大掃除はいつから始める?効率的な計画の立て方とコツを徹底解説
公開日:2024.12.23
年末の大掃除を、いつから始めればいいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。計画を立てずに始めてしまうと、途中で挫折したり、年末ギリギリまで掃除に追われたりしてしまいます。
この記事では、大掃除を成功させるためにいつから始めれば良いのかや、計画の立て方を解説します。余裕を持って計画を立て、新年を爽やかに迎えましょう。
年末の大掃除を、いつから始めればいいか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。計画を立てずに始めてしまうと、途中で挫折したり、年末ギリギリまで掃除に追われたりしてしまいます。
この記事では、大掃除を成功させるためにいつから始めれば良いのかや、計画の立て方を解説します。余裕を持って計画を立て、新年を爽やかに迎えましょう。
旧暦の12月13日は煤払いの日とされていて、昔から大掃除を始めるのに良い日といわれています。旧暦は現代よりも1ヶ月ほど遅れているので、実際には現代でいう11月中旬頃から大掃除を始めていたようです。
これにならって、現代でも新暦の12月13日から掃除を始めると、新年に向けて良い運気を呼び込めるといわれています。
一方、次の3日間は大掃除をやってはいけない日といわれています。大掃除を避ける理由と一緒に紹介します。
・12月29日:「9」は「苦」を連想させる
・12月31日:「一夜飾り」と呼ばれ、慌てて新年の用意をした印象になる
・1月1日:福を掃除してしまう
このような理由で、この3日間に大掃除をすると縁起が良くないとされているのです。
つまり、大掃除は12月13日から始め、28日までに終えるのが理想的とされてます。
しかし、仕事の忙しさや生活スタイルに合わせて、11月中から少しずつ始める人や、お正月休みで時間に余裕のある年明けに大掃除する人も増えています。
限られた時間の中で大掃除を効率的に行うには、掃除を始める前にスケジュールをたてることが大切です。最初に、掃除する場所と掃除にかかる時間を書き出してみましょう。
思いつきで掃除を進めると家中の掃除を済ませられないかもしれないので、掃除する場所の優先順位を決めて取り組んでみてください。特に、次のような場所から優先的に掃除するのがおすすめです。
・水回りなど汚れやすい場所
・普段手を付けにくい場所
キッチンやお風呂などの水回りを中心に掃除するなど、清潔にしておきたい場所の掃除を念入りに行うと、掃除後の満足度が高まります。
また、壁や天井など高所で面積が広い場所、油汚れの多いキッチンなどは、体力のある午前中のうちに行うのがポイントです。
1日で大掃除を終わらせたいときは、掃除する場所だけでなく、時間まで大まかに決めておくと良いでしょう。例えば次のようにスケジュールをたててみてください。
・9〜11時:壁、天井、床
・11〜12時:キッチン
・13〜15時:お風呂、洗面など水回り
・16〜18時:家具、玄関
大まかに時間帯を決めておけば、「一箇所の掃除に集中していたら、気づけば夕方になっていた」といったように、頑張っていたのに大掃除が進んでいない事態を避けられます。
複数日にわたって大掃除できる場合は、作業を少しずつ区切って進めれば、1日あたりの負担を減らせます。例えば、次のように掃除にかかる時間や手間を考慮して割り振ってみましょう。
・1日目:壁、天井、床
・2日目:水回り(キッチン、お風呂、洗面など)
・3日目:家具、玄関
・4日目:予備日
大掃除の予備日まで確保しておくと、掃除しきれなかった場所や、新たに気になる場所も掃除する余裕ができて安心です。
ただでさえ忙しい年末。大掃除はできるだけ効率的に進めたいものです。
最初に必ず確認しておきたいのは、ごみ収集のスケジュールです。
年末は自治体によってごみ収集の最終日が異なります。事前に確認しておかないと年末のごみ収集最終日を過ぎてしまいます。大掃除で大量に出たごみを、新年まで家に保管するのは気持ちの良いものではありません。
