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蜂の巣の駆除後は「戻り蜂」に要注意!主な原因や対策方法について

公開日:2022.5.23 更新日:2024.4.17
蜂の巣の駆除後は「戻り蜂」に要注意!主な原因や対策方法について

蜂の巣を一度駆除したとしても、しばらくするとそこに「戻り蜂」がやって来ることがあります。
戻り蜂とは、蜂の巣を駆除した際にその場にいなかった蜂や駆除しきれていなかった蜂が、帰巣本能により元の巣があった場所に戻ってくる現象を指します。
こうした戻り蜂を発生させないようにしっかりと予防策を講じる必要があります。

今回はそんな戻り蜂が来る原因や具体的な対策について紹介していきます。

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1.戻り蜂がやって来る原因とは?

主な原因

巣があった場所に戻ってきた蜂の絵

一度蜂の巣の撤去作業を終わらせても、前に巣があったところに「戻り蜂」がやって来ることがあります。
考えられる要因は以下の通りです。

・駆除しきれなかった蜂がいた
多くの場合は蜂の巣を駆除する際に殺虫スプレーを吹きかけます。
ただ殺虫スプレーは万能ではなく、スプレーの届かない範囲の蜂は駆除しきれません。
特に夏場は蜂の個体数が多いことから、駆除しきれない蜂も出てきます。

また、駆除をしている際に、蜂が外出していたということもあります。
蜂には帰巣本能が備わっています。そのため巣を撤去したとしても、そこに住んでいた蜂が戻り蜂として帰ってきてしまうのです。

・日中に駆除作業をしていた
働き蜂の多くは日中は餌や巣の材料を確保するために外出しています。そのため、日中の巣の中は女王蜂を含めた一部の蜂しかいない状態となります。
こうしたことから、蜂の駆除作業を日中に行うのは望ましくないとされています。

・駆除したのが引っ越し中の巣だった
スズメバチの一種であるキイロスズメバチは引っ越しをすることがあります。
もし駆除をした蜂の巣が引っ越し先の巣だった場合、まだ他の蜂の多くは別の場所にいることが多いです。

2.戻り蜂の防ぎ方とは?

具体的な予防方法

殺虫スプレーをかけている絵

戻り蜂を発生させないためには、蜂の巣の駆除前後においていくつか気を付けておくべきことがあります。
蜂を再発させない方法は次の通り。

・夕方以降に蜂の巣を駆除する
蜂が活動を行うのは主に日中であり、夕方以降になれば昼間より大人しくなる傾向があります。
この時間帯になると外に出かけていた蜂たちも戻ってくるので、複数の蜂をまとめて退治することができます。

ただし暗い場所での作業ですので、懐中電灯等を使いながら巣の位置をきちんと確認して行いましょう。

・殺虫スプレーをかけておく
駆除が終わった後にも殺虫スプレーを巣があったところにかけておきます。殺虫スプレーを撒いておくことで、戻り蜂が巣のあった元の場所へむやみに接近できなくなります。

基本的に殺虫スプレーの効果が持続するのは2週間程度です。
また、スプレーによっては雨の影響が効果がなくなることもあります。その際は再度スプレーを吹き付けておきましょう。

・木酢液やハッカ油を吹きつける
木酢液やハッカ油には蜂が苦手な香りがあります。巣があった場所や巣が作られそうな場所に撒いておくことで蜂の侵入を防いでくれます。

スプレーと同じく2週間ほどで効果がなくなりますので注意しましょう。

・捕獲器を使う
市販されている蜂用の捕獲器を使うことで戻り蜂の対策ができます。

3.戻り蜂に遭遇した際の注意点

むやみに近づかないことが大切

戻り蜂に殺虫スプレーをかけている絵

きちんと駆除ないしは対策をしたつもりでも、戻り蜂が発生してしまうことがあります。戻り蜂を見つけた際の対応は次の通りです。

・むやみに近づかない
仮に戻り蜂が発生したとしても、1~2週間ほど経つと別の場所へと去っていきます。
こうしたことから、戻り蜂がいた場合は何もせずにそのままにしておくことも一つの方法です。

