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すのこの捨て方6選!処分費用相場と解体するときの注意点

公開日:2025.5.19
すのこの捨て方6選!処分費用相場と解体するときの注意点

すのこは通気性を高めたり湿気を防いだりするために幅広く使われる便利なアイテムです。しかし、長く使ううちに傷んだり不要になったりすることがあります。

本記事では、すのこの処分方法を6つ取り上げ、費用相場や解体するときの注意点についても併せて解説します。
解体して燃えるゴミにする場合や不用品回収業者へ依頼する場合など、さまざまな手段がありますのでぜひ最後までご覧ください。

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1.すのこの処分が必要になるタイミング

すのこの寿命は材質によって変わる

白色のすのこの写真

割れや反り、カビが発生した時点で、すのこは衛生面・安全面から処分が必要です。木製は設置環境次第で寿命が変わるので、様子を見て交換するのがおすすめです。
プラスチック製でも日焼けや変形が現れたら寿命と考えましょう。

さらに、布団裏や床に湿り気やカビ跡が残る、異臭が取れない、ギシギシと異音がする、脚がぐらつくといった症状も交換の合図です。放置するとダニの温床や床材の損傷、子どもやペットのけがにつながるほか、呼吸器トラブルなど健康被害の恐れもあります。

梅雨明けや寝具の衣替え時などのタイミングで必ず点検し、劣化を見つけたら速やかに処分してください。

すのこの材質と使用用途


木製すのこは、木材本来の優れた通気性と調湿機能を活かし、寝室や下駄箱など多様な空間で活用されています。特に、カビやダニの発生を防ぐ効果が大きな魅力です。

一方、プラスチック製すのこは、ベランダや浴室といった高湿度環境で特に重宝されます。優れた排水性と汚れにくさから、日常的なお手入れの手間が少なくて済みます。
どちらの素材も通気性向上という基本的役割は共通していますが、設置場所や管理のしやすさを考慮して、最適な材質を選択することをおすすめします。



寿命の目安と捨て時


木製の場合、使用頻度と保管環境にもよりますが一般的には3~5年程度で表面のひび割れや変色が見られはじめます。プラスチック製はもう少し長持ちしやすいものの、劣化や反りがあれば交換を検討しましょう。

とくにカビが発生したり、腐食が進んでいる場合は早めの処分がおすすめです。カビが広がるとさらに費用や手間がかかる可能性があり、健康被害のリスクも考えられます。
定期点検の際に、異臭や変色などの見落としがちなサインにも注意を払い、必要に応じて買い替えのタイミングを見極めましょう。

2.すのこの処分方法6選

すのこの処分方法の選択肢を紹介

壊れたスノコベッドの写真

すのこの処分方法は大きさや状態、欠けられる時間によって変わってきます。時間と手間をかけて小さくするほどに安くなり、反対にすぐに簡単に捨てたいときには費用は高くなっていきます。

①燃えるゴミとして処分する


すのこが小型であるか、解体して自治体の規定寸法以下に収まる場合は、可燃ごみとして出せる地域もあります。木製すのこは主成分が木材のため、ルールを守れば比較的手軽に処分できますが、プラスチック製は可燃ごみではなくプラスチック資源となる自治体も少なくありません。

必ず自治体サイトや分別ガイドで確認し、誤った分別で回収されない事態を避けましょう。



②粗大ゴミとして処分する


大型すのこや分解が難しい場合は、そのまま粗大ゴミとして出す方法が一般的です。自治体に連絡をし、収集日や収集シールの購入などの手続きを行う必要があります。
粗大ゴミの回収には200~500円の処分料がかかり、自治体やすのこのサイズによって幅があります。事前に問い合わせて費用を把握しておくことが大切です。



③中古品として売却・譲渡する


比較的新しく、状態が良いすのこは、リサイクルショップやリユース専門店に買い取ってもらうこともできます。特に、天然木を使用したすのこや通気性に優れたすのこは査定がつきやすい傾向にあります。

友人や知人に譲るのも一案で、必要としている人に直接渡せば処分コストはかかりません。喜んで引き取ってくれることもあるでしょう。
ただし、傷や汚れがひどい場合は値段がつかなかったり、譲り先を見つけにくかったりするので、事前にじっくり状態を確認しておきましょう。



④フリマアプリやネットオークションで売る


DIY素材やガーデニング用の資材としてすのこが注目される場合もあるため、フリマアプリやネットオークションで思わぬ需要を獲得できることがあります。
商品写真は明るく撮影し、傷や汚れなどの状態を正直に記載することがスムーズな取引につながります。未使用品に近いものは値段もつきやすいでしょう。
ただし、梱包や発送の手間がかかる点には留意が必要です。大きければ大きいほど配送料が高くなるため、相手とのコミュニケーションを丁寧に行いましょう。



