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部屋についた犬のオシッコの臭いを消すには?消し方や掃除方法を解説

公開日:2024.6.17
部屋についた犬のオシッコの臭いを消すには?消し方や掃除方法を解説

最近は犬を部屋の中で飼う人も増えてきました。そこで気になるのが犬のオシッコの臭い。部屋で犬を飼っている限り、その問題を避けることはできません。

この記事では、部屋についた犬のオシッコの臭いを消すにはどうすればいいのか解説します。

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1.犬のオシッコの臭いの原因は?

オシッコに含まれている様々な成分が原因

排泄をする犬の写真

そもそも、犬のオシッコはなぜ臭うのでしょうか。

犬のオシッコにはアンモニア、細菌、尿酸、ホルモンといった様々な成分が含まれており、その成分が臭いの原因になっています。
アンモニアは時間が経つほど濃縮され、次第に強い臭いを放つ刺激性のガスへと変化してしまいます。アンモニアの臭いの強さは一定ではなく、水分不足によってアンモニア臭がきつくなる場合もあります。

また、犬のオシッコには老廃物が含まれており、その老廃物を栄養にして細菌が繁殖するのです。この細菌も犬のオシッコの臭いの原因となります。

オシッコの臭いといえば「アンモニア臭」というイメージがあると思いますが、犬のオシッコが臭うのは、アンモニア以外の成分も関係していると理解しておきましょう。オシッコに含まれている様々な成分が混じり合い、気になるオシッコ臭を生んでいます。

2.フローリングの部屋から犬のオシッコの臭いを消すには

犬が舐めても安全なスプレーを使う

消臭スプレーの絵

それでは、もしもフローリングの部屋に犬のオシッコの臭いが付いてしまったら、どのようにして消せば良いのでしょうか。そのための方法は以下の3つに分けられます。

・市販の洗剤を使用する
フローリングに使用可能な犬のオシッコ用の洗剤を使い、フローリングの部屋の汚れを徹底的に落としましょう。洗剤の中には、洗浄だけでなく除菌や消臭まで可能なタイプもあります。
さらに専用の洗剤は犬のオシッコの成分に効果的であるだけではなく、もしも犬が舐めても問題がないように製造されています。

また、フローリング用の洗剤であっても、材質によっては質感が変わってしまう可能性もあるため、使用する前に目立たないところで試すようにしましょう。

・クエン酸で消臭する
犬のオシッコの臭い消しには、水にクエン酸を溶かしたスプレーを吹きかけ、拭き取るのが効果的だといわれています。
なぜなら、オシッコの臭いの主な原因であるアンモニアはアルカリ性なので、酸性であるクエン酸によって中和されるからです。

ただし、フローリングがワックスでコーティングされている場合は、アルカリ性の洗剤で洗浄してしまうと、ワックスがはがれる可能性があるので注意してください。

・市販の消臭スプレーを使用する
フローリングの床に染み込んだオシッコの臭いが取れない場合は、専用の消臭スプレーを試してみましょう。消臭効果を期待することができますし、ペットの健康を害することがない製品も市販されています。
しかし、香りの強い消臭剤を使うと、尿の臭いと混ざり、より強い悪臭となってしまう恐れもあるので注意が必要です。

3.カーペットの部屋から犬のオシッコの臭いを消すには

しっかりとオシッコの水分を拭き取る

重ねられたタオルの写真

カーペットが敷いてある部屋に犬のオシッコの臭いが付いてしまったら、どのようにして消せば良いのでしょうか。そのための方法を解説します。

準備するのは以下の4つの道具です。
・コップ
・熱湯
・数枚のタオル
・中性洗剤

▼手順
1.オシッコが染み込んだ場所にコップ一杯分の熱湯をかけて、タオルなどで拭き取りましょう。その際、火傷しないように注意してください。
熱湯をかけることによって、カーペットに染み込んだオシッコの成分を浮き上がらせ、拭き取ることが可能になります。
もしもオシッコの範囲が広ければ、これを2~3回繰り返す必要があります。

2.薄めた中性洗剤を含ませたタオルで繰り返しカーペットをトントンと叩いて掃除します。一度で終わらせるのではなく、何度か繰り返し叩くように丁寧に掃除をしましょう。

3.仕上げに水で濡らして硬く絞ったタオルで拭いて、完了となります。

4.犬のオシッコの臭いを部屋から消すときの注意点

早めに掃除することが肝心

床を掃除している写真

それでは、部屋についた犬のオシッコの臭いを消す時には、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。以下の2種類の部屋に分けて、犬のオシッコの臭いを消す時の注意点について解説します。

■フローリングの部屋の場合
【早めに掃除する】
犬のオシッコは、3時間以上経過してしまうと、オシッコ内の細菌が増殖して臭いが強くなるといわれています。それだけではなく、オシッコを放置するとフローリングに染み込み、臭いが取りにくくなる恐れがあります。

犬のオシッコを見つけたら、ただちに掃除するようにしましょう。

【水気をしっかりとる】
犬のオシッコを掃除する際に、洗剤やスプレーなどを使用した場合は、乾いたタオルでしっかり水気をとるようにしましょう。濡れたままにしておくと、犬や飼い主が滑ってケガをする恐れがあります。

さらに、フローリングを濡れたままにすると、フローリングの内部に水が染み込み、カビが発生する可能性もあるので注意してください。

■カーペットの部屋の場合
【早めに掃除する】
フローリングと同じで、犬のオシッコを見つけたら早めに掃除しましょう。時間が経てばカーペットに染み込み、臭いやシミの原因となります。
カーペットの臭いやシミを自宅で洗濯しようとしても、取ることが難しい場合もあるので注意が必要です。

【強くこすらない】
カーペットを強くこすってしまうと、毛足を痛める可能性があります。また、強くこするような掃除は、オシッコの臭いをあまり吸収できず、かえって広げてしまう場合もあります。
強くこすらず、トントンと叩くように掃除することを意識しましょう。

【水分や洗剤が残らないようにする】
カーペットに水分や洗剤が残らないように注意しましょう。残った水分や洗剤は、カビや変色の原因となってしまいます。
カーペットに洗剤が残っていないか気になるなら、お風呂の浴槽を使い、カーペットを踏み洗いするのがおすすめです。踏み洗いが終わったら、風通しが良い日陰で完全に乾くまで干しましょう。

5.部屋から犬のオシッコの臭いが消えないときはハウスクリーニング事業者に相談しよう!

ペット臭に対応している業者もいる

費用相場のイメージ絵

部屋から犬のオシッコの臭いを消そうとしても、なかなか上手くいかない場合もあります。
そんな時は、ハウスクリーニング事業者に相談してみましょう。

ハウスクリーニング事業者の中には、ペット臭に対応している業者もいます。ハウスクリーニング事業者にペット臭を消す作業を依頼する時の相場は以下の通りです。

8畳程度:約20,000~30,000円
8から15畳程度:約40,000~60,000円
16から30畳程度:約120,000~150,000円
30畳以上:約200,000円〜


ペット臭の強さや処置方法などによって価格は変わってきますが、やはり部屋の広さが目安になります。

また、ペット臭のハウスクリーニングをお願いするなら、必ず複数の業者から見積もりを出してもらうようにしましょう。
ハウスクリーニング事業者によって価格が変わりますから、複数の業者から見積もりを出してもらえれば、価格を比較することができるので、費用を抑えやすくなります。
ペット臭の強さ、原因、部屋の状況などによってもハウスクリーニングの価格は変わるので、可能であれば業者に自宅まで来てもらい、ペット臭を実際に確認してもらったうえで見積もりを出してもらうとより安心です。

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