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絵画の買取相場はいくら?ジャンル別の相場や高額買取のコツについて

公開日:2024.4.26
絵画の買取相場はいくら?ジャンル別の相場や高額買取のコツについて

亡くなった家族が生前にコレクションしていたものがあるなど、ご自宅にしまってある絵画はありませんか。そうした絵画は専門店に持っていくと高額買取してもらえる可能性があります。

今回はそんな絵画の買取相場や高額買取してもらうポイントについてご紹介します。

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1.絵画の買取相場はいくら?

ジャンル別の買取相場

並べて置かれた絵画の写真

絵画の買取をしてもらうにあたって買取相場は重要な要素となります。
ジャンルごとの絵画の買取相場は次の通り。

・日本画
買取相場100,000~1,000,000円前後。
主に日本人が手掛けた絵画および日本的な技法の絵画です。明治期に西洋画と区別するために生まれた名称であり、水墨画が有名です。

伝統的な日本画の流派としては狩野派や琳派などが知られています。陰影が無く、濃厚にならない色彩が特徴的です。

・洋画
買取相場としては200,000~2,000,000円前後。
日本画に対して主にヨーロッパで描かれた絵画のことを西洋画と言います。油絵・陶板画・水彩画・パステル画など種類が豊富なのが特徴的です。

海外の作家だけではなく、日本では明治以降に藤田嗣治・浅井忠・青木繁をはじめとした画家も活躍しています。
有名作家の作品については数千円または値が付かないことも珍しくありません。

・中国絵画
買取相場は100,000~1,000,000円前後。
4,000年余りの歴史を持つ中国では絵画も古くから盛んです。人物画、花鳥画、山水画といった主要な技法は8世紀までに確立されたと言われています。

深い洞察と哲学的な考察に基づいた作品が数多くあります。

・現代アート
買取相場は100,000~1,000,000円前後。
現代社会の情勢や問題に対する批評を込めた作品が多いのが特徴的です。
表現技法が多種多様であり、作品によっては数千万円もの価値が付いています。

2.高額買取されやすい絵画

高額買取されやすい絵画の特徴

お金の受け渡しを行っている買取事業者とお客様の手もとの写真

数多くある絵画の中でも買取相場が高くなりやすい絵画というものが存在します。それではどういった絵画が高額買取してもらえるのでしょうか。

高額買取される絵画の特徴は次の通り。

・有名作家の絵画
絵画の価値を左右する重要なポイントとなっているのが作家の知名度。歴史の教科書に登場するような作家の作品になってくると、数千万円や数億円の価値が付くこともあります。

有名であればコレクターの間でも人気が高く、オークションにおいて高値で取引されています。

・作家が活躍した年代の絵画
有名作家の作品でも、その絵画が描かれた年代が価値を決めます。円熟期と呼ばれる時期に描かれた作品は、その作家の作品の中でもとりわけ高く評価されています。

・トレンドになっているジャンルの絵画
絵画にもトレンドが存在し、人気になっているものであれば知名度にかかわらず高値で取引されやすいです。日本においては住宅様式が西洋化したのに伴い、西洋画や現代アートがトレンドになりつつあります。

また、最近では社会のIT化の流れを受けてデジタルアートやVRアートも人気が高まっています。

・希少な絵画
絵画の価値を左右するポイントで忘れてはならないのが希少性。市場にあまり出回らないものほど高値で取引されやすいです。

3.絵画を高額買取してもらうポイント

高額買取のポイント

絵画の埃を柔らかいブラシで落としている写真

絵画の買取相場を出来るだけ高くしておくポイントがあります。

これらのポイントを押さえておけば、たとえ有名作家の作品でなくても高額買取してもらうことも可能です。

・絵画の保管状態
もちろん有名作家の作品であれば多少の傷があっても買取が成立しやすいですが、そうでない作品の場合は査定価格に大きく影響してきます。
作家の知名度や希少性があまり高くないものでも、きれいに保管されているものは買取市場でも高値で取引されやすいです。

また、買い取ってもらう前にはホコリが付いていないか確認してください。額縁にはホコリがたまりやすいため、毛先が柔らかいブラシを使って軽く払っておきましょう。

・絵画の付属品を揃えておく
絵画の中には作品に付随する証明書や資料が付いてくるものもあります。こうした付属品の有無は骨董品の価値を左右する重要なポイントであり、揃っていないと査定価格が下がってしまうことに。

また、作品によっては家自身の署名が記されている共箱に入っているものもあります。

・まとめて買取に出す
中古市場においてはまとめて買取に出すことが高額査定してもらうコツになっています。複数点出しておくことで業者側の買取にかかるコストが削減され、その分を査定額に上乗せしてもらうことができます。

4.高額買取してもらうためのポイント

おすすめの保管方法

手袋をつけて絵画の設置を行っている写真

ご自身が売りたい絵画の買取相場を維持する上ではきちんと保管しておくことが大切です。適切な絵画の保管方法は次の通り。

・直射日光を避ける
絵画にとって天敵となるのが直射日光です。紫外線に当たることで、絵が日焼けして変色したり退色したりすることになります。

また、太陽光だけではなく、蛍光灯による光であっても変色や退色を引き起こすことがあるので、飾りっぱなしにしないようにしましょう。

・最適な湿度環境にしておく
絵画を飾っておく時は湿度環境に注意しなければなりません。湿度が70%以上になるとカビが生えてくるおそれがあります。
また、湿度が低い環境に置いておくと、掛け軸の素材の硬化や劣化で傷んでしまいます。

日本画であれば55%前後、油絵であれば50%前後を目安に保つようにしましょう。

・額縁の傷に注意する
絵画だけではなく、額縁の状態についても気を付けておく必要があります。額縁に傷や凹みが見られると査定価格が下がってしまうことに。
もし傷が見られるようであれば、修復または新しく付け換えしておきましょう。

・ケースに入れておく
紫外線やホコリから守るためにケースや箱に入れてきちんと保管しておきましょう。保護紙や中性紙などで包装しておくと劣化しにくいです。

5.絵画の買取は専門業者にお任せ

業者をおすすめする理由

買取見積額を提示している女性の事業者と男性のお客様の写真

買取相場は絵画の買取で重要な要素ですが、高額買取を成立されるには専門業者に依頼するのが望ましいです。専門業者をおすすめする理由は次の通り。

・プロの鑑定士が在籍している
専門業者には絵画に関する知識と経験を兼ね備えた鑑定士がいます。
特に描かれた年代が古い絵画ほど本物かどうか見分けるのが難しく、プロによる正確な鑑定が重要になってきます。プロは常に市場価格をリサーチしているので、きちんと査定価格を付けてくれます。
希少性のある絵画であってもしっかり鑑定してくれるので、高額買取が実現しやすいです。

・さまざまな買取方法に対応している
業者では店頭買取の他、出張買取や宅配買取に対応しています。
出張買取は都合のいい時間帯を事前に指定できていつでも気軽に利用できる上、依頼者はわざわざ絵画を包装する準備をしなくて済みます。

また、宅配買取は担当スタッフと合う必要がないため、対面による査定に抵抗のある方でも利用しやすいです。

・無料査定をしてくれる
多くの業者では無料査定を受け付けています。同じ絵画でも業者によって査定価格が異なることもあるため、複数の業者に査定してもらうといいでしょう。
最近ではオンライン査定もあり、配送の準備をしなくても気軽に査定してもらえます。

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