本文へ移動

シロアリ被害の初期症状は?手遅れになる前に対処するべき理由

公開日:2024.6.4
シロアリ被害の初期症状は?手遅れになる前に対処するべき理由

シロアリは人目につかない場所に生息しているため、気づかないうちにシロアリの被害が進行している可能性があります。シロアリの進行を止めないと、いざという時には手遅れなんてことも。被害はあっという間に広がっていくので、早急な対処が必要です。

この記事では、シロアリ被害の初期症状や、シロアリの駆除業者の選び方について紹介します。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

害虫のROY株式会社

1.シロアリ被害の初期症状とは?

初期症状は3つ

蟻道の写真

シロアリ被害の初期症状は大きく分けて3つあります。事前に知っておき、シロアリ被害を早めに特定しましょう。

・シロアリの初期症状①カタカタ音
シロアリは床を叩いてカタカタといった警告音を出します。巣に迫る危険を見つけた際の外敵への威嚇と巣全体への情報共有のための音です。

このカタカタ音を出すのは、兵アリです。兵アリとはシロアリの種類の1つであり、働きアリや女王アリと違い、戦いに特化しています。

床下からカタカタと音がするのであれば、シロアリがいる可能性を疑ってください。

・シロアリの初期症状②蟻道
蟻道とは、シロアリが作るトンネルです。シロアリは光や風を嫌うため、日のあたる地上ではなく、地中の暗い場所を移動します。
住宅に到達したシロアリは木材を目指して地中から地表に移動し、地表に出たあとは蟻道を通って移動します。

家の壁の下の方にこの茶色い筋があれば、シロアリがいる可能性が高いので、注意が必要です。

・シロアリの初期症状③羽アリ
庭先に羽アリが出る場合も、シロアリ被害の初期症状のひとつです。
シロアリは繫殖期を迎えた際、羽を生やして巣から旅立ちます。羽アリは春から夏によく現れるため、見かけた場合は気をつけてください。

2.初期症状以外にシロアリ被害が進んでいるサインはある?

シロアリ被害進行のサインは5つ

シロアリ被害により沈んだ畳の床の写真

シロアリの食害が進んでいる際には、現れる症状があります。とくにこれから紹介する5つの症状に注意してください。

・シロアリ被害進行のサイン①床のきしみや沈み
シロアリ被害進行のサインのひとつは、床がきしんだり沈んだりする状態です。これは床下の木材が食害に遭い、強度が落ちている証拠です。

シロアリは湿気が多い場所を好むため、洗面台や風呂場などの床がきしむ場合は、シロアリの食害が進んでいる可能性があります。

・シロアリ被害進行のサイン②木材の空洞化
壁や柱を叩いたときに、ポコポコと音がする場合も、注意してください。シロアリは木材を内部から食べ進めていくため、一見異変がないように見えても空洞化しているケースがあります。
被害を受けている柱は、叩くと軽い音がするため違いがわかりやすいでしょう。

・シロアリ被害進行のサイン③ドアの建てつけの悪化
ドアの建てつけが悪くなっている状態も、シロアリの食害が進んでいる証拠です。柱や壁がシロアリの食害を受けると強度を保てなくなるため、ドアや窓が歪んで建てつけが悪くなります。
他の症状が現れているうえにドアの建てつけも悪いとなると、家にシロアリがいる可能性が考えられます。

・シロアリ被害進行のサイン④風呂場の木材の変色
風呂場の木材の変色も、シロアリ被害が進んでいるサインです。水分を含んだ木材は変色するため、風呂場などの湿った場所の木材は少しずつ色が変わります。
湿った木材はシロアリの食料となるため、変色した木材があればシロアリに気をつけてください。

・シロアリ被害進行のサイン⑤家の建材から木材の粉が出ている
家の建材から粉が出ている場合も、シロアリが木を食べた跡と考えられます。

こうした症状が見られた場合は、すぐにシロアリ駆除の専門業者に相談するのがおすすめです。

3.シロアリ被害の初期症状を放置するとどうなる?

