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雨どいの掃除を自分でやるには?必要な理由や具体的なやり方について

公開日:2022.9.16 更新日:2024.4.17
雨どいの掃除を自分でやるには?必要な理由や具体的なやり方について

自宅の雨どいは、実は定期的なお手入れが必要な個所です。
風で飛んできたゴミや落ち葉などがたまりやすい場所であり、それを放置しているとつまりを起こして、雨どいが壊れたり外壁が傷んだりする原因になりかねません。

今回はそんな雨どいの掃除を自分でやる方法をご紹介します。ぜひ参考にしてお掃除してみてください。

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1.雨どいの掃除が必要な理由とは?

主な理由

ゴミがたまった雨どいの写真

雨どいの主な役割は、屋根から落ちる雨水を集め、地上や下水へと放出することです。
雨どいがきちんと機能しているおかげで、「雨水が地面にたまってあふれる」、「雨により外壁が濡れる」といったことを防ぐことができます。

雨どいを構成するパーツは大きく分けて2つあります。
一つは軒樋(のきどい)という、屋根からの雨水を集めるためのものです。
もう一つのパーツが縦樋(たてどい)です。これは軒樋で集められた雨水を地上へと放出するためにあります。

そんな雨どいの掃除をしておかないと、風によって飛んできた落ち葉や砂ぼこりなどが溜まっていき、つまりを起こしてしまいます。この他、カラスなどの鳥が異物を運んできたものが詰まったり、野球ボールなどの飛来物が飛んできて雨どいに落下したりすることもあります。

雨どいがつまりを起こすときちんと機能しなくなり、雨漏りの原因となります。
また、オーバーフローによって水漏れが発生して、騒音をもたらします。

そうしたことを防ぐために、雨どいは自分でもしくは業者に依頼して掃除を行う必要があります。
あまり目立たない箇所であることから忘れがちになってしまいますが、住宅周りのトラブルを引き起こさないためにもしっかり掃除しましょう。

2.雨どいを自分で掃除する方法

具体的なやり方

柵に立てかけられた脚立の写真

そんな雨どいの掃除は自分で行うこともできます。ただし、高所での作業となりますので、なるべく二人以上で掃除をすることをおすすめします。

雨どい掃除の手順は次の通りです。

1.必要な道具を準備する
雨どい掃除を自分でやるにあったって一番大切なのが道具の準備です。
以下の道具はすべてホームセンターや100円ショップなどで手軽に入手することができます。

・ヘルメット
・はしご
・トング
・ほうき
・パイプ掃除用のワイヤーブラシ
・ホース

2.軒樋や集水器に溜まっているゴミを取り除く
高所での作業となりますので、安全のためヘルメットを着用した上で作業にあたります。
もう一人にはしごを支えてもらい、トングやほうきを使用して軒樋に溜まっているゴミなどの異物を取り除きます。

集水器は軒樋と縦樋が交わる箇所で汚れが溜まりやすいので、こちらもきちんと掃除しておきましょう。

3.ホースで水が流れるか確かめる
雨どいに溜まっているゴミを取り除いたら、下の人にホースを渡してもらって、雨樋にセットしたら蛇口をひねってもらいます。
水が流れた時に縦樋から排水溝へ水が落ちているようであれば掃除は終了です。

もしきちんと水が流れないようであれば、雨どいに異変がないかをチェックします。
雨どいを掃除しても水が流れない時は、縦樋にゴミがまだ残っている可能性があります。水を流しながら下の人に縦樋を叩いてもらうことで、つまったゴミを洗い流すことができます。

3.雨どいの掃除を自分でやる際の注意点

注意するポイント

注意点のイメージ写真

ただ自分で雨どいを掃除する場合にはいくつか注意すべきことがあります。
主な注意点は次の通り。

・転落事故に注意する
雨どい掃除では、はしごに登って作業を行うため、転落に注意する必要があります。
はしごは丈夫にできているとは言え、雨が降っている日などは作業環境で安定していないため、足を滑らせてしまうこともあります。

