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車のガラスの台風対策とは?具体的な方法や被害事例などを解説

公開日:2022.12.15 更新日:2024.4.4
車のガラスの台風対策とは?具体的な方法や被害事例などを解説

台風の時期になると多くなるのが自動車のガラスが割れてしまうトラブルです。
このトラブルには気を付けていないと修理費用が高くつくばかりか、直るまで車が使えなくなります。
ご自宅にガレージがない場合はしっかりとした対策をしておきましょう。
とはいえ、強風によって石や木、看板などのさまざまな物が飛んできますので、外にある自動車のガラスを守ることは容易ではありません。

そこで今回は台風接近時にやっておくべき車のガラスの対策についてご紹介します。
そのほか、車ガラスが割れてしまった事例や注意点などを紹介しますので、参考にして下さい。

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1. 台風が接近した時の自動車ガラスの注意点

台風が接近した時の自動車ガラスにおける注意点を簡単に紹介します

倒木で割れたフロントガラスの写真

このトラブルの注意点として最初に紹介するのは、倒木による被害です。台風の時の風と言うのは時に40㎞/h以上になることがあり、電信柱や街路樹を折ってしまう事もあります。そういった時に、木のそばに車を置いていると倒れた木によってフロントガラスが割れたり、ドアミラーが破損することがあるので注意が必要です。また、敷地の境に植えている小さな木でも車体が傷つくことがありますので、ご注意下さい。

次に注意して頂きたいのが、台風接近時の運転です。現代の道路には商店街に限らず、様々な立て看板やのぼりが設置されていますね。台風が近づいた時にそれらが風によって飛ばされ車体に当たることがあり、場合によってはガラスが割れることもありますので、不要不急の車の運転はしないようにしましょう。

ここでの注意点で最後に紹介するのは、台風が過ぎた後の被害です。被害が無かったと安心して車を運転していたら、突然フロントガラスが割れることがあります。このトラブルの理由は簡単で、台風によって小さい傷が付いていたのを見逃してしまった結果、フロントガラス内の圧力バランスが崩れたことが原因です。車のガラスは前方後方問わず命を守る大切なものですので、台風が近づいてきた時だけでなく過ぎた後もトラブルにならないよう注意してください。

2. 台風により自動車ガラスが割れた事例

台風により自動車のフロントガラスが割れてしまった事例を紹介します

台風で汚れた自動車の写真

実際にこのトラブルにあったケースを紹介していきます。

大型台風が接近するとのことで、仕事を途中で切り上げ帰宅して、その日は住宅にてトラブルもなく過ごせたのですが、次の日に会社に行こうと車を見るとフロントガラスが割れており、車内は水浸しになっていました。

ガラス部分に瓦が割れていたので、それが原因と考えられます。さらにカーポートの屋根にも瓦が当たったようで、無数のヒビが入っていました。幸いにしてその方は車両保険に加入されていましたので、金銭的な負担なく交換することが出来ましたが、カーポートが無ければもっと悲惨なことになっていたでしょう。台風による被害は自動車保険だけでなく、車両保険に加入していないと補償の対象外になるのでご注意下さい。

次に紹介するのは、路上駐車による被害です。台風が接近しており、風が強くなっていたものの、買い物のため路上パーキングに駐車していたところ、お店から出てみると街路樹がフロントガラスに刺さっていました。今回のケースでは被害にあわれた方がすぐにレッカー車を頼んだのですが、台風のため到着が遅れ運転席のシートも使えなくなりました。

このように台風の時にはレッカー車も全車出動していて到着までにかなりの時間がかかることがあります。遅くなればなるほど被害は拡大しますので、フロントガラスが割れないような行動をとることが重要です。

3. 自動車ガラスの台風対策とは?

自動車ガラスにおけるいろいろな台風対策を分かりやすく紹介します

カーポートの写真

車のガラスの台風対策で最初に紹介するのは、カーポートの設置です。
事例の箇所でも紹介しましたが、台風の時は瓦や看板が飛来することがあります。カーポートではフロントガラスは守れませんが、サイドミラーやリアガラスは守れることがあります。
ガレージを作る必要がない、作るスペースがないという方には取り合えずカーポートを取りつけて、少しでもリスクを減らしてください。

次に出来る対策は、車両保険への加入です。
いくら注意したり対策していても、台風の時にフロントガラスが割れないということは絶対にあり得ません。万が一にも割れてしまった時には、少しでも金銭的負担は減らしたいですね。
特に例年台風の通り道になっている地域にお住まいの方は、車両保険に加入しておきましょう。

第三の対策として紹介するのは、カーシートと毛布を使うことです。
フロントガラスの上に、二つ折りした毛布を被せ、その上からしっかりとカーシートで覆いましょう。
この対策方法は重量物が直撃した時にはあまり意味がありませんが、少しの飛来物でしたらフロントガラスが割れたり傷ついたりすることを防いでくれます。

最後に紹介する対策方法は、機械式駐車場を利用することです。
駅前や繁華街によくある機械式駐車場に預けておくとお金はかかるものの、完全に外と遮断されますので飛来物により自動車のガラスが割れることはありません。

4. 台風に備えてやっておくべき自動車ガラスの対策

台風が接近する前に自動車ガラスにできる施工方法を紹介していきます

ガレージのシャッターを操作している写真

台風による車ガラスのトラブルは事前に対策しておくことである程度は防ぐことが可能ですので、その方法を紹介します。

車のガラスを台風から守るなら、ガレージを設置しましょう。もちろんお金とスペースが必要ですので、全ての方が施工できるわけではないですが、これがあると無いでは大違いです。
一度設置しておくと台風被害だけでなく、車上荒らしやイタズラ被害から愛車を守ってくれます。

ガレージの設置に必要な費用は車1台で約150万円、2台で230万円とかなり高額です。
環境さえ整っていれば、1ヵ月半もあれば施工が完了しますので、4月頃に依頼しても十分台風には間に合いますね。

ガレージ車庫があれば、台風接近時に瓦が飛んで来たり、倒木があっても全然気にする必要がありませんので、心理的にもかなり楽になりますし、車両保険の適用を受けて翌年に等級が下がることもありません。

この施工は自分で行うことは難しいので専門業者に依頼しましょう。
その時にご自身が住んでいる地域の毎年の被害状況やその他の対策についても相談して下さい。
専門業者は職業柄その手の情報をふんだんに持っていますので、役立つ知識や情報を教えてくれることもあります。逆にそういう知識や情報を持っていない業者にはガレージの施工を依頼しないようにしましょう。

5. まとめ

自動車ガラスの台風対策の重要ポイント

台風で割れたフロントガラスの写真

このトラブルに関連するさまざまな情報をお伝えしてきましたが、一番重要なことは、ガラスが割れる危険がある場所に車を置いておかないということです。

車両保険にさえ加入していれば、修理費用の面は問題ないですが、しばらくは車が使えなくなりますね。素人で出来る対策には限界がありますので、台風の季節を迎える前に専門業者にアドバイスしてもらうことをお勧めします。

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