アシナガバチやミツバチに関しては、積極的にこちらへ攻撃してくることはありません。
ただスズメバチであれば攻撃してくる場合が多いため、見かけたらすぐに駆除作業をしておく必要があります。

また、あまり好戦的でない性格の蜂であっても、巣がないことで気が動転した蜂は気が立って攻撃性が高くなっていることが考えられるので、不用意に近づくのは危険です。

・殺虫スプレーで退治しておく
もしやって来た戻り蜂の数が2~3匹程度であれば殺虫スプレーを使って駆除しておくこともできます。

戻り蜂といっても新たに巣を作ることがあり、完全に姿を消すまでは油断できません。
蜂の駆除にあたっては必ず白い防護服で身を包んで、革手袋とヘルメットなどを着用した上で作業するようにしましょう。

また、蜂は光るところに寄り付く性質があることから、夕方以降は光るものを隠しておくと駆除作業がしやすくなります。

駆除する際は、戻り蜂がいるところから3m以上離れてスプレーを30秒ほど吹き付けます。
なお毒針を持つことから、死骸を触る場合も駆除する時と同じ服装で行います。

4.戻り蜂対策はハチ駆除業者にお任せ

専門業者をおすすめする理由

ハチの駆除を行う専門事業者の絵

このように家にやってきた戻り蜂の駆除および予防は個人でも行うことができます。
ただ個体数が多いと個人で対処することが難しくなります。
また、スズメバチのような好戦的な蜂ですと襲撃してくることがあるので、個人での多sとは危険が伴います。

そんなときにおすすめしたいのが蜂駆除の専門業者。業者をおすすめしたい理由は次の通りです。

・高い駆除効果がある
専門業者に依頼をすると、長い間蜂の駆除に関わってきたプロフェッショナルが担当してくれます。
知識と経験が豊富なので、駆除が困難なスズメバチ等の蜂であってもすぐに対処してくれます。

また、使用する薬剤も業者でしか手に入らないものを使ってくれるので、戻り蜂を簡単にお住まいに寄せ付けません。

・必要な手間を省ける
個人でしっかり対策をしようとすると、駆除剤を買い揃えるなど、何かと面倒なことが多いです。
専門業者であれば電話1本で自宅まで駆けつけてくれるので、個人での作業の手間を省略できます。

・アフターサービスが充実している
ハチ駆除において重要なのは作業してからのアフターサービスの充実度です。
業者では作業が終わってからも定期点検や被害が再発した際の無償駆除など、さまざまなサービスを実施しています。
依頼を検討されている業者がどんなアフターサービスを実施しているか事前に確認しておきましょう。

5.戻り蜂対策を業者に依頼した場合の費用はいくら?

具体的な費用相場

費用相場のイメージ写真

戻り蜂の対策で頼りになる専門業者ですが、気になるのがその費用。
お住まいの地域にもよりますが、蜂の駆除にかかる費用の相場は10,000~50,000円程度になります。

ただし、上記の費用はあくまでも目安であり、戻り蜂の数や巣が存在していた場所によって費用が異なる場合があります。

こうした対策費を少しでも安く抑える手段の一つとして、見積もりの比較があります。
最低でも3社以上見積もりをとると業者ごとの比較がしやすいです。違う会社の見積もりを見比べてみることで最もお得な業者を発見することができます。

業者によっては電話やメールでの見積もりを受け付けていますが、より詳細な金額を知るためには業者に現場まで来てもらって様子を見てもらうことが大切です。

見積もりにあたっては費用の安さだけではなく、作業内容の詳細をきちんと確かめておくことも重要です。
特に安いことを売り文句にしたがるようなところですと、アフターフォローなど必要な作業が省略されてしまっている可能性があります。
もし見積もり書の金額に納得がいかない場合はお断りすることもできます。

もう一つの手段としては、お得な割引キャンペーンをやっている業者を探してみる方法があります。
業者によっては期間限定割引やインターネット申し込み限定料金などが適用できるところが存在します。
自宅近辺の業者を検索してみて、こうした業者がないか調べてみるといいでしょう。

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