コンセントの故障は大変危険です!!
公開日:2022.4.28 更新日:2024.4.9コンセント故障の症状や対処法、相場について解説します。コンセントの故障は様々な症状ありますが、電気工事士の資格が必要になってしまうことがあり、その多くの症状は自分で対処できず、プロに依頼するしか方法がありません。この記事ではコンセント故障の症状や対処法、その相場について詳しく解説します。
コンセント故障の症状や対処法、相場について解説します。コンセントの故障は様々な症状ありますが、電気工事士の資格が必要になってしまうことがあり、その多くの症状は自分で対処できず、プロに依頼するしか方法がありません。この記事ではコンセント故障の症状や対処法、その相場について詳しく解説します。
コンセントの故障でよく見られる症状の一つがコンセントの電気が通らない場合です。この場合、考えられる原因としては、以下のものが考えられます。
・ブレーカーが落ちている
・コンセント自体の劣化や断線
・コンセントに異物が干渉している
ブレーカーが落ちている場合、ブレーカーをあげれば改善する場合も、あるいは漏電によってブレーカーが落ちる場合は、再度落ちてしまう場合があるため、漏電の原因箇所を特定し改善しましょう。
コンセント自体は10年が寿命だと言われており、劣化して機能していない場合、または地震などで断線している場合には、交換が必要になります。
またコンセントにほこりがたまっている場合や、コンセントに異物がある場合、コンセントが反応しないことがあります。簡単に取れる異物の場合は対処可能ですが、ほこりの場合は除去できないため、自分で対処はできません。
ほこりがたまってしまっている場合、コンセントが使えないだけではなく、発熱してしまうことで火災が発生するリスクもあります。そのような事態にならないようにするためには、たこ足配線を控え、できるだけほこりがたまらないようにする、掃除を行いほこりをためないなど、コンセントを丁寧に扱うことが故障させないためには大切です。
コンセントの故障で多いのが、コンセントがグラグラする場合です。グラグラすると一言で言っても、コンセントが壁から外れてしまい、コンセントの穴がグラグラしている場合や、本体がグラグラしている場合、どちらかのパターンが考えられます。
コンセントの穴がグラグラして差し込んでもすぐに抜けやすい場合には、内部の金具が劣化していることが考えられます。この場合には、コンセント本体の交換が必要になるでしょう。
コンセントの本体がグラグラしている場合は、止め金具がなんらかの理由でゆるみ、外れてしまっている可能性があります。この場合には、コンセントの金具を壁に固定しなおすことで対処します。
また、コンセントカバーにものをぶつけてヒビが入っている場合もあるかもしれません。この場合、内部にほこりが侵入しやすくなるため、こちらも交換した方がよいでしょう。
コンセントの交換が必要な場合は電気工事士の資格が必要になり、その資格を持っている人でなければ工事を行うことはできません。ただし、コンセント本体がグラグラする場合は、コンセントの配線を触るわけではないため、電気工事士の資格を持っていない人でも十分に対処することができます。
コンセントの故障の場合はコンセントを交換し、ボックスが外れた場合には、取り付け直しをすることで対処します。ただし、このコンセント交換は電気工事士の資格が必要になる作業です。コンセントのコードからコンセントの口の部分までを触る場合はこの資格がないと作業ができません。なぜなら、電気の扱いを間違えてしまうと感電や火事になるリスクがあるためです。
作業自体は適切な手順さえ踏めば難しくはないものの、リスクが高いため、自分で対処するのはやめておきましょう。またボックスがぐらついて外れてしまった場合やカバーがひび割れている場合は、ボックスの付け直しやカバーを取り替え直して対処します。どちらの場合も、放置していると、内部にほこりが侵入し故障する原因になるか、配線に負担をかけてしまい断線してしまうリスクがあるため、早めの対処が必要です。
こちらの工事の場合は、配線やコンセントの口には関係ないため、一応資格が必要ではありませんが、配線を悪くしてしまうことがないよう、プロにお願いした方が間違いはないでしょう。ただし、カバーの交換は特に何の道具も必要ないため、自分でやってしまっても問題ありません。
コンセントの修理は8,000円~で対応できます。交換作業は材料費がそれほど高くはないものの、人件費がかかってしまうため、ある程度値段がかかってしまいがちです。
電気業者に依頼する場合は、ほとんどの場合、修理ではなく、交換によって対応されることが多いです。厳密には修理で対応できる場合もありますが、コンセントは消耗品であり、部品代もそれほど高いわけではないため、原因特定や修理の手間を考えると、交換をした方が手っ取り早く、長い目で見たときにお得になることも少なくありません。
しかし、電気業者によってはコンセントの交換を複数箇所行う、スイッチの交換もすることで、1ヶ所あたりの料金を安く抑えられる場合もあります。そのような対応が可能かどうかは電気業者によって異なりますので、詳しく相談してみるとよいでしょう。まとめて交換すると、見た目にも新しくなるため、気分もよいですよ。
また工務店などにお願いすると、修理費用がやや高くなる傾向にあります。なぜなら、工務店の場合には、自社で職人を抱えていないケースが多く、外注で対応されることが多いからです。そのため、電気工事のみを依頼する場合であれば、工務店に依頼するのはコスパが悪いことになってしまうため、あまりおすすめはできません。
この記事ではコンセントの故障で現れる症状や、対処法、費用相場について詳しくお伝えしました。
コンセントの故障は内部の部品の劣化が原因のことが多く、ほとんどの場合交換が必要です。また電気工事士の資格が必要な内容が多く、自分でやることはできません。
この記事を参考にコンセントの故障はプロに依頼し、早めに解決しましょう。