窓をハウスクリーニングできれいに!具体的な掃除方法や業者の費用について
公開日:2024.5.7
ついつい後回しにしがちな窓の掃除ですが、晴れた日に見てみるといろいろな汚れがびっしり付いています。こうした汚れは放置せず、すぐにきれいにしておきましょう。
今回は窓の掃除方法やハウスクリーニング業者に頼んだ際の費用相場についてご紹介します。
ついつい後回しにしがちな窓の掃除ですが、晴れた日に見てみるといろいろな汚れがびっしり付いています。こうした汚れは放置せず、すぐにきれいにしておきましょう。
今回は窓の掃除方法やハウスクリーニング業者に頼んだ際の費用相場についてご紹介します。
窓のクリーニングで大切なことは汚れの正体を知ること。どのような汚れがあるか把握することで、きちんと掃除することができます。
主な汚れの原因は次の通り。
・指紋
窓の開閉を行う際にガラスに触れてしまうことがあります。手指には皮脂腺が存在していることから、素手で窓ガラスに触れることで指紋が付着します。
・土や砂ボコリ
外から吹いてくる風の影響で土や砂ボコリが飛んでくることがあります。窓のすき間に溜まりやすく、掃除の際に苦労することが多いです。
乾燥していても雨が降っている日ですと、それが泥に変わってしまいます。
・カビ汚れ
屋内と屋外の気温差が大きくなると窓ガラス結露が発生しやすくなります。そんな結露を放置しておくと厄介な黒カビが発生します。
窓ガラスに黒カビが付いた状態で開閉すると、部屋中に黒カビの胞子が拡散してしまいます。
カビにはメチルイソボルネオールやゲオスミンと呼ばれる物質が含まれていて、カビ臭の原因となります。
さらにカビは健康被害ももたらし、アレルギー症状やシックハウス症候群の原因にもなります。
・タバコのヤニ
喫煙をするとヤニの汚れが窓に付着します。ヤニ汚れはさまざまな汚れと重なりやすく、そうなると1種類の洗剤だけでは落としにくくなります。
そんな窓の汚れは市販されている道具を使うことできれいにすることができます。
窓のクリーニングの仕方は次の通り。
・窓を拭く
窓ガラスの汚れの多くは水拭きできれいにすることができます。固く絞ったタオルや雑巾を用意し、窓ガラスを拭いていきましょう。
定期的に水拭きを行うことで頑固な汚れも落とやすくなります。
水拭きする際には上から下へコの字を描くように拭くとムラがなく掃除できます。
また、汚れが落としにくい時は重曹が役に立ちます。
水200mlに対してクエン酸と重曹を1:1で混ぜてスプレーボトルに入れます。作ったスプレーをタオルに吹きかけて、それを使って窓ガラスを拭いていきます。
・窓サッシを掃除する
先ほどと同じく重曹で作ったスプレーを窓サッシに散布していきます。その後に水を少量流していきます。
こうすることで重曹とクエン酸が化学反応を引き起こし、カビなどの頑固な汚れが浮かび上がります。
スプレーして30分が経過したら水で濡らして絞った雑巾で窓サッシを拭いていきましょう。
水分が残っているとカビが発生してしまうので、水拭きが終わったら乾いた雑巾で拭いていきます。
・網戸を掃除する
水拭きするとかえって汚れてしまうことから、網戸掃除には新聞紙を使います。網戸に新聞紙をはりつけ、新聞紙を貼った箇所とは反対の方向から掃除機で汚れを吸い取ります。
窓のクリーニングをするにあたっては覚えておくべきポイントがあり、これらのポイントを押さえれば頑固な汚れでも苦労せずに落とせます。
・スプレーはタオルに吹きかける
前述したように、洗剤や重曹スプレーはタオルに直接吹き付けます。ガラスに直接吹きかけると洗剤が垂れて跡が残り、拭いても汚れが目立ってしまうので注意してください。
・掃除は素早く行う
窓ガラスの拭き掃除は素早く、時間をかけずに行うのがコツです。
窓ガラスに付着した砂やホコリなどの汚れは一度水に濡れた後に再度乾燥すると落とすのが難しくなります。
短時間で掃除を終わらせることでそうした事態を防ぐことができます。
・日中以外の時間帯に掃除する
窓の掃除を行う際日中にしている人も多いと思いますが、窓のハウスクリーニングに最適なのはそれ以外の時間帯です。
掃除を行う時間帯としては、窓ガラスに付いた汚れを確認しやすい夕方から夜、もしくは水汚れの乾燥が早くない早朝がおすすめです。
天候についても晴れの日より曇りや雨の日の方が、湿度の上昇の影響で汚れが浮き上がって落としやすくなります。
・窓ガラスは外側から掃除する
内側から始めると外の汚れが目立ち、汚れが分かりにくくなります。掃除の際は外側から始めるのが望ましいです。
窓のハウスクリーニング業者では隅々まできれいに掃除してくれます。主な業者の作業内容は次の通り。
・窓ガラスの掃除
ホコリや皮脂などの汚れが溜まりやすい窓ガラス。業者では窓ガラスの大きさや種類に合わせて掃除を行います。
また、ホコリやチリ、排気ガスなど汚れに合わせた洗剤を使用して掃除してくれます。
汚れが多かったり、小窓のように掃除がしにくかったりする場合にはガラスを取り外して作業を行います。作業にあたっては専用の洗剤を使用するので、終わった後はガラスの透明度が高くなります。
・窓サッシ、レール
窓サッシやレールも汚れが溜まりやすい箇所なので、しっかり掃除します。なかなか落としにくい汚れの場合にはブラシを使用して洗剤していきます。
軽い汚れを落とす場合は、タオルで洗剤拭きを行い水拭きを繰り返していき、専用工具を使ってきれいに仕上げます。
・網戸
ホコリや砂などの汚れが蓄積されている網戸。取り外せるタイプのものであれば網戸を取り外して、柔らかいブラシを使って汚れを落としていきます。
表面に付いている汚れが落ちたら、洗剤を使ってヤニなどの汚れを落としていきます。汚れを落としきったら、再び網戸を取り付けて仕上がりを確認します。
窓のハウスクリーニングを業者に依頼した場合に気になるのが費用。一般的な料金相場は次の通りです。
・窓ガラス・サッシの掃除:1,000~3,000円/1枚ほど
・網戸の掃除:1,000~1,200円/1枚ほど
・窓のコーティング:2,500~3,000円/1枚ほど
上記の金額はあくまで目安であり、クリーニングされる窓の種類や作業方法などによって金額が異なる場合があります。
ハウスクリーニングは特定の箇所だけやってもらうよりも、複数の箇所を掃除してもらった方が費用は安くなります。そのため、自宅の掃除がどうしても面倒な時は作業をすべて業者にお任せしてみるのも手です。
業者では料金体系をはじめハウスクリーニングに関する質問に答えてもらえます。料金についてわからないことがあれば、遠慮せずに相談してみましょう。
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