本文へ移動

黒い蜂の正体はアシナガバチ?危険性と対処法を解説

公開日:2025.7.25
黒い蜂の正体はアシナガバチ?危険性と対処法を解説

庭先やベランダで黒い蜂を見かけて不安になったことはありませんか?とくに体が黒っぽいアシナガバチは、一見してスズメバチと見分けがつきにくく、「刺されると危ないのでは?」と感じる方も多いでしょう。

この記事では、黒い蜂の中でも注意が必要なアシナガバチの種類や特徴、そして見かけたときの正しい対処法について解説します。蜂の生態を知ることで、過度な不安を減らし、適切な対応ができるようになります。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

害虫駆除の生活救急車

1.黒い蜂に見えるアシナガバチの特徴

アシナガバチとは?見た目と習性の基本情報

アシナガバチのモノクロのイラスト

アシナガバチは、細長い胴体と長い脚を持つ中型の蜂で、スズメバチと並んで日本各地でよく見られる種類です。一般的には黄色と黒の縞模様が特徴ですが、種類によっては全体的に黒っぽい色をしている個体もいます。
とくに黒い体色を持つアシナガバチは、スズメバチと見間違えやすく、不安に感じる方も多いでしょう。

中でもセグロアシナガバチフタモンアシナガバチなどが代表例です。
これらの種類は、巣作りの場所として軒下や庭木、人の生活圏に近い場所を選ぶことがあり、知らないうちに巣を作られてしまうこともあります。

アシナガバチは基本的にはおとなしい性質ですが、巣に近づくと防衛本能から攻撃してくる場合もあるため、見かけたら十分な距離を保ちましょう。

誤認しやすいという点からも、見た目だけで判断するのではなく、行動や巣の形状なども参考にすることが重要です。

2.セグロアシナガバチはなぜ危険?

毒性と刺されたときの症状

セグロアシナガバチのイラスト

セグロアシナガバチは、体長20〜25mmほどの中型の蜂で、全体的に黒っぽく地味な見た目をしていますが、その外見に反して毒性は強く、刺されると激しい痛みや腫れを引き起こします。
刺された箇所が大きく赤く腫れるだけでなく、人によってはアナフィラキシーショックを起こす危険性もあり、命に関わるケースも存在します。
とくに一度蜂に刺された経験がある方や、アレルギー体質の方は重症化しやすいため、すぐに医療機関を受診することが大切です。

セグロアシナガバチは、攻撃性が比較的高く、巣に近づくだけで威嚇行動をとることがあります。とくに7〜9月の繁殖期には警戒心が強くなるため、不用意に近づくのは避けましょう。
見た目が地味でも危険性が高い蜂として、十分に警戒すべき存在です。

3.黒い蜂を見つけたときの正しい対処法

むやみに刺激せず、距離を取ることが重要

注意マークを持った作業員の写真

もしも黒い蜂を発見した場合、まず大切なのは慌てずに落ち着いて距離を取ることです。驚いて手で払ったり、大きな音を立てたりすると、蜂が攻撃的になる原因になります。
とくにアシナガバチは縄張り意識が強く、巣の近くで動きがあると「敵」と認識して襲ってくることがあります。蜂が飛んできた際は、ゆっくりとしゃがみながら後退し、蜂が去るまでその場を離れるようにしましょう。

また、蜂の行動を観察することで、近くに巣があるかどうかを判断できることがあります。頻繁に同じ場所を出入りしているようであれば、その付近に巣がある可能性が高いです。
巣がある場合は、個人での対応は避けるのが安全面のうえで鉄則です。

黒い蜂を見かけたからといって必ずしも危険ではありませんが、不用意に刺激せず、安全を第一に考えた行動を心がけましょう。

4.黒い蜂を自力で駆除できるケースと注意点

小規模な巣か、単独行動の個体のみが対象

駆除スプレーを噴射するイラスト

黒いアシナガバチを見つけたとき、すぐに専門業者に頼むべきか悩むこともあるでしょう。
巣が小さく、人の手が届きやすい場所にある場合や、単独で飛んでいる個体に限っては、条件付きで自力で駆除を試みることも可能です。

駆除の際は、市販のアシナガバチ専用スプレーを使用し、必ず防護服や長袖・長ズボン、帽子やゴーグルなどで肌を覆い、刺されないよう万全の装備で行いましょう。
作業は蜂の活動が鈍る早朝または夕方に行うのが理想です。
ただし、少しでも不安がある場合は自力での対応を避け、専門の駆除業者に依頼するのが賢明です。

蜂の巣の駆除には、予想以上の危険が伴います。特に黒いアシナガバチのように毒性が強い種類では、刺傷事故が命に関わることもあります。
また、巣を取り除いても戻ってくる蜂がいたり、女王蜂が逃げ延びて再建したりすることもあるため、根本的な駆除には知識と経験が必要です。

5.黒い蜂の駆除を専門業者に相談すべき判断基準とは

巣の大きさ・場所・蜂の数がポイント

ハチ駆除業者のイラスト

黒いアシナガバチを自分で駆除するのは、想像以上に難しいことが多いです。
とくに巣が大きかったり、手の届きにくい場所にあったりする場合は、専門業者に相談するのが安全です。また、屋根裏や壁のすき間など、構造上手が届きにくい場所に巣を作られている場合、素人では駆除が困難です。
業者であれば、専用の薬剤や機材を用いて効率的かつ確実に駆除を行えるうえ、巣の再発防止処置も併せて対応してくれます。

最近は無料見積もりや即日対応を掲げる業者も増えており、価格や対応スピードを比較して選ぶことも可能です。
蜂が頻繁に家の周りを飛んでいる、子供やペットが刺される危険があるなど、少しでも不安を感じた場合は、早めの相談が被害を未然に防ぐ鍵となります。
刺された後では遅いという意識で、安全を最優先に判断しましょう。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

害虫駆除の生活救急車

ハチ駆除の新着記事

おすすめ記事