⑤不用品回収業者に依頼する


すのこ以外にも不要な家具や家電があるなら、不用品回収業者に一括で依頼すると効率的です。自宅まで来てくれるため運搬の手間がかからず、スケジュールの都合に合わせて即日回収してくれる業者もあります。
ただし、自治体の粗大ごみ回収より料金が高くなるのが一般的です。必ず複数社から見積もりを取り、費用とサービス内容を比較してから決めましょう。
大量に処分する場合や回収日時を指定しない場合は割引やパック料金が適用されることもあるので、相談時に確認しておくと安心です。



⑥解体して可燃ゴミに出す


自分で解体作業をすることに抵抗がなければ、すのこを細かく分解し、木材部分を可燃ゴミとして出す方法が無駄な費用をかけずに済む点で魅力です。
木製すのこは釘やビスで固定されていることが多いので、ドライバーやバールなど適切な工具を使ってケガのないように慎重に取り外し作業を行いましょう。
プラスチック製もサイズの指定があれば規定の長さに切断し、不燃ゴミや資源ゴミとして出すなど自治体の分別ルールにあわせて解体する必要があります。

3.すのこを解体する際の手順と注意点

安全な解体のポイント

解体作業は釘やビスの位置を把握し、抜く順序を決めることから始めましょう。
作業台や床には段ボールや毛布などのクッション材を敷き、傷や騒音を防止します。
金槌・バールは少しずつ力を加えてテコの原理で外すと木割れのリスクを抑えられます。
突っ張り棒式など特殊パーツ付きのすのこは、取扱説明書に目を通してから分解すると安全です。
さらに、木くずや粉塵が舞いやすいため防塵マスク・ゴーグル・作業用手袋の着用も忘れずに。

釘や金具の分別方法


分解時に出てきた釘やビス、金具などは混在ゴミとして出すのではなく、尖った部分をテープで保護して別の袋にまとめるのがおすすめです。
多くの自治体では釘や金具は不燃ゴミ扱いになりますが、地域によっては資源ゴミとして取り扱われる場合もあります。市町村のルールに従って捨てましょう。
投棄後にゴミ収集作業員がケガをしないように配慮することは大切です。破棄前のひと手間で事故を防ぐことができます。

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粗大ごみを解体して出すにはルールがある!処分方法や注意点などを解説

4.すのこ処分にかかる費用相場

処分方法別に紹介

ベッドからすのこを外す女性の写真

自治体ルールでの粗大ゴミ料金



自治体の粗大ごみ収集では、すのこ1枚につき200~900円前後の処理券を購入・貼付するのが一般的です。たとえば新宿
区は400円、葛飾区は300円、江戸川区は最大辺1m以上で900円といった設定になっています。

申込みは自治体の粗大ごみ受付センターへWebフォームまたは電話で行い、収集日は予約制です。特に都市部では希望日が埋まりやすく、1~3週間待ちになることもあるため、引っ越しシーズンなどは早めの手配が不可欠です。

予約後は、購入した処理券を品目ごとに貼り、指定日の朝に玄関先や集合場所へ出すだけで手続き完了。ただし、サイズ区分が料金に直結するため、事前にすのこの長辺を測り、処理券の貼り忘れやサイズ超過による収集不可を防ぎましょう。



不用品回収業者に依頼する場合の費用目安


不用品回収業者の料金は 「基本出張費+品目別料金」か「トラック積み放題パック」 が主流です。「トラック積み放題パック」の料金目安は下記の通りです。
・軽トラック積み放題:8,000~25,000円前後が相場、1K程度の荷物量に対応
・2tトラックパック:25,000~40,000円程度、1LDK~2LDK相当の量を一度に処分可能
出張費は別途3,000~5,000円程度かかる業者が多く、階段作業や深夜・即日対応には追加料金が発生する場合があります。
費用を抑えるには、同じ条件で3社以上から見積もりを取得し、価格だけでなく回収日数・スタッフ数・追加料金体系を比較することが不可欠です。また、搬出・運搬を丸ごと任せられるため、時間と労力を大幅に節約できるのが業者利用の最大のメリットですが、自治体粗大ごみより割高になる点を理解したうえで依頼しましょう。



処分方法別メリット・デメリット




方法

主なメリット

主な注意点



可燃ごみ(解体)

30cm未満に切断すれば可燃ごみとして無料※で出せる自治体が多い

切断作業に手間と危険を伴う/釘・金具やプラ部品は別途分別が必要



粗大ごみ

解体不要・玄関先に出すだけ

処理券200〜900円/枚+WEBまたは電話予約が必須。都市部では収集まで1〜3週間待つケースもある



リユース(リサイクル店・フリマ)

状態が良ければ買取益が出る/廃棄物を減らせる

出品・梱包・発送の手間、買い手との連絡が必要



不用品回収業者

搬出・運搬を丸ごと代行、即日対応可

軽トラ積み放題8,000〜25,000円など自治体より割高。追加料金の有無を要確認



※可燃ごみに出す場合でも、ごみ袋代は自己負担です。
自分で手間を掛けられるか、早さを優先したいか、コストを抑えたいか。これらの優先度によって最適な方法は変わります。安全に作業できる工具や時間が確保できるなら解体処分、スケジュールに余裕がないなら業者依頼、まだ使える状態ならリユースといったように、目的に合わせて選択しましょう。

5.すのこ廃棄に関するよくある質問(FAQ)

よくある3つの疑問を解決!