そして、大掃除をスムーズに進めるためには、掃除する場所をリストアップして、チェックリストを作っておくのがおすすめです。
チェックリストでは、次の項目をピックアップしてみましょう。
①掃除する場所ごとに、具体的な作業内容を書き出す
②普段の掃除ではできない場所や、交換が必要なものを書き出す
例えばお風呂掃除なら、次のように書き出します。
・給水パイプの掃除
・カウンターや浴槽のエプロンを外して洗う
・鏡をきれいにする
・換気扇の掃除
・窓の桟を掃除
・洗面器を交換
このようにリストアップしておけば、事前に必要な掃除道具を用意しておいたり、見落としがちな箇所の掃除を行えたりと、スムーズで漏れのない大掃除ができ、気持ちの良い新年を迎えられるでしょう。
さらに、掃除に取り掛かる前に家の中のものを減らしておけば、よりスムーズに大掃除を進められます。
早めに不用品を仕分ければ、リサイクルショップやフリマサイトを活用して不用品を処分する余裕ができ、お小遣い稼ぎにもなって一石二鳥です。
また、不用品を捨てる場合でも、ごみ収集の最終日までに慌てずに捨てられます。
家の中のものが少なくなれば、ものを避けて掃除する必要がなくなるので、さらにスムーズに大掃除を進められるのです。
汚れを1年分たっぷり溜め込んだ家を、年末にまとめて大掃除するのはとても大変です。大掃除を楽にするコツは、日頃からなるべく汚れを溜めないように少しずつ掃除を続けることです。
たとえば、キッチンで調理をしたら、油汚れや吹きこぼれを毎回キッチンペーパーでさっと拭いておきましょう。汚れが蓄積して、こびりつく前なら比較的簡単に汚れを取り除けます。
また、日頃から冷蔵庫の中身を定期的にチェックしておけば、大掃除で消費期限切れの食べ物を捨てる手間を減らせます。
毎週1回は食材を使い切り、期限切れの食品がないかや使わない調味料がないかなどを確認してみてください。冷蔵庫の中身が少なければ、拭き掃除などもスムーズです。
お風呂もカビが生えやすく、大掃除のときにまとめて掃除するのは大変な掃除箇所です。使用後の水気が、頑固な水垢やカビの原因になるので、入浴後に水切りワイパーなどで壁・天井・鏡の水切りをしておきましょう。
水はけをよくしておけば、水垢やカビが発生しづらくなり、大掃除の負担を減らせます。
そして、家の中にモノを溜めないことを習慣づけると、大掃除の負担が大きく減ります。
たとえば、つい増えやすい紙袋などは、とっておく枚数を決めておくのがおすすめです。ルールを作っておけば物が増えすぎないので、大掃除のときに不用品を仕分けて処分する手間が大幅に省けます。
日々の小さな掃除の積み重ねで、年末の大掃除の負担が減らせます。少しずつでも継続すれば大掃除の負担は軽くなるので、できるところから自身のペースで始めてみてください。
大掃除をスムーズに進めるコツを紹介してきましたが、やはり年末の大掃除は負担になりがちです。
そこで、ハウスクリーニングや家事代行サービスを利用するなど、大掃除をプロに頼むのもおすすめです。
特に共働き世帯や単身世帯、シニア世帯などは、プロの力を借りれば、気持ちの面でも、時間や体力の面でも負担を大幅に減らせます。
プロに大掃除を依頼すれば、自分の時間や労力をかけずに、プロにピカピカに掃除してもらえます。大掃除が素早く綺麗に済ませられるため、心にゆとりが持てるでしょう。
プロの掃除を上手に活用するために、次の3つのポイントをチェックしておきましょう。
①早めに予約する
②依頼する掃除箇所に優先順位をつける
③複数の業者を比べる
家中すべての掃除を依頼すると費用が高額になります。水回りの掃除のみ依頼する、など頼む箇所を決めておきましょう。
そして、依頼するハウスクリーニング会社は複数比較するのが大切です。例えばエアコンの清掃1つをとっても、分解洗浄ができるか、お掃除機能付きのエアコンに対応しているかなど、対応範囲や品質、価格が異なります。
また、見落としがちですが、11月中には大掃除の依頼をしておくことが重要です。年末になるとプロに依頼したい人が増え、年明けしか予約が取れないなどの事態も起こります。