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スズメバチは冬でもいる?巣の状態と安全な対処法を解説

公開日:2023.1.30 更新日:2026.2.12
スズメバチは冬でもいる?巣の状態と安全な対処法を解説

一般的にスズメバチは暖かくなる春以降に活動する印象が強く、冬は心配ないと考えている方もいるのではないでしょうか。寒い時期に姿を見かけることが少ないため、危険性を意識しにくい状況もあります。

しかし、気温が下がると活動が落ち着く一方で、すべての個体がいなくなるわけではありません。巣の状態や越冬の仕組みを正しく理解していないと、思わぬ場面で遭遇する可能性もあり、判断に迷いやすいのが実情です。

この記事では、冬のスズメバチの行動パターンや巣の特徴、寒い時期に見つけた場合の対応方法を整理します。

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1.冬のスズメバチの生態と巣の状態

働き蜂は死滅するが、女王蜂は越冬する

スズメバチの巣の絵

夏に活発化するスズメバチですが、実は冬も要注意です。基本的に働き蜂の寿命は約2カ月で、夏に最盛期を迎えた後、秋になるとほとんどが死にます。気温が15℃以下になると活動が鈍り、10℃を下回るとほとんど動けなくなるためです。また、エサとなる昆虫も寒さとともに減少するため、秋以降は生存が難しくなります。

ただし、女王蜂は例外です。女王蜂は約1年の寿命があり、次の世代を残すために越冬します。秋に誕生した新しい女王蜂は1〜2カ月ほど巣の中で過ごし、体内に脂肪を蓄えて冬に備えます。その後、本格的な寒さが訪れる前に巣を離れ、朽木や倒木の隙間、地中などに移動して越冬します。

そのため、冬のスズメバチの巣は空になっていると考えられがちですが、冬だからといって巣の中にスズメバチが全くいないとは限りません。暖冬の影響で気温が高い日が続く場合や、巣の内部環境によっては女王蜂が残っている可能性もあります。また、空になった巣に他のハチが入り込むこともあるため、冬でも安易に触れないよう注意が必要です。

2.冬でも起こるスズメバチの被害事例と注意点

洗濯物や巣に潜む女王蜂への対処

洗濯物を干している写真

このように冬であってもスズメバチの存在には注意が必要です。働き蜂はほとんどが秋に死にますが、女王蜂は越冬するため、寒い時期でも思わぬ場面で遭遇する可能性があります。攻撃性は働き蜂ほど高くないとされますが、強い毒針を持っており、刺激すれば刺される危険は十分にあります。

冬に多い被害のひとつが、外に干していた洗濯物に紛れ込んだ女王蜂による刺傷です。越冬場所を探している女王蜂が、日光で暖まった衣類に付着し、そのまま取り込んだ際に圧迫されて刺すケースがあります。特に厚手の衣類やタオルの間に入り込んでいると気づきにくく、取り込む際に突然刺されることがあります。冬でも洗濯物を取り込む前に、衣類を軽く振る、裏表を確認するなどの対策が重要です。

また、暖冬の影響で巣の内部に女王蜂が残っている場合もあります。巣を見つけた際に空だと思い込み、触ったり壊したりすると、内部にいた個体が反応して刺すおそれがあります。冬に巣や女王蜂を見かけても自分で処理しようとせず、必要があれば専門業者に相談することが安全です。

3.冬にスズメバチの巣を駆除する基本手順

必要な道具の準備から巣の処分までの流れ

ハチの駆除を行う防護服を着た男性の絵

スズメバチの巣を駆除する方法は、基本的に夏でも冬でも大きくは変わりません。活動の活発さには差がありますが、毒針を持つ危険性は同じであるため、慎重な対応が求められます。

1.必要な道具を用意する
攻撃性の程度にかかわらずスズメバチは毒針を持っているため、防護服やヘルメットなど身を守る装備が必要です。最低限、ハチ用殺虫剤、白い防護服(黒色に反応しやすいため)、長靴、手袋、顔面を保護できるヘルメット、長い棒、ゴミ袋を用意しておきましょう。準備不足のまま作業を始めると、刺傷事故につながるおそれがあります。

2.巣を取り除く
道具を揃えたら巣の除去作業を行います。駆除はスズメバチの活動が鈍る夜間に行うことが基本です。また、雨天時も比較的動きが鈍くなるため作業しやすいとされています。巣から3mほど距離を取り、まずは殺虫スプレーを十分に噴射します。反応がないことを確認してから近づき、追加でスプレーを吹き付けます。羽音や動きがないことを確認したうえで、長い棒を使って巣を落とします。

3.巣を処分する
落とした巣はゴミ袋に入れて密閉し、自治体の規定に従って処分します。巣の内部に生存個体が残っている可能性もあるため、袋に入れる前に再度スプレーを噴射しておくと安全です。完全に密閉してから、指定されたゴミの日に出すようにしましょう。

4.冬のスズメバチ対策は専門業者にお任せ

安全性と再発防止を重視する場合の選択肢

ハチの駆除を行う事業者の絵

このように個人でも冬にスズメバチの巣を取り除くことは不可能ではありません。しかし、強力な毒針を持つ個体が残っている可能性があり、作業に慣れていない場合は刺傷事故につながるおそれがあります。防護服や薬剤を用意しても、状況判断を誤れば危険が高まるため、無理に対応しない判断も重要です。

そこで検討したいのがハチ駆除業者への依頼です。専門業者にはスズメバチの生態や越冬の特徴を把握したスタッフが在籍しており、巣の状態を見極めたうえで適切に処理を行います。経験と装備を備えた業者に任せることで、刺されるリスクを抑えながら確実な駆除が期待できます。また、駆除後の戻り蜂対策や再発防止の処置まで行うため、継続的な不安も軽減できます。

さらに、365日対応している業者もあり、緊急性が高い場合でも迅速に来てもらえる体制が整っています。作業中の万が一の事故に備えて損害保険に加入しているケースも多く、住宅や設備への損傷が発生した場合の補償が受けられる点も特徴です。依頼前には対応内容や保険の有無を確認し、納得できる業者を選ぶようにしましょう。

5.冬にスズメバチの駆除を依頼する場合の費用相場と安く抑えるポイント

見積もり比較と補助制度の活用

見積もり書の絵

冬でもスズメバチの巣を見つけた場合は、専門業者に連絡するのが安全です。ただし、気になるのは作業費用でしょう。地域差はありますが、巣の駆除費用の相場は10,000~50,000円程度とされています。巣の大きさや蜂の数、設置場所の高さや足場の状況によって金額は変動するため、事前の確認が欠かせません。

費用を少しでも抑える方法のひとつが、複数業者の見積もりを比較することです。異なる業者から見積もりを取り、作業内容と金額を照らし合わせることが重要です。最低でも3社程度に依頼すると、相場感が把握しやすくなります。電話やメールで概算を出してもらうことも可能ですが、現地調査を依頼するとより正確な金額が提示されます。

また、費用の安さだけで判断せず、作業範囲や再発防止策、追加料金の有無なども確認しましょう。極端に安価な場合は、必要な処置が含まれていない可能性もあります。

さらに、自治体によっては蜂の巣駆除に対する補助制度を設けていることがあります。自治体の制度を利用すれば、駆除費用の一部が補助される場合があります。条件や申請方法は地域ごとに異なるため、事前に自治体の公式情報を確認しておきましょう。

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