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悩ましい結露を防止!効果的な窓ガラスの結露対策をご紹介

公開日:2022.2.3 更新日:2024.4.4
悩ましい結露を防止!効果的な窓ガラスの結露対策をご紹介

梅雨や冬季になると、気になり始める窓ガラスの結露。自然現象だから、仕方がないと思っても、やはり気になってしまう方も多いかもしれません。そんな悩ましい存在である結露ですが、そのままにしておくと、様々なトラブルを引き起こすことを知っていますか?ここでは、窓ガラスの結露対策を紹介します。

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1. 窓ガラスに結露が発生する原因

窓ガラスの結露は、室内外の気温差が大きい時に発生する

結露が付着した窓ガラスの写真

窓ガラスの結露対策をするには、そもそもなぜ結露が発生するかを知っておくことがポイントです。結露は、室内外の気温差が大きい場合に、水蒸気(気体)が冷やされ、凝縮することによって水(液体)になったもの。 床や壁と違って、外の空気に触れている窓ガラスは、冷たい外気と家の中の暖かい空気の両方に触れているため、結露が発生するのです。

一般的に暖かい空気は、水蒸気の状態のまま多くの量を含むことができるので、結露を起こしにくいですが、それでも限界を超えると、結露が発生します。一方で、温度が低いと結露ができやすくなりますが、水蒸気の量自体が少なければ結露は発生しません。

このように結露は温度と水蒸気の量のバランスで発生するのです。

2. 結露によって発生するトラブル

窓ガラスの結露を放置すると、思わぬ被害も

結露が付着した窓ガラスの写真

「窓ガラスの結露なんて、ただの水だよね」と軽く考えてしまってはいませんか。窓ガラスの結露はそのままにしておくと、見た目が良くないだけでなく、私たちの身体にも影響を及ぼす可能性だってあるのです。

窓ガラスの結露による被害には次のようなものがあります。

・カビ、ダニの発生
窓ガラスの結露を放置すると、家の中に湿気が溜まります。カビやダニは湿気が多い空間に発生するもの。衣類や家具など家中のものにカビやダニがついてしまうことや、それらを人間が吸い込むことでアレルギーなどの健康被害を起こすこともあります。

・腐食
窓ガラスの結露は、住宅資材や床材を湿らせ、腐らせる住宅被害の原因にもなります。また、窓ガラスの近くに電源コンセントやケーブルがあると、漏電や火災につながることだってあるのです。

3. 今すぐできる結露の対策

窓ガラスの結露には、普段からの対策が大切

窓ガラスに付着した結露を拭いている写真

ここまで、窓ガラスの結露の怖さについて説明してきました。ここからは、今すぐできる窓ガラスの結露対策について紹介します。どの方法も費用をあまりかけずにできるので、ぜひ参考にしてみてください。

・こまめに換気をする
そもそも家の中の湿度が低ければ、窓ガラスの結露は発生しません。梅雨の時期などは、こまめに窓を開けたり、常に換気扇を回したりするなどして、湿気を溜めないようにしましょう。

・観葉植物や水槽、洗濯物を窓ガラスから遠ざける
光合成で常に水蒸気を出している観葉植物や、水を張った水槽は湿度を高くする可能性があります。結露を発生させないためにも、これらのものは窓ガラスから離れた場所に置くようにしましょう。そして、洗濯物をカーテンレールにかけて乾かすことも厳禁です。

・できてしまった結露を取り除く
どんな対策をしても、結露の発生を完全に防ぐことは難しいもの。できてしまった結露は放置せずに、こまめに取り除くことが大切です。新聞紙やワイパーを使えば、結露を取り除くことができますよ。窓ガラス自体も綺麗にできるので、一石二鳥と言えるでしょう。

・市販の結露防止グッズを使う
ホームセンターやオンラインショップなどで購入できる結露防止グッズ。シートやスプレーなど様々な種類のものがあります。例えば結露防止シートなら、窓ガラスのサイズにシートを切り、そのまま貼り付けるだけなど、手軽に対策することができるのが魅力です。

・窓ガラスに緩衝材を貼る
荷物の梱包に使われていることも多い、半透明の緩衝材。プチプチと言えば分かる方も多いかもしれません。この緩衝材を貼ることによって、窓ガラスが冷たくならないようにすることができるのです。同時に、緩衝材は湿気を吸ってくれる効果も期待できます。

4. しっかり対策するなら窓ガラスの交換がおすすめ

窓ガラスの結露を徹底的になくしたいなら、窓ガラスの交換を

窓ガラスを交換している事業者の男性の写真

窓ガラスの結露をなくすために、いくら自分で日々できることを頑張って対策してみても、なかなか効果を感じられない方、そんな時間の余裕はないという方もいるでしょう。そんな時は、窓ガラス自体を交換することをおすすめします。

あなたの家の窓ガラスはどのようなものを使っていますか?例えば古い住宅などに使われることが多い一枚窓はそもそも冷えやすく、結露ができやすいと考えられています。これを冷えにくいタイプの窓ガラスに変えるだけで、その違いを実感している方もたくさんいらっしゃいます。

窓ガラスの交換は、自分で行う結露対策よりも費用はかかりますが、普段のお手入れの手間がなくなり、その効果も期待できるとなれば、長期的にみてたくさんの嬉しいポイントがあります。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

5. 窓のリフォームの種類

結露対策を考えた窓のリフォームには、様々な方法がある

結露が付着した窓ガラスを手で拭っている写真

一口に窓ガラスの交換と言っても、様々な方法があります。ここでは、代表的な窓のリフォームの方法を紹介します。予算や現在お使いの窓の状況を鑑みて選んでみてください。

・サッシごとリフォームする
窓ガラスだけでなく、サッシにも結露が発生している場合に検討したい方法。ちなみにサッシとは、窓枠として用いられている建材のことです。

・窓ガラスだけを交換する
現在あるサッシはそのままで、窓ガラスだけを入れ替える方法。ただし、サッシにも結露がついている場合には、結露対策として不十分な可能性があります。

・内窓を取り付ける
現在ある窓の内側に木枠の窓をもう一つ取り付けて、二重窓にする方法。ただし、窓枠部分に奥行きがないと、内窓を取り付けるスペースが確保できないので要注意です。

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