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部屋にカメムシが!効果的な追い出し方や注意点などをご紹介します

公開日:2022.3.4 更新日:2024.4.4
部屋にカメムシが!効果的な追い出し方や注意点などをご紹介します

この害虫は見つけても刺激してはいけない非常に厄介な虫です。
家の中でカメムシをみつけると、臭いが付く可能性があるから、触りたくないけど早めに追い出したいですね。
特に秋から冬にかけて外に洗濯物を干してると、必ずと言っていいくらいカメムシが付いています。さらにカメムシは大切に育てた農作物の果汁などを吸い、駄目にしてしまうことも。

そこで今回は、カメムシの追い出し方やその際の注意点などをを分かりやすく紹介します。カメムシの被害にお悩みの際は、ぜひ参考にしてみてください。

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1. カメムシは種類によって追い出し方法が違う?

カメムシを追い出す方法や対策は種類ではなく、場所によって違います

悪臭を放っているカメムシの絵

この害虫は場所によっていろいろな種類がいますので、追い出し方法を個別に紹介します。

人が多く集まっている都市部で問題になっているのが、マルカメムシです。このカメムシは鉄道の敷地内や河川敷などに群生している、クズなどのマメ科の植物に寄生しており、10月から11月にかけて大発生します。ガーデニングをされている方はマルカメムシを見たことがある方は多いと思います。追い出し方法としては、殺虫スプレーか忌避剤の設置になります。

次に紹介するカメムシは、クサギカメムシです。このカメムシはおそらくほとんどの方が知っている種類で、山間部で多く生息しており、秋から冬にかけてベランダなどに大量発生します。帰宅時や洗濯物などに取り付いて、部屋の中に侵入すると物凄い悪臭を放ちますので、ガムテープやティッシュペーパーを使用して刺激しないように追い出しましょう。

この害虫の中でも追い出さなくてもいい種類も存在します。ハナカメムシと言う種類なのですが、この虫は農作物に悪影響を及ぼしかねない別の害虫を食べてくれるものです。ただし、いくらいいカメムシでも、部屋の中で潰れると悪臭を放ちますので、刺激しないようにそっと外へ追い出しましょう。カメムシの臭いはカマキリなどの昆虫も退治するほどの威力がありますので、追い出す際は慎重にお願いします。

2. 害虫であるカメムシを追い出す際の危険性とは?

カメムシを追い出す際の危険性や注意点を分かりやすく紹介します

洗濯ものに付着したカメムシを見て驚いている女性の絵

この害虫は、追い出す時に刺す危険性がありますので十分注意して下さい。一般的に知られているクサギカメムシは人を刺すことは無いのですが、サシガメと言う種類だけは刺激すると刺すことがあり、その痛みはハチに刺された以上とも言われています。

また場合によっては、刺された際にシャーガス病という疫病に感染することもあります。もしサシガメを見つけた際には、決して素手で触らず虫取り網や殺虫スプレーで追い出しましょう。

一般的なカメムシを追い出す際に気を付けて頂きたいのが、臭いです。カメムシは刺激を感知すると自己防衛のために悪臭を放ちます。洗濯した衣服に取り付いたカメムシに、気付かず着用してしまうととんでもないことに。カメムシの臭いは洗濯してもなかなか落ちませんので、最悪の場合その服を捨てざる負えません。また体についた臭いも一度お風呂に入っただけでは抜けませんので、追い出す際は十分気を付けて下さい。

カメムシの集団を追い出す際には臭いの連鎖にお気を付け下さい。この虫は一匹でも相当な臭いを放つのですが、集団になるとさらに厄介です。追い出している最中に一匹でも臭いを出し始めると、たちまち全てのカメムシが悪臭を出し始めます。そうなってしまっては収拾がつきませんので、カメムシの集団を発見した時は追い出すのではなく、一斉に駆除するつもりで作業して下さい。

3. カメムシを追い出す方法 その①

カメムシを追い出す方法その① 家の外壁に殺虫剤を塗ろう

殺虫剤を噴射している絵

この害虫を追い出すために出来る対処法で紹介するのは、壁塗りタイプの殺虫剤の使用です。ハチは黒いものに寄ってくると言いますね。それと同様にカメムシは白いものに寄ってくる習性があります。いくら発見したカメムシを一匹づつ追い出していても、壁にたくさん付いていたのではいつまで経っても全て追い出すことは不可能です。

そこで役に立つのが、壁に塗ることが出来る殺虫剤です。ほとんどの商品が1Lで販売されており、それを水で20倍に薄めて噴霧しましょう。費用は少し必要になりますが、カメムシの臭いと比べたらお得です。特に白壁の住宅にお住まいの方はぜひ一度お試しください。

この害虫の対処法として次に紹介するのが、ガムテープの活用です。カメムシが洗濯物により付くことはご存知だと思いますが、卵の存在に気付かれる方は少ないです。バスタオルなどに黒や茶色の粒が付着していたら、卵の可能性がありますので、ガムテープで採っておきましょう。

この害虫を追い出すための対処法として最後に紹介するのは、凍結スプレーの使用です。カメムシは少しの刺激でも悪臭を放つことがありますので、通常の殺虫スプレーでしたら失敗する危険性があります。その点凍結スプレーでしたら、マイナス85度で一気に冷やし固めますので、臭いがなくカメムシを追い出すことが出来ます。

4. カメムシを追い出す方法 その②

カメムシを追い出す方法その② 部屋の中に大量発生には燻煙剤

燻煙剤を焚いている絵

この害虫を追い出すための対処法の一つに燻煙剤があります。カメムシは事前の対策をしていないと大繁殖することがあります。特に天井裏や屋根裏部屋がある戸建て住宅にお住まいの方は要注意です。

部屋の中がなんだか臭い、窓を閉めているのに部屋にカメムシがいるという方は天井裏をチェックして下さい。そこで大量のカメムシを発見した場合、スプレーなどでは対処のしようがありませんので、燻煙剤を使用しましょう。それも一度ではなく、一定の期間をあけて定期的に使用して下さい。使用の度毎に駆除したカメムシの死骸などはきれいに掃除しておくとより効果的です。市販の燻煙剤の多くは、人体やペットに影響しないとなっていますが、念のためその部屋にはアレルギー体質の方や小さなお子様、ペットなどが入らないようにしておきましょう。

洗濯物につくカメムシが気になるようでしたら、ベランダに吊るすタイプの忌避剤をぶら下げておきましょう。この害虫を家の敷地から完全に追い出すことは出来ませんので、事前の予防と発見時の適切な対処が大切です。

最近ではペットボトルで自作する捕獲機も人気ですが、効果はと言うと出現しているカメムシの種類との相性もありますので、使ってみないと分からないのが現状です。カメムシの臭いは私たちの生活にとって大変ストレスですので、効果的な方法で早めに追い出しましょう。

5. カメムシを追い出す際のアドバイス

カメムシを追い出すためのいくつかのアドバイスとここまでのまとめ

多くの種類の害虫と害虫駆除事業者の絵

この害虫を追い出すための情報をお伝えしてきましたが、最後にアドバイスを兼ねて重要ポイントを紹介します。

まずカメムシを発見しても、決して潰したり素手で追い出したりしないで下さい。でないと一定時間とれない悪臭が衣類や体に付着してしまいます。

カメムシは白いものを好みますので、どうしても嫌いという方は洗濯物を部屋干しにしましょう。カメムシは大量発生すると追い出すことが困難になりますので、早めの対処を心がけて下さい。

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