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アシナガバチの巣ができ始めたら?初期段階での正しい対処法

公開日:2025.5.8
アシナガバチの巣ができ始めたら?初期段階での正しい対処法

春から夏にかけて、軒下やベランダで見かけることの多くなる「アシナガバチ」。特に巣作りの初期段階は目立ちにくく、気づいたときにはすでに大きくなっていたというケースも少なくありません。「これって駆除すべき?」「今のうちなら自分で何とかできる?」と悩む方も多いでしょう。

この記事では、アシナガバチの巣の初期サインを見逃さず、安全に対処する方法を解説します。最終的には、プロのハチ駆除業者に依頼するメリットもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

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1.アシナガバチの巣の初期段階とは?

女王バチがひとりで始める巣づくり

アシナガバチと初期段階の小さな巣の写真

アシナガバチの巣作りは、春の終わりから初夏にかけて始まります。この時期、越冬から目覚めた女王バチが新たな巣の建設に取りかかります。

巣の初期段階では、1匹の女王バチだけが活動しており、巣も非常に小さいのが特徴です。
見た目は灰色または茶色で、直径は3~5cm程度。素材は紙のように見えるセルロースで、木や植物の繊維をかじって唾液と混ぜて作られます。六角形の部屋が数個だけ露出している状態で、まだ外壁はありません。

この時点での発見が最も理想的です。働きバチがまだ誕生していないため、攻撃性が低く、早めの対処でリスクと費用を最小限に抑えることが可能です。
逆に、放置してしまうと2~3週間で巣は急激に成長し、働きバチが巣を守るようになって攻撃性も増します。小さくても「巣らしきもの」を見つけたら、躊躇せず行動を起こすことが重要です。

2.アシナガバチの巣ができやすい場所とは?

家のどこに巣が作られるのか、事前に知っておこう

家の外壁に作られたアシナガバチの巣の写真

アシナガバチは、風雨を避けられる静かな場所に巣を作ります。住宅周辺では以下のようなポイントが要注意です。

・軒下
・ベランダの天井裏
・エアコンの室外機の背面
・カーポートの梁や屋根裏
・換気口や給湯器まわりの壁面


これらの場所は、人の目が届きにくく、天敵も少ないため、女王バチにとって理想的な環境です。特にベランダや物置など、春から夏にかけて使用頻度が下がる場所は、数日放置するだけで巣が進行してしまうことも。

また、過去に巣を作られた場所は再び狙われやすい傾向にあります。前年に巣があった場合は、必ず同じ場所を重点的にチェックしましょう。

巣の痕跡を放置しておくと、「ここは安全な場所」と認識されやすく、毎年繰り返される原因になります。春先の点検が、ハチ被害の予防につながります。

3.アシナガバチの巣の初期段階での対処法

自力での駆除に潜むリスクとは?

害虫駆除スプレーのイラスト

巣がまだ小さく、女王バチ1匹しかいない場合、「自分で駆除できるかも」と思いがちですが、実際には危険が伴います
まず、女王バチであっても刺激すれば刺してくる可能性があります。刺されると激しい痛みやアレルギー反応を起こすリスクもあるため、特にアナフィラキシーの既往歴がある人は絶対に近づかないようにしましょう。
自力で駆除するなら以下の点を守る必要があります。

・夜間か早朝に実施(ハチの活動が鈍い時間帯)
・防護服もしくは厚手の衣類で全身を覆う
・市販のアシナガバチ専用スプレーを使用
・撤去後の巣は密封してゴミとして処分


しかし、手順を誤れば逆にハチを刺激してしまい、襲われる危険があります。小さな巣であっても、安全・確実に処理したいなら専門業者への依頼が最適です。

■合わせて読みたい
アシナガバチ駆除は自分でできる?具体的な作業手順や注意点を解説

4.アシナガバチ駆除のタイミングは「早め」が鉄則

巣が大きくなると費用もリスクも跳ね上がる

アシナガバチの巣のイラスト

アシナガバチの巣は、1~2週間で3倍以上のサイズに成長することもあります。そして成虫の働きバチが増えると、外敵に対する防衛本能が強くなり、巣に近づいただけで襲われる可能性が高まります。とくに小さな子どもやペットがいる家庭では、早めの駆除が命の安全に直結します。

さらに見逃せないのが駆除費用の差です。初期段階の小さな巣なら数千円~で済むケースが多いですが、成長して複数箇所に広がったり、高所にできたりすると、費用は1~3万円以上に跳ね上がることも。

また、市販スプレーが効かなくなるほど大きくなると、素人の手には負えなくなります
だからこそ、発見した時点でできるだけ早く行動することが、リスク回避と経済的メリットの両方を叶える鍵になります。

5.アシナガバチの駆除はプロに依頼しよう!

安心・確実で、再発防止まで任せられる

アシナガバチのイラスト

巣の初期段階であっても、アシナガバチの駆除は危険を伴います。たった1匹の女王バチであっても、刺激すれば刺されるリスクがありますし、慣れていない人が対応すると巣を壊しきれず、再発やハチの逆襲につながる恐れもあります。
そこでおすすめなのが、ハチ駆除のプロに依頼することです。

専門業者であれば、アシナガバチの生態や巣の構造を理解した上で、安全・迅速・的確に駆除を行います。さらに、駆除後には再発を防ぐ処置(巣の痕跡除去や忌避剤の使用など)を施してくれるケースも多く、今後の予防にもつながります。

また、高所や狭い場所に巣がある場合でも、専用の機材を使って安全に対応してくれるため、身体的リスクを負うことなく問題を解決できます。
特に小さなお子様や高齢者がいるご家庭では、最初からプロに任せることで安心と確実性を得ることができます。

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