家が倒壊するリスクがある

シロアリに襲われている家のイラスト

初期症状だからといって放置すると、さまざまな被害が起こりかねません。
そこで、シロアリの被害を放置するとどのようなことが起こるのか解説します。

まず初期症状を放置すると、シロアリの被害が拡大します。
初期段階ではまだ食べられていなかった柱や壁も、放置するとシロアリに食べられてしまいます。
そうなると、住宅の耐震性が大きく低下するため、地震が発生したときに倒壊する恐れがあるため注意してください。

巣が拡大すると行動範囲が広くなり、タンスなど木材を使った家具まで食べられる可能性もあります。
大事な服をしまっているタンスがシロアリの被害に遭うと気分が良くないうえに、資産の損失にもなりえます。

住宅を売るときでも、シロアリの被害に遭っている住宅は耐久性に問題があると見られることも覚えておきましょう。
引越しなどで住宅を売却する予定の方は、シロアリの被害にも気を配らなければいけません。

また、初期症状のときと比べて、シロアリの被害が進行した状態で修繕を依頼すると費用が高くなります。
早めに対応していれば部分的な修繕で済み、シロアリの巣も広がっていないため駆除の費用も安く済みます。そのためカタカタと音がしたり、蟻道が見つかったりしたときは早めにシロアリの駆除事業者へ相談してください。

4.シロアリ被害の初期症状を予防する方法はある?

効果的な予防方法は2つ

専門事業者が害虫駆除の薬剤を散布しているイラスト

シロアリの被害を受けると家の耐久力が下がり、地震で倒壊したり家の価値が下がったりします。こういった事態にならないように、シロアリの被害を予防しなければいけません。

シロアリ被害を予防するには、家の周りをきれいにする方法が有効です。
なぜなら木の杭や切り株、放置された木材などがシロアリの餌になるからです。庭に木のゴミが置かれていると、そこにシロアリが寄ってきて家の中にも侵入します。
切り株が庭にある場合は、素人が1人で撤去するのは難しいため、専門業者に依頼してください。

また、シロアリは日の光を避けるため、木の板などが放置されていると影ができてしまい、シロアリの通り道となってしまいます。
木材や木の杭などを片つけておくと、シロアリが好む環境ができなくなり、侵入されるリスクを減らせます。

シロアリの被害を防ぐもう1つの方法は、5年に1回の薬剤散布です。散布する頻度が5年に1度なのは、薬剤の効果が5年ほど続くためです。

他にも、年に1度、蟻道ができていないかをチェックする方法も予防策として使えます。ただし、多く見られるヤマトシロアリは食害の速度が遅いですが、イエシロアリの場合食害速度が速く1年に1度の蟻道のチェックでは被害に気づかないおそれがあります。

そのため、5年に1度の薬剤散布と年に1度のチェックを組み合わせて行い、被害を未然に防ぎましょう。

5.シロアリの初期症状に気付いたら専門事業者に相談しよう

複数の駆除業者に相見積もりを依頼することが大切

シロアリ駆除の専門事業者のイラスト

実際にシロアリの被害に遭ったときに、費用を抑えるために自分で駆除しようとする方がいます。しかし、素人がシロアリの駆除や予防を行っても、効果に期待できません。

本格的にシロアリを駆除するのであれば、専門業者に依頼することをおすすめします。
シロアリはどこから侵入したのか、どこで巣を作っているのか、駆除剤をどこでどのくらい使うのかなど詳しく把握できますので、効果的な駆除が期待できます。
専門業者はシロアリの駆除に関する知識や経験が備わっているので、シロアリの初期症状が出たら迷わずに専門業者に依頼してください。

シロアリ駆除を業者に依頼する場合の費用相場は、1坪6,000円程度です。
家の広さを35坪とすれば、費用は20万円ほどになるため、家計に大きな負担となるでしょう。

費用を抑えたいときは、複数の業者に見積もりを取る方法がおすすめです。
複数の業者に見積もりを取り、安い料金の業者を見つけたり、他の業者の見積もりを料金交渉の材料にしたりできます。

また、不親切な業者を見極められる点も、複数の業者に見積もりを取るメリットです。
見積もり書に「一式」と書いてある場合は、その一式に工事以外の費用が入っている可能性があります。そのため、詳細を明確に書いている業者は信頼性が高くおすすめです。

複数の業者に見積もりを依頼して、価格や接客態度を比較してみてください。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

害虫のROY株式会社

シロアリ駆除の新着記事

おすすめ記事