なおはしごを設置する場所については、できるだけ地面が平坦になっているところを選びましょう。

・作業は2名以上で行う
前述でも触れた通り、設置したはしごの上で掃除するため、原則二名以上いるのが望ましいです。
下に支えてくれる人がいないと、思わぬ事故を引き起こす可能性があります。

・頑固なつまりにはワイヤーブラシを使う
雨どい汚れによっては、頑固でなかなか落とすことが難しい場合もあります。

そんな頑固な詰まりを解消してくれるアイテムがワイヤーブラシです。
縦樋にワイヤーブラシを通して、ゴミを排出します。

・無理をしない
雨どい掃除ではどうしても作業がしにくいこともあります。
ただ、下手に無理をして自力でやろうとすると怪我につながります。
もし自分で雨どいの掃除をするのが難しいと思われたら、無理をせず業者に連絡しましょう。

4.雨どいの掃除は専門業者にお任せ

業者をおすすめする理由

雨どいの掃除を行う事業者の写真

高所での作業に自信がなかったり、二人以上での作業が難しかったりする場合は、雨どい業者に掃除を依頼することをおすすめします。

雨どいの掃除を受け付けてくれる業者は数多くあるのでどこに依頼していいかわからない方も多いと思います。
専門業者選ぶ際に見ておきたいポイントは以下の通りです。

・施工事例や口コミを調べておく
業者のホームページには過去の施工事例が掲載されていますので、参考として目を通しておくといいでしょう。
また、口コミサイトでは実際に依頼された方の評価を閲覧できます。

・業者の対応可能日を見ておく
業者によって定休日は様々です。中には24時間365日依頼の受け付けを行っているところもあるので、ご自身の予定に合わせて対応してくれる業者を選びましょう。

台風が近づいている、すでに雨どいがつまりを起こしていて機能していない等、緊急の場合は即日対応可能な業者を探してください。
自宅近くにある業者なら最短30分~1時間で自宅まで来てくれます。

・損害保険に加入しているかどうか
多くの専門業者では万が一作業の途中で自宅回りのものが破損した時のために損害保険に加入しています。
もしものことを考えて、損害保険加入業者を選んでおくことが無難です。加入しているかどうか気になる方は連絡して確認しておくといいでしょう。

・アフターサービスの有無や内容を見ておく
業者によっては、施工不良があった場合の無償対応など、さまざまなアフターサービスが用意されています。
実施しているサービスの内容や保証期間は業者によって異なります。

5.雨どい掃除の費用はいくらかかる?

具体的な費用相場

掃除された雨どいの写真

このように、自分ではなく業者に雨どい掃除をしてもらう時に気になるのが費用です。

雨どいの掃除にかかる費用の相場は1回あたり15,000~30,000円ほどです。
屋根の傾斜がきつい場合など、作業環境によっては追加料金により費用が高まります。
また、これ以外にも作業を行う業者の出張費用が別途加算される場合があります。

こうした作業費用を少しでも安く抑えるためには、複数の業者から見積もりをとっておくことが肝心です。
同じ作業内容であっても、依頼する業者によっては数万円もの差が出る場合もあります。
見積もりには作業内容とその費用の詳細が掲載されていますので、よく確認しておきましょう。なお、
もし作業前に提示された金額に納得できない時はお断りすることができますのでご安心ください。

自宅から近いところにある業者の中で最もお得なところを見つけるためにも、少なくとも3社以上の見積もりを比較することをおすすめします。

そのほか、割引キャンペーンを活用するのも一つの手です。
インターネットで申し込みされた方限定の割引価格や期間限定の割引キャンペーンなど、業者によってはお得なキャンペーンが用意されています。これらを利用することで、通常よりも安く作業を依頼できます。
なお割引キャンペーンには期間がありますので、事前に確認しておきましょう。

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