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水道からお湯が出ない! 困ったときの原因や対処法などをご紹介します

公開日:2022.11.25 更新日:2024.4.9
水道からお湯が出ない! 困ったときの原因や対処法などをご紹介します

「シャワーを浴びようとしたらお湯が出ない」「キッチンでお湯を使いたいのに出ない」
といった困った経験はされたことはありませんか。お湯が出なくなる原因は、給湯器や気象条件など実にさまざまです。

今回は水道からお湯が出なくなる原因を解説。また、ご自身でもできる対策についてもご紹介します。

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1. 水道からお湯が出ない原因とは?

主な3つの原因

住宅のガスメーターの写真

水道からお湯が出なくなる原因としては大きく分けて3つあります。

一つは「給湯器など電気機器の不具合」、もう一つは「ガスによるインフラ面での異常」、そして「天気など気象条件による異常」です。

お湯が出ない原因として一番多いのが、ガス給湯器や蛇口における不具合。
こうした製品は長い間使用し続けていれば、自然と劣化していきます。一般的に給湯器の耐久年数は10年程度が目安になっています。
これらの製品の劣化が見られれば、業者に交換を依頼されることが望ましいです。

「水道から水は出てくるのに、いっこうにお湯にならない」という時は、ガスによるインフラ面で不具合があるかもしれません。
ガスが供給されていなければお湯が出せなくなります。
また、ガスが漏れているということもあります。周囲で何かしらガスの臭いがあると感じられたら、ガス漏れが発生していると考えられるでしょう。

そのほか、お湯は気象条件や自然災害によって使えなくなる場合があります。
例えば強風が起きている時、給湯器が作動しなくなったり、安全装置の誤作動で使えなくなったりします。
また、寒い季節ですと、給湯器が凍結して動かなくなっているかもしれません。関東から南の地域ですと、急に寒くなることで給湯器が不具合を起こす可能性があります。

2. 水道からお湯が出ない時にチェックすること

自分でできるチェック項目

住宅のガスメーター下にあるプロパンガスの写真

「自宅でお湯が出ない」という時は家にある蛇口や給湯器など、お湯に関係するあらゆるものをチェックしてみましょう。そうすることで早急に対応することができます。

まずご自宅にあるあらゆる蛇口を確認してみます。
お湯が出なかった蛇口はもちろんのこと、他の蛇口についても確かめてみます。
一つの蛇口だけお湯が出ないようでしたら、その蛇口が故障している可能性があります。反対にどの蛇口からもお湯を出すことができないようであれば、それは水抜き栓フィルターに汚れが溜まっているのが原因かもしれません。

ガス面での原因は、ガスの供給元の把握によって突き止めることができます。
ガスメーターが遮断されているようでしたら、お湯を沸かすことができません。
また、プロパンガスをお使いの場合ですと、残量が少なくなることでお湯が使用できなくなります。残っているガスについては、契約されている会社に問い合わせることで確認できます。

そのほか、電気系統についてもきちんとチェックしておきましょう。
場合によってはブレーカーが落ちていることがあります。また、外の給湯器の電源プラグが外れていたという可能性も考えられます。

もしこれらの原因が思い当たらない場合は、給湯器に原因があると考えられます。
エラーコードが表示されていたり、年数が古いものですと故障していたりする場合があります。

3. 水道からお湯が出ないときに自分でできる対策

主な対策方法

ガスメーターが止まっている写真

お湯が出なくなった時の一番の解決策は業者に連絡することですが、ご自身でもできる対処法があります。まずはこれらの方法を試してみましょう。

・ガスメーターが自動的に止まっている場合
この場合は復帰作業を行うことで再稼働させることができます。
多くのメーターには復旧ボタンが付いていますので、まずはこれを操作してみます。そうしたら、もう一度お湯が出ないかどうか確認します。

・給湯器に不具合がある場合
まずは給湯器のリモコンを確かめてみます。リモコンにはエラー番号が出てくることがありますので、取扱説明書を見ながら確認されるといいでしょう。
場合によっては、リモコンを一時的にオフにしておくだけで復旧が完了することもあります。

・外の気温が低い場合
急激に外気温が下がると給湯器本体が凍結している可能性があります。
その際には給湯器の解凍作業に入ります。凍結していたら電源は一旦本体をオフにしておきます。オンのままですと漏電を引き起こす可能性がありますので、解凍されるまではオフにしておきましょう。

もし給水元栓が凍ってしまっているようでしたら、その周りを温めるようにすると解凍できます。
タオルを巻きつけておき、それにぬるめのお湯をかけておきます。こうすることで自然解凍されていきます。

4. 水道からお湯が出なくなった時は業者へ連絡

もしご自身でも原因が特定できなかったり、復旧作業が進まなかったりした際には速やかに専門業者へ連絡するようにしましょう。

お湯が出るようになった蛇口を使っている写真

給湯器やガスのインフラなどの修理は専門知識と経験を必要とします。そのため、個人で復旧作業を行うのは困難です。

専門業者ではガス工事などの関連資格を保有したスタッフが作業を担当します。料金こそかかるものの、安全かつ確実に工事を行ってくれます。

お湯のトラブルは水道業者や住宅設備機器の工事会社が対応しています。冬場のお湯の問題はもちろん、水道にまつわるあらゆるトラブルに適切に対処してもらえます。

業者を選ぶにあたっては、すぐに対応してくれるかどうか確かめることが大切。
なるべく即日で作業をしてもらえる業者に依頼されるのが望ましいでしょう。お住まいのエリアにもよりますが、最短30分以内で現場に到着します。

なお、作業を依頼する前にできるだけ原因を調べておくといいでしょう。
原因が特定されていた方が作業をスムーズに進められます。具体的な作業内容や手順についてはお電話やメールでお問い合わせすることができます。気になる方はまずは確認してみましょう。

5. 業者に依頼する際の費用

費用相場

費用相場のイメージ写真

業者に依頼される際に一番気になるのが作業費用。専門業者へ依頼する際の料金の目安は次の通りです。

・水道の水栓・蛇口の部品交換費用
8,000円~10,000円

・電装基盤や配線の修理費用
5,000円~38,000円

・ガス給湯器の修理費用
10,000円~30,000円

これらの費用に加え、業者の出張費がかかってきます。なるべく安く抑えたい場合はご自宅に近い業者へ依頼されるといいでしょう。

作業に入る前にはあらかじめ見積もりを取っておくといいでしょう。
現在では多くの業者が作業に入る前に無料で見積もりを実施しています。作業内容の内訳を確かめておくことで料金設定が適切であるかどうかを確認できます。
緊急を要する事態でなければ、まずはいくつかの業者に見積もりを依頼されることをおすすめします。同じガス給湯器の交換作業でも業者によって作業にかかる料金は異なります。

検討されている業者のインターネットサイトも確認しておく必要があります。
多くの業者では自社のホームページにて作業費用や実績に関する項目を載せています。これらは信頼できる業者であるか否かの判断基準になります。

全国各地にはさまざまな業者が存在します。水道からお湯が出ないとお困りの際は、インターネットで複数の業者のサイトをチェックしてみましょう。

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