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秋のスズメバチが危険な理由とは?ハチや巣を見かけたときの対処法を紹介

公開日:2024.10.24
秋のスズメバチが危険な理由とは?ハチや巣を見かけたときの対処法を紹介

スズメバチは夏のイメージが強いかもしれませんが、実は晩夏から秋の時期が最も攻撃的であることをご存知でしょうか。とくに巣の周辺に近づくと、刺される可能性が高くなるので注意が必要です。

この記事では、秋のスズメバチに対する対処法を紹介します。

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1.秋のスズメバチに注意が必要な理由

数が多く、巣を守ろうと攻撃的になっているから

スズメバチのイラスト

スズメバチは春先の4〜5月頃に女王バチが単独で巣を作り始めます。その後働きバチの数を徐々に増やしていき、暑さがピークを迎える8〜10月頃は最も巣が大きくなる季節です。
最盛期の9〜11月頃になると、1つの巣に住み着くハチの数は1,000匹を超えるケースもあります。

そして、秋頃のスズメバチは、翌年に女王バチとなるハチの誕生を迎えるために大切な巣を守ろうと攻撃的になっています。

秋は暑さも落ち着いてきて、登山やキャンプなどアウトドアを楽しむ方もいるでしょう。スズメバチは夏に出るイメージが強く、秋はハチ対策をせずに出かける方も多いですが注意が必要です。

また、例年よりも暖かくなるのが早いと春先よりも前に女王バチが巣を作り始めます。そうなると、巣を大きくする期間も長くなるため、例年よりも大きな巣を作っている可能性もあるでしょう。

攻撃性の高いスズメバチは、巣やハチを攻撃しようとした人を刺す傾向があります。スズメバチによる被害は命に関わる危険性が高く、毎年10〜20人ほどの死者を出しています。
スズメバチを見かけても、むやみに攻撃せずに身を守る手段を覚えておくのが得策です。

2.スズメバチが巣を作りやすい場所

自然の多いところから民家の軒下までさまざま

屋根裏に作られた大きなスズメバチの巣の写真

スズメバチの被害に合わないためには、ハチが巣を作りやすい場所を理解しておく必要があります。
スズメバチが巣を作りやすいのは、主に土の中や樹洞、倒木などの自然の多い場所です。キャンプや登山などで自然が多くある場所に近づく際は、むやみに登山道から外れた茂みなどを歩いていると、ハチに遭遇する可能性があるので注意しておきましょう。

とくに自然に多いのは、オオスズメバチとよばれている種類のハチです。オオスズメバチは、9〜10月頃の新女王バチ育成期間にエサとなる虫が減ると、ほかのスズメバチの巣を襲ってしまうほど攻撃的なハチです。基本的には自然の多い場所に生息していますが、まれに家の床下や天井裏などに巣を作る場合もあります。

また、キイロスズメバチやコガタスズメバチは、比較的都市部に多く生息しています。天井裏や壁面、床下や軒下など、家のいたるところに巣を作る可能性があるハチです。

家の近くでスズメバチが飛んでいるのに巣が見つけられない場合、家の中の見えない場所に巣があることも考えられます。
庭にある木や、枝や葉で覆われている空間に巣がある場合もありますので、秋口にお庭の手入れをする際は、ハチがいる可能性も視野に入れながら作業をしてください。

3.秋にスズメバチと遭遇してしまった時の対処法

ゆっくり後ずさりをして距離をとる

口元に手を当てて声を出さないようにしている女性の写真

攻撃的な秋のスズメバチに遭遇してしまったら、ゆっくりと後ずさりをして距離をとりましょう。
スズメバチは、むやみやたらに攻撃してくるわけではなく、自分たちの巣や女王バチ、幼虫に危険があると感じるからです。近くにスズメバチがいる場合は、敵だと認識されないよう、静かにその場を離れてください。

とくに、スズメバチが警告行動を取っているときは危険です。周囲を飛び回る、じっとこちらを見て動かないなどの行動があれば、攻撃をしかけてくる可能性があります。警告行動を察知したら、ゆっくりと後ずさりして距離をとることが大切です。

もし服や体にスズメバチが止まった場合、たとえハチに攻撃をしなくても刺されてしまいます。スズメバチが体に止まったら、すぐに叩き落して走って逃げるようにしましょう。

また、走る際には身を低くすることをおすすめします。スズメバチは高い場所にあるものに反応するので、身を低くすることでスズメバチの警戒範囲から外れやすくなります。

スズメバチをが自宅に巣を作っている場合は、自分で駆除しようとせずに業者に依頼するのが良いでしょう。
プロの専門業者なら、安全面も考慮しながらスズメバチの駆除を行ってくれます。とくに攻撃的な秋のスズメバチを見かけたら、できるだけ近づかずに業者に連絡するようにしてください。

4.秋にスズメバチの巣を見かけたときの対処法

すぐに駆除の依頼をする

スズメバチ駆除業者のイラスト

自宅で、秋頃にスズメバチの巣を見かけた場合は、すぐに業者に駆除の依頼をするようにしましょう。

春先のスズメバチの巣は女王バチのみで巣を作っているため、巣には女王バチと幼虫しかいません。巣もまだ大きくなっておらず、毒針で襲ってくる働きバチもいないため、比較的駆除しやすい状態です。しかし巣は徐々に大きくなり、7〜8月頃にかけて急成長するため、1週間ほど放置していただけでもかなり大きくなってしまいます。

さらに秋頃になると、スズメバチの巣は丸いボール状に大きくなり、何層にも重なった丈夫な巣に仕上がっています。中にいる働きバチも数百匹以上に増え、大きい巣だと1,000匹を超える働きバチが住んでいる可能性もあるでしょう。

大きくなった巣と、中にいる大量の働きバチを個人で駆除するのは困難です。秋のスズメバチは巣を守るために攻撃的になっているので、攻撃されれば命に関わる危険性もあります。

ハチの駆除を行う業者は、ハチの生態にも詳しく安全な方法で駆除をしてくれます。春先の小さな巣でも、心配な場合は業者に駆除を依頼するのがおすすめです。
業者によっては再発防止の対策を練ってくれるところもあるので、より安心して暮らせるようになるでしょう。

5.少しでもお得にスズメバチの巣を除去してもらう方法

複数の業者の費用とサービスを比較する

見積もり書の写真

スズメバチの巣を少しでもお得に駆除してもらうには、複数の業者の費用とサービスを比較するのがおすすめです。
ハチの駆除業者は、それぞれ料金やサービス、対応などが異なります。1つの業者だけに見積もりを取って依頼してしまうと、相場よりも高い値段であっても気付かない場合があります。

ハチの巣の駆除は、ハチの種類や巣の大きさ、巣ができた場所などによっても価格が変動するものです。同じハチの巣の駆除でも、業者によって価格に差があることが多いため、少なくとも2〜3社に見積もりを出してもらうと良いでしょう。

また、玄関の近くなど、人通りの多い場所ににハチの巣がある場合など、できるだけ早く駆除してもらいたいときは、対応の早さも業者を選ぶ重要なポイントです。
24時間電話で受け付けしてくれる業者や、即日対応してくれる業者を選ぶと、すぐに対応してもらえます。

ハチの駆除業者のなかには、アフターフォローが充実しているところも多くあります。ハチは巣があった場所に戻ってくる習性があるので、再発防止に取り組んでくれる業者を選ぶと安心です。
一般的な再発保証期間は1週間から3か月ほどですが、1年間など長期保証のある業者もあります。

実際に利用した人の口コミなどもチェックしながら、最適な業者を選んでください。

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