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庭木剪定の基本とは?特徴やコツなどをご紹介します

公開日:2022.8.23 更新日:2024.4.4
庭木剪定の基本とは?特徴やコツなどをご紹介します

庭木剪定には2種類の剪定があります。
多くの木々が発芽に備えて、休眠中の時期である冬から春にかけての時期に行う剪定を基本剪定。
木々の形を美しく保ち、風通しや日差しを確保する目的で、夏から秋にかけて行う剪定を軽剪定といいます。
このように剪定には種類によってそれぞれの役割が存在します。

今回はそんな庭木剪定についてご紹介します。是非参考にしてみてください。

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透かし剪定の特徴を紹介します

透かし剪定の特徴とは?透かし剪定の特徴についてご紹介します。

透かし剪定をしている庭木の写真

透かし剪定は、増えすぎてしまった枝や枯れている枝を根元から切り、スッキリさせる作業のことを言います。あまりにも枝が増えすぎてしまうと、木への日当たりや風通しが悪くなってしまい、健康的に育たなくなってしまうため、透かし剪定は木の健康のためにとても大切な作業だということがわかります。

どの枝が必要か不必要かを見極めて、丁寧に剪定していくことが大切になります。間違った剪定をしてしまうと、かえって木を傷めてしまう恐れもあるので、気をつけて透かし剪定を行うようにしましょう。

まずは、透かし剪定でも種類がわかれていることを知っておきましょう。透かし剪定には大透かし、中透かし、小透かしという3種類があります。種類を知っておくことで、仮に剪定は業者に頼みたいとなったときも、役に立つ可能性があります。是非覚えておきましょう。

また、大透かしは、一般的にのこぎりを使用して行うもので、太い枝を切ることをいいます。中透かしは、大透かし剪定で切る枝よりも細い枝を切ることをいいます。のこぎりや剪定ばさみを用いて、木の上部で茂っている枝を切って形を整えていきます。小透かしは、たくさん生えてくる細い枝を切ることです。大透かしや中透かしと比べると大きな変化のない方法になります。

切り戻しの特徴を紹介します

切り戻しの特徴とは?切り戻しの特徴についての情報をご紹介します。

切り戻しをしている庭木の写真

切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を切り取って、株を短くし、植物の姿樹形を整える方法の一つのことになります。

一般的なガーデニングでは、鉢や室内、花壇、庭のスペースなどに合わせた高さや横幅の範囲内で育てることが多いと思いますが、植物を育てているうちに枝や茎が無差別に伸びてしまい樹形が崩れたり、風通しが悪くなって、最終的には害虫や病気にかかって枯れてしまう可能性が高くなってしまいます。

そのような危険を防ぐ為にも、しっかりと切り戻しを行い、危険から植物を防ぐ必要があるということになります。中にはいくら放っておいても樹形が整っている種類もありますが、このような植物は稀です。しっかりとこういった情報を身につけておくことで植物を育てる際にとても役に立つと思います。

切り戻しを行う植物は、春から秋まで長く咲く種類や、草姿が乱れたものになります。時期としては、植物の種類や株の状態によって異なります。ですが夏の前、あるいは夏のあとが目安です。また、根詰まりを起こした株の植え替えをする時にも、地下部に合わせて、地上部の茎葉を切り戻しするとよいと思います。

刈り込みの特徴を紹介します

刈り込みの特徴とは?刈り込みの特徴についての情報をご紹介します。

刈り込みをしている庭木の写真

刈り込みは剪定とは違って、単純に高さや幅などの外形を整える為に、刈込鋏でバリバリ切り揃える作業のことを言います。

刈り込む深さは意識して作業しますが、芽の方向などは吟味しません。生垣やトピアリーは刈り込みで仕上げるのが普通になります。こまめに刈り込むほど枝先が密生してしまい、新芽も揃えて同じ位置から吹きます。刈り込み作業だけでは、上部の枝が混んできて生育に支障があるので、数年に一度は剪定のような作業をおこないます。

刈り込みの良い所は、形がはっきりと整えられることと剪定に比べて作業時間が少ないこと、目隠しにしたい場合は濃く仕上げられるという点になります。

逆に悪い点としては、剪定ほど小ぶりに出来ないこと、風通しが悪くなり、病害虫が増えること、見た目が鬱陶しく重い感じがする事といった点があげられます。

剪定と刈り込みの違いとしては、樹種や仕立てによって刈り込みに向いている木と剪定でないと木の良さが生かせないものとがあります。生垣になっているのもは概ね刈り込めますが、カイヅカイブキやコニファーなどの種類は刈り込んでいるだけでは毎年大きくなってしまうので、大きさを維持したいなら枝先の剪定が必要になります。

芽摘みの特徴を紹介します

芽摘みの特徴とは?芽摘みの特徴についての情報をご紹介します。

芽摘みがされていない松の木の写真

芽摘みとは、春先から伸び出す新芽を摘む作業のことを言います。早期に生長点を取り去ることで、第一節間を短くすることや、樹勢の格差を平均化するという意味があります。

芽摘みは新芽が伸びてくる春から初夏の間に行いますが、樹勢の強いものは秋口まで行うこともあります。反対に完成樹や古木は樹勢が落ち着き、新芽の伸びる力も弱いため、芽摘みの頻度も少なくなります。

芽摘みの時期はまだ枝が柔らかく摘めるタイミングがよいとされていますが、種類によってはあまり早いと思ったように2番芽が伸びなかったり、枝枯れすることがあります。基本は少し伸ばし気味にして、樹に勢いが付いてからが良いとされています。広葉樹ですと、新梢の葉が4~5枚展開した頃が適期とされています。

芽摘みの目的はなんと言っても小枝を増やすことになります。芽は1~2節残して摘むのが原則とされていて、これによって盆栽自体が大きくなるのを抑えながら、枝数を充実させることが出来ます。ですが、すべての芽を同じように摘んでいると必ず強弱の差が生じてしまうため、注意が必要です。

庭木剪定の種類や特徴まとめ

ここまでご紹介した庭木剪定の種類や特徴についての情報をまとめてご紹介します。

庭木の剪定を行っている写真

ここまで様々な種類の庭木剪定の方法や種類、種類によっての特徴や方法などをご紹介しました。それぞれしっかりとした意味があり、植物が健康的に育つためにとても大切なことだということがわかっていただけたと思います。

なのでしっかりと植物の剪定を行う際は、その植物に合った剪定方法を知っておく必要があります。是非ご紹介した情報を参考にしてください。

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