や使い方によってもさまざまなタイプがあります。
主なタイプは「設置タイプ」「スプレータイプ」「散布タイプ」の3つで、それぞれに特徴と適した使用シーンがあります。
設置タイプは、羽アリを見かける前に設置しておくことで、予防と駆除の両方に効果を発揮するのが特徴です。
効果が出るまでにやや時間はかかりますが、安全性が高く手軽に使えるため、小さな子供やペットがいる家庭でも取り入れやすい方法といえるでしょう。
■おすすめ商品
イカリ消毒 シロアリ駆除剤 シロアリハンター

イカリ消毒の「シロアリハンター」は、設置型の駆除剤で、シロアリの生息が疑われる場所にテープで固定するか、土に埋めて使用します。
羽アリが出ている場合、その近くにシロアリの巣がある可能性が高いため、巣ごと駆除を目指せる設置タイプは非常に有効です。
- 参考価格
- ¥2,421(税込)
- ブランド
- イカリ消毒
スプレータイプは、羽アリが発生している場所に直接噴射することで即効性を発揮します。
被害が確認された箇所にピンポイントで使うのに適しており、駆除目的には非常に効果的です。
ただし、予防効果はあまり期待できないため、事前対策には設置タイプや散布タイプを選ぶのが適しています。
散布タイプは、薬液をシャワーのように広範囲に散布するタイプで、駆除と予防の両方に優れた効果を発揮します。
業者が現場で使用することも多く、業務用に近い本格的な駆除剤です。
ホームセンターなどでも購入できますが、市販品は希釈して使うタイプが多く、大量に必要になることがあります。
また、正しい散布方法や分量に関する知識が求められるため、初心者にはやや扱いが難しいといえるでしょう。
4.実は羽アリ駆除に駆除剤はおすすめできない
スプレータイプで吹き飛ばしてしまったり羽アリの活動範囲を広げたりすることも
ここまで羽アリ駆除剤をタイプ別に紹介してきましたが、実は羽アリの駆除に駆除剤を使用することは、あまりおすすめできません。
特にスプレータイプの駆除剤は、かえって被害を広げてしまう可能性があるため、注意が必要です。
スプレータイプは即効性に優れ、羽アリに直接噴射すれば高い効果を発揮します。
ただし、羽アリが1匹だけなら問題ありませんが、大量発生している場合は逆効果になることがあります。
スプレーが当たらなかった羽アリは逃げ回り、行動範囲を広げてしまう可能性があります。
逃げた羽アリをすべて駆除するのは困難で、別の場所に新たな巣を作ってしまうリスクもあるため、被害が拡大する恐れがあるのです。
また、ピレスロイド系の成分を含む駆除剤を使用する際にも注意が必要です。
この成分には忌避効果(寄せ付けない効果)があり、一時的に羽アリを遠ざけることはできますが、根本的な駆除にはつながりません。
羽アリがその場から離れても、他の場所で活動を続けてしまう可能性があり、薬剤の効果が切れた頃に再び戻ってくるケースもあります。
その結果、駆除剤を使ったことで羽アリの活動範囲を広げてしまうという、本末転倒な状況にもなりかねません。
羽アリを確実に駆除したい場合は、専門のシロアリ駆除業者に依頼するのが最も安全で確実な方法です。
5.羽アリには駆除剤よりもシロアリ駆除業者への依頼がおすすめ
シロアリ駆除業者の選び方
自分でできる予防策も大切ですが、高い効果と即効性を求めるのであれば、プロによる防蟻処理の施工がおすすめです。
防蟻処理を請け負う業者は数多く存在するため、どのような基準で信頼できる業者を選べばよいのか迷う方も多いでしょう。
ここでは、今すぐ実践できるシロアリ対策業者の選び方をいくつかご紹介します。
■シロアリ対策業者の口コミを確認する
業者がどのような防蟻処理を行っているかは、実際に利用した人の声を確認するのがもっとも確実です。
口コミをチェックすることで、公式サイトには載らないリアルな評価や対応の質が分かります。
良い口コミだけでなく、悪い口コミも具体的な内容が書かれているものは参考になります。
たとえば「対応が遅かった」「施工後すぐに再発した」といった口コミには、注意すべきポイントが隠れていることがあります。
■日本しろあり対策協会に加盟しているかを確認する
日本しろあり対策協会は、木造住宅のシロアリ被害を防止するために設立された公益社団法人です。
防除施工士の認定や、有効な薬剤の審査・講習会の実施などを通じて、適正なシロアリ対策を推進しています。
この協会に加盟し、防除施工士として認定されている業者であれば、一定の知識と技術を備えた信頼性の高い業者と判断できます。
加盟業者かどうかは、日本しろあり対策協会の公式ホームページで地域別に検索可能です。