洋室のマットレスとスノコベッドの写真

Q1:複数のすのこをまとめて処分したい場合は?


複数枚ある場合はまとめて粗大ゴミに出すか、不用品回収業者を利用すると手間と費用がある程度抑えられることがあります。
不用品回収業者に頼む場合も、パック料金を利用してほかの大きな家具と一緒に回収してもらうと、単品で処分するより総合的にお得になることがあります。
ゴミ袋に入るサイズまで解体できるなら、複数用意しても無料または安価に処分可能ですが、作業時間と安全面にも配慮してください。



Q2:プラスチック製すのこはどう捨てる?


プラスチック製すのこは基本的に不燃ゴミや資源ゴミとして処分するケースが多いですが、自治体によっては可燃ゴミ扱いになる場合もあります。必ずお住まいの地域の分別ルールを確認してください。
また、同じ素材でも重量や大きさで回収方法が変わることがあるため、大型の場合は粗大ゴミとして扱われる可能性があります。



Q3:リサイクルできる場合はある?


木製すのこの場合、リサイクルショップの工作資材コーナーやDIY専門店で需要があるかもしれません。シンプルな形状ならリメイク素材として人気があります。
プラスチック製も素材の特性を活かした再利用方法が存在し、ただ廃棄するよりもリサイクルシステムを利用したほうが環境への負荷が軽減されます。
自治体によっては資源ゴミ回収で再資源化しているケースもあるので、事前に回収ルールを調べてみましょう。

6.まとめ

すのこの捨て方はコストと手間で選びましょう

すのこを持つ女性の写真

すのこは湿気対策に役立つ反面、汚れ・変色・カビが進めば買い替えが必要になります。処分ルートは多岐にわたり、それぞれ費用と手間が異なります。



目的

向いている方法

おおよそのコスト

主な注意点



最も安く済ませたい場合

自治体ごみ(可燃/粗大)

可燃=無料
粗大=処理券200~900円/枚(例:新宿区400円)

収集日まで1~3週間待ちが発生することも



即日・一括で片づけたい場合

不用品回収業者

軽トラック積み放題8,000~25,000円ほど
2t車25,000~40,000円ほど+出張費

追加料金や階段搬出の有無を事前確認する




まだ使える場合

リサイクルショップ・フリマ

売却益が発生する可能性も
相場は状態と需要次第

写真撮影・梱包・配送料の手間がかかる



コスト重視なら自治体回収、時短重視なら回収業者、エコ重視ならリユース といった具合に、予算・時間・手間を天秤にかけて最適解を選びましょう。まだ使用可能なすのこは譲渡やネット出品で再活用すれば、処分費を抑えつつ環境負荷も軽減できます。

監修

ゴミ屋敷片付け・汚部屋清掃 ゴミ屋敷バスター七福神

創業14年、ゴミ屋敷片付け・汚部屋清掃の専門業者。年間実績20,000件以上を誇る。長年の経験で培われた独自のノウハウと、専門教育を受けた熟練スタッフによる丁寧かつ迅速な作業が強み。

手が付けられないほどのゴミ屋敷も、豊富なスタッフ数と車両数を駆使し、最短1日でのスピード解決を実現。プライバシーに配慮した秘密厳守の対応で、ご近所に知られる心配もない。

単にゴミを片付けるだけでなく、不用品の買取・処分、プロによる徹底的なハウスクリーニング、遺品整理まで、幅広いサービスをワンストップで提供。お客様一人ひとりに最適なプランを提案し、快適な生活空間を取り戻すまで、心を込めてサポートする。
<資格・著書・受賞歴など>

遺品整理士
生前整理士
事故現場特殊清掃士
空き家管理士
相続診断士
酒類販売業免許
家電リサイクル券 システム 取扱店
古物商許可:第542791100800 号
宅地建物 取引業許可:愛知県知事(1) 第24958 号
解体工事業番号:愛知県知事(登-30) 第937号
一般廃棄物収集運搬業許可
産業廃棄物収集運搬許可
(愛知県 東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県 栃木県 静岡県 岐阜県)

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