1. 畳にペットの尿しみができた事例
ペットの尿による畳のトラブル事例。多くの場合が臭いで気づきます
このトラブルで最初に紹介する事例は、異臭に悩まされていたケースです。
“猫を飼っているお宅でのことなのですが、ある日を境にして寝室に妙な臭いがし始めました。
猫用トイレを掃除していないのが原因かと思い、しっかりと洗って天日干しまでしたのですが、お部屋の臭いが消えません。
これはおかしいということで臭いの元を辿ってみると畳の一部が濃い茶色に変色していました。インターネットで調べた結果、猫による尿しみだと発覚したそうです。
元々トイレの失敗は一度も無かったので不安に思い動物病院に連れて行ったところ、獣医にストレスが原因でトイレ以外でおしっこをしたのではと言われたとのことです。”
この事例で紹介したお宅では、新たに一匹の猫を飼い始めたことによる先住猫のストレスが原因のようです。
つまり新しい猫の存在によって環境が変化し、先住猫がストレスを溜めてしまった。そのことで畳の上で排尿したということです。
このようにペットは少しの環境の変化でも畳に排尿することがあります。
今回紹介したケースでは猫でしたが、犬やうさぎ、ハムスターなどでも起こり得ます。
特に、新しい動物を飼うようになったり、ご家庭で赤ちゃんが生まれたりすることで、今までの生活リズムが狂ってしまうとストレスを強く感じ、トイレ以外の場所で排尿することがあります。
そういった場合は、いつもより注意して見守ってあげて下さい。
2. 畳にペットの尿しみができる原因とは?
ペットが畳の上で尿をする原因はさまざまですので個別に紹介します
このトラブルの原因として最初に紹介するのは、先ほどの事例でも紹介したストレスです。種類を問わずペットは人間よりも環境の変化に敏感です。
新しく仲間が増えた時だけでなく、新居に引っ越した、ケージを新しくした、トイレが汚れている等さまざまな理由でストレスを感じます。その結果、無意識に畳の上で排尿をしてしまいます。
ペットの種類によっては、自分がストレスを感じていることを飼い主に伝えるため、わざとそのような行動に出ることがあります。
次に紹介するのが病気が原因で畳の上で排尿してしまうケース。これもペットの種類に関係なく起こるのですが、特に猫はその傾向が強いです。
尿管結石症や糖尿病、その他の病気が原因でトイレでの排尿が上手くいかず、畳の上に漏らしてしまう事があります。その他の原因としては臭いを取り切れていないことが挙げられます。
畳の上で尿をしてしまった後で、臭いが残っているとトイレと勘違いして再度排尿することがあります。
例え人間には臭わなくなったとしても、動物の嗅覚は人間の何百倍ですので注意が必要です。また感情の高ぶりが原因のことも。久しぶりに飼い主と再会した愛犬が嬉しさのあまり畳の上でおしっこを漏らしてしまうことがあります。
このようにペットが畳の上で尿をする原因はさまざまですが、今回紹介した原因はあくまでもトイレのしつけが出来ていることが前提です。出来ていない場合はトイレトレーニングから行って下さい。
3. 畳にペットの尿しみができたときの解決方法
畳にペットの尿がついてしまった時に自分でできる解決方法を紹介します
このトラブルの解決方法はすぐに発見できた場合とそうでない場合に分かれますので個別に紹介します。
また、畳の素材によっては色落ちする可能性がありますので、必ず目立たない場所で一度試してから自己責任で行って下さい。
すぐに発見した場合の解決方法は、まず粗相をした場所に小麦粉をたくさんふりかけて下さい。
すると小麦粉が尿の水分を吸ってくれますので、よく絞った雑巾で水拭きし、乾いた雑巾で再度拭き取ります。
小麦粉がない場合は塩やベビーパウダーでも同様の効果があります。
もし発見が遅れたり、尿の量が多くて畳の目に浸み込んでいたりする場合は、その部分にお湯をかけて乾いた雑巾で押し付けるように吸い取って下さい。
3~4回程度行うとシミが無くなるかと思います。
その後はもう一度乾拭きをして、ドライヤーの送風モードでしっかりと乾かして下さい。
畳についたペットの尿の臭いの取り方は、消臭スプレーを使う方法とクエン酸を使う方法があります。
消臭スプレーはペットショップやホームセンターなどで売られているおしっこ専用のものが安くておすすめです。
クエン酸スプレーは、500mlの水に大さじ一杯のクエン酸を混ぜることで作ることが出来ます。
どちらのスプレーも臭いのする部分に吹きつけたあと、しっかりと乾かして下さい。
4. 畳でペットに尿をされないための対策とは?
畳の上でペットに尿をさせないための対策。ケージ飼いも愛情のひとつです
このトラブルの対策を紹介するのですが、トイレトレーニングが出来ている状態を前提に進めていきます。
まずトイレは常に清潔にして下さい。そしてペットの種類によってはトイレを薄暗い場所に設置しておきましょう。
次に猫や犬などを多頭飼いする場合はペットの数+1のトイレを用意しておいて下さい。つまり3匹のペットがいたらトイレの数は4つということになります。
それと半年から年に一回は動物病院に連れていって健康診断や血液検査をしてもらって下さい。これにより病気が早期発見でき、結果的に尿から畳を守る対策にもなります。
ペットも含めて新しい家族が出来た時は少しずつ距離を近づけましょう。これによりペットのストレスを最小限に抑えることができます。
物理的な対策方法としては家の中ではケージから出さないということです。一見すると可哀そうな気がするのですが、あくまでもそれは人間の価値観ですので叩いたりするよりは何倍もマシです。
それと重要なことですので繰り返しになるのですが、一度でも尿をされた畳がある場合は薬品を使ってでもいいので、完全に臭いを取って下さい。
その際どうしても除去できない場合は専門業者にクリーニングに出すか畳替えをしてもらいましょう。
5. まとめ
畳にペットの尿しみがついたトラブルに関する情報のまとめと大切なポイント
今回はペットの粗相による畳トラブルをお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねていくつかポイントを紹介します。
まず畳についたペットの尿をそのままにしておくと、再度粗相されることがありますので、その都度きれいに掃除しましょう。
その時のコツは擦るのではなくしっかりと吸わせること。
そして臭いに関しては一度の掃除で消えないことがありますので、無臭になるまで3~4日間隔で行って下さい。