自宅での黄砂の掃除方法とは?上手な掃除法や日頃からの対策について
公開日:2023.5.2 更新日:2024.4.16
近年、春になると花粉とともにやってくるようになった黄砂。
そんな黄砂をきちんと掃除しておかないとお部屋が汚れるだけではなく、人体に影響が出るおそれもあります。
そこで今回は自宅における黄砂の掃除方法や日頃からやっておくべき予防策について解説していきます。
近年、春になると花粉とともにやってくるようになった黄砂。
そんな黄砂をきちんと掃除しておかないとお部屋が汚れるだけではなく、人体に影響が出るおそれもあります。
そこで今回は自宅における黄砂の掃除方法や日頃からやっておくべき予防策について解説していきます。
私たちにさまざまな影響を及ぼす黄砂。春になってくると多くなる黄砂はすぐに掃除をしておかないといけません。
黄砂による主な影響は次の通り。
・自宅回りが汚れる
黄砂による直接的な影響は周囲が汚れてしまうことです。自宅や外に停めてある車など、さまざまなものが汚れてしまいます。
一度車のフロントガラスが砂まみれになってしまうと洗車が面倒です。
・景観が損なわれる
外に黄砂が飛んでいる時は、たとえ晴れていても、空気が黄色くなり、見通しが悪くなります。
・アレルギー症状をもたらす
春ごろに目がゴロゴロすることはありませんか。
黄砂の飛散量が多くなると、目のかゆみやくしゃみ、鼻水といったアレルギー反応が引き起こされるようになります。
また、スギ花粉症の人は黄砂のアレルギー症状も併発するリスクが高いと言われています。
・呼吸器疾患を引き起こす
アレルギー症状だけではなく、気管支炎や肺炎をはじめとした呼吸器系疾患を引き起こすこともあります。
理由としては黄砂にはPM2.5が含まれていて、それが呼吸器に影響を及ぼすからです。特に子どもは黄砂による呼吸器疾患を引き起こしやすいです。
・循環器疾患を引き起こす
その他、黄砂が体内に入り込むことで心筋梗塞などの循環器疾患が引き起こされる場合もあります。
黄砂による被害を軽減させるには自宅回りをきちんと掃除する必要があります。場所別の掃除方法は次の通り。
・車
まず車を掃除するにあたっては黄砂の飛散量が少ない日を選びましょう。飛散量が多い日にやると、せっかく掃除をしたのに、すぐに花粉が車に付着してしまいます。
飛散量については、春になると気象ニュースでも黄砂の飛散予報が取り上げられるので、チェックしておきます。
ただ普段から黄砂を落としておきたいという方は、モップで優しくブラシしておくといいでしょう。
車に付いた黄砂を掃除するなら高圧洗浄での洗車がおすすめ。
高圧洗浄をすることで、頑固な砂汚れをしっかり落とすことができます。仕上げとしてワックスがけしておくと黄砂が付きにくくなります。
・床
自宅の床には窓や玄関から入り込んだり、衣服から黄砂が落ちる場合があります。
こうした黄砂をしっかり掃除するには、ウェットタイプのお掃除シートや濡れ雑巾で拭き掃除をする必要があります。
黄砂などの汚れは夜中に溜まっていくので、掃除をするなら朝がおすすめです。
・窓
外からの黄砂が溜まりやすい場所の窓。
窓掃除の方法としては、窓ガラスおよび網戸を濡れ雑巾で拭いていきます。この時2枚の雑巾を両手で挟んでやると、表と裏をまとめてきれいにできます。
黄砂の掃除方法を覚えることは大切ですが、日頃からの予防方法をきちんと覚えることも重要です。
出来るだけ自宅に黄砂を入れない方法は次の通り。
・外から帰ったらすぐに黄砂を落とす
外には大量の黄砂が漂っています。ですので、外から帰ってきたら必ず衣服の黄砂を落とすようにしましょう。
玄関口の前で衣類用ブラシを服にかけておけば、持ち込む黄砂の量を最小限に抑えられます。
また、髪の毛にも黄砂が付着している恐れがあるので、ブラシで落としてから家に入るようにしましょう。
・洗濯物を外干ししない
黄砂飛散量が多いと洗濯物に付着します。飛散量が多い日はなるべく室内干しにするか、コインランドリーで乾燥させるかにしましょう。
・空気清浄機を使う
空気中にあるさまざまな有害物質を防いでくれるのが空気清浄機です。
通常ですとリビングに設置することが多いですが、効率良く黄砂対策を行うなら玄関に置いておくのが望ましいです。
人の出入りが激しい玄関に置くことで黄砂を入ってこなくさせることができます。
・カーテンを通して風を入れる
窓からも入ってくるため、窓側の黄砂対策も重要です。換気をしつつ、黄砂を入れないようにするためには、カーテンを通して風を入れるようにしましょう。
やり方としては網戸を閉めた上で、窓を10cm開けておき、カーテンを閉めます。こうすることで、換気を行いつつ、室内に入る黄砂を最小限に抑えることができます。
前述したように自宅回りの黄砂の掃除は自分でもできますが、作業の範囲が多くなると面倒になってきます。
そんな時に便利なのがハウスクリーニングの専門業者です。業者をおすすめする理由は次の通り。
・プロの作業員が在籍している
専門業者には清掃に関する知識と経験を兼ね備えたプロフェッショナルが在籍しています。そのため、なかなか落としきれない頑固な汚れでもあっという間にきれいにしてくれます。
・口コミなどで評判を調べられる
業者選びにおいて一番重視しておきたいのが作業実績。業者のホームページにはこれまでの作業実績が掲載されています。
また、最近では口コミサイトなどで依頼者からの声が掲載されていますので、参考として目を通しておきましょう。
・事前準備をしなくてもいい
業者は電話1本ですぐに駆けつけてくれるのでとても便利。こちらが準備すべきことは特にありません。
支払い方法についてはクレジットカードやQRコード決済が利用できるところもあります。
黄砂掃除のために業者にハウスクリーニングを依頼した場合、料金はいくら請求されるのでしょうか。
一般的なハウスクリーニングの料金相場は次の通りです。
・部屋の大きさ別のハウスクリーニング料金
ワンルーム・1K:20,000~30,000円
1DK・1LDK:30,000~40,000円
2DK・2LDK:30,000~70,000円
3DK・3LDK:50,000~85,000円
4DK・4LDK:70,000~100,000円
こちらの金額はあくまで目安ですので、お部屋の状態によってはこれよりも高くつく可能性があります。
また、賃貸物件の場合はハウスクリーニング業者が指定されていて、上記の金額と異なる場合もあります。その際は契約書を読んでおきましょう。
ハウスクリーニングは特定の箇所だけやってもらうよりも、複数箇所掃除してもらった方がお得です。そのため、自宅の掃除がどうしても面倒な時は作業をすべて業者にお任せしてみるのも手です。
また、業者では料金体系をはじめハウスクリーニングに関する質問に答えてもらえます。料金や作業内容についてわからないことがあれば、遠慮せずに相談してみましょう。
なお料金を安く抑える際には見積もりの比較が役に立ちます。
見積もりには作業の詳細や費用の内訳が詳しい記載されています。
少なくとも3社以上から比較すれば、お住まいの地域で最もお得な業者を見つけることができます。