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ふすまのシミ取りに関するお役立ち情報を解説します!

公開日:2021.11.2 更新日:2024.4.9
ふすまのシミ取りに関するお役立ち情報を解説します!

ふすまについてしまったシミをなんとかしたいとお悩みではないでしょうか。
ふすまについてしまったシミは改善が難しく貼り替えしかできない場合もあります。しかし、軽度なものの場合や、ビニールクロスのものである場合には、シミがついてしまった場合でも改善できる可能性があります。
この記事ではふすまにシミがつく原因や対策、改善方法などについて詳しく解説します。

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1. ふすまにシミがつく原因とは?

ふすまのシミはホコリが原因!水分はシミにつながるため絶対に避けよう

水分を拭き掃除で除去してシミを予防している写真

ふすまにシミができてしまう主な原因はホコリが原因です。ホコリがついていると、湿気がこもったときにシミになってしまうことがあります。

また水分があるものもNGです。和紙でできたふすま紙は水分を吸収する性質があります。これが調湿性などを発揮するというメリットでもあるのですが、液体などがついてしまった場合、あっという間にシミ込んでしまい落とせなくなってしまいます。

このような事態に陥らないよう和紙でできたふすま紙の場合には、とにかく、水分をつけないことが何より大切です。また引き手は人が多く触れてしまうため、汚れてしまいやすい部分です。

開け閉めがあるため、完全になくすことは難しいですが、極力取っ手のみ触れるようにして、紙には触れないようにしておけば、余計なシミがついてしまう可能性を少なくできます。

ただしふすまの中にはビニールクロスで施工されたものもあります。このようなものは和紙でできたものと異なり、水拭きや洗剤などでの掃除も可能なため、ある程度掃除がしやすくなっています。ふすまをシミで汚してしまうのが心配なら、ビニールクロスのふすまにすることも選択肢ですよ。

2. ふすまのシミ取り方法

ふすまのシミや汚れはこまめな掃除が大切!取っ手は汚れやすいので念入りに

ふすまの掃除に使う布の写真

ふすまのシミや汚れを予防するためにはこまめな掃除が大切です。ふすまのお手入れでは水分がNGのため、基本的には乾いた布やブラシでこまめに掃除をしましょう。

こまめな掃除でホコリや汚れを落としておけば、それほど大きなシミができてしまうことはあまり考えにくいです。特に取っ手周りは人の手が触れてしまい、汚れてしまいやすい部分です。

このような部分に汚れがついてしまった場合には消しゴムで落とすのがおすすめです。消しゴムで落とせば、簡単な汚れであれば十分に落とせます。

また敷居の部分もきちんと掃除しましょう。溝の部分にホコリやゴミがあると、動きが悪くなるだけではなく、シミがつく原因になる可能性もなくはありません。そのため、ブラシをつけた掃除機などを使い、掃除をするようにしましょう。

ただし、和紙でできたふすま紙の場合、大きなシミがついてしまった場合には改善のしようがない場合もあります。特に小さなお子様がいるようなご家庭では何が原因でシミになるかわからない部分もありますので、子どもがふすまに近づかないようにしっかりと対策しておくこともおすすめです。

3. ふすまのシミの対策方法

簡単なものであれば補修紙で!ビニールクロスの場合は拭き取りもOK

和紙でできたふすまの写真

ふすま紙のシミは和紙でできたものの場合、一度ついてしまうと残念ですが、簡単には落とせません。そのため、できるのであれば定期的な掃除をして予防措置を取るのが望ましいと言えるでしょう。

なぜなら、和紙でできたふすまの場合には、水を利用することができず、下手に手を出してしまうことで、事態が悪化する可能性があるからです。

小さめのシミであれば、補修紙でカバーしておけばある程度目立たなくすることは可能です。ただし、補修した痕跡が多少は出てしまうため、その点は諦めるしかありません。

そのような痕跡も一切残さずに貼り替えをしたい場合には、ふすま紙を貼り替えて新調するしかないと言えるでしょう。和紙でできたふすま紙は汚れてしまった時の対策が難しいため、まずは汚れないようにその原因をなくすことが何より大切です。

ただしビニールクロスでできたふすま紙の汚れであれば、水拭きや洗剤などが利用できるため、掃除ができる場合もあります。固く絞った雑巾や洗剤を軽くつけて、擦ってみましょう。これでも落とせない場合は、残念ですが、貼り替えをするしかありません。

4. シミによるふすま張り替えのポイント

ふすま紙の貼り替えできるものとできないものがある!ダンボールや発泡スチロールは要注意

発泡スチロールでできたふすまの写真

シミが原因でふすま紙を貼り替えたい場合、まず最初にそのふすまが何でできているのか確認することが大切です。

特に注意するべきなのが、段ボールふすまと発泡スチロールふすまです。これらは材料費が安価なため、コストが安い賃貸住宅や古い分譲住宅などで使われることが多いです。

これらの素材の場合、ふすま紙の貼り替えができず、ふすま紙を新しくしたい場合には、ふすまごと新調する以外の方法はありません。そうではない素材の場合には、貼り替えを行うことができます。

中にはふすま紙を自分で貼り替えたいという人もいるかもしれません。その場合には、たるみができないようにしっかりと突っ張りながら施工することが大切です。特に和紙でできたふすま紙は水分を含んで膨張するため、たるみができやすいです。

乾燥していく過程で徐々に収縮するため、見た目はある程度落ち着きますが、その収縮をしっかりと考えて貼らないと、たるみが改善しない場合もあります。

またリフォームを考えている場合には、年末や年度末はできるだけ避けましょう。これらのシーズンはリフォームの繁忙期となり、特にふすま紙の貼り替えを考える人が増える時期のため、スケジュールを抑えるのが難しくなる場合が少なくありません。そのため、貼り替えを考えているのであれば、これらの時期を回避し、無理のない範囲で予定を組みましょう。

5. シミによるふすま張り替えタイミングのまとめ

ふすまのシミはつかないための予防策が最優先!

シミのついたふすまの写真

この記事ではふすまにシミがついてしまう原因や対策方法、改善方法、貼り替えの際のポイントについて詳しく解説しました。

ふすま紙にできてしまったシミ、特に和紙でできたものの場合、一度ついてしまうと改善が難しい場合も少なくありません。部分リフォームもできますが、痕跡を残したくない場合には、貼り替えをするしかありません。

この記事を参考にこまめな掃除を行い、そもそもシミがつかないように事前に予防策を整え、貼り替えする必要がないようにしましょう。

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