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畳のへこみの直し方や防止策をご紹介!

公開日:2022.11.11 更新日:2024.4.9
畳のへこみの直し方や防止策をご紹介!

「畳の上にソファを置いていたら畳がへこんだ」「畳にタンスの跡がのこっている」
など、畳の上に直接家具を置いてしまうと強い圧力がかかり、へこんだり跡が残ったりしてしまいます。
そのため、畳の上に家具を起きたい場合は、畳が傷まないように対策をとってから設置することが大切です。

今回この記事では、畳のへこみの対処法や予防策を詳しく解説します。
和室にソファなどの家具を飾りたいとお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

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1. 畳がへこんだ事例を紹介します

畳にへこみや跡が残ってまう前にしっかりと対策を行う事が大事!

へこんでいる畳の写真

引越しや部屋の模様替えを行おうと思って、家具を移動したら、畳がへこんで跡がくっきり残っていて驚いた!という方も少なくないです。

畳のへこみは、畳の上に直接タンスやソファなどを置いていた場合に、強い圧力がかかって起きるものです。
多くの方がこれを知らずに畳の上に家具を平気で置いてしまっているのが現状です。

家具を和室に設置しても、へこみや跡がつかにようにするための対策として、畳と家具の間に敷物を敷くという方法があります。
おすすめの敷物は、床の傷を防止させるためのコルクでできたマットです。100円ショップなどで手軽に購入することができますよ。

また、家具の選び方も重要です。脚のある家具だと、その部分に重さが集中してしまうので、へこみや跡がつきやすくなります。脚のない家具など、できる限り重さが分散されるようなものを選ぶことをおすすめします。

2. 畳がへこむ原因とは?

脚のある重たい家具やピアノなどは、畳がいたむ主な原因になります。

机が置かれた畳の写真

畳に跡が残る原因は重たい家具を長らく直接置いてしまっているからです。強い圧力が加わるせいで跡になってしまうのです。そのため、和室に家具を置く際には出来るだけ、四つ脚のものは避けたほうがいいでしょう。圧力が加わりやすくなってしまうため、凹みや跡が残りやすくなってしまいます。

置く際には畳と脚の間に敷物や、凹み防止マットなどを使うようにしましょう。しかし、かえってこの敷物が畳を痛める原因にもなりかねません。場合によってはシミになったりもします。原因としては畳と上敷きの隙間にたまる細かい砂やホコリなどにより、畳に紙やすりをかけたような現象が起きます。

このような状態ではカビやダニの温床になり、健康に良くありません。上敷きを敷くのであれば時々はがして中の畳もお手入れするように心がけましょう。

フローリングと比較すると、畳は家具の跡や、へこみ等が付きやすいのが事実。しかし、畳の物件は契約書の特約に退去時の畳の表替えは入居者負担の文言が入ることが多いです。凹みがあってもなくても、退去時には経年劣化による張替え費用を払う必要があり、あまり気にしないのがベストです。自分で住んでいる上で気になるようであれば、事前に100円ショップ等で家具の足に敷くシートを置けば、凹みを防ぐことが可能です。

3. 畳がへこんだ時の解決方法

畳の跡やへこみは、軽いものであれば自分でも対処可能!

畳のへこんだ部分にタオルを置いている写真

家具の跡が残ったときの解決方法としてはまず、へこみのある部分を霧吹きなどを使って湿らせます。
そのあと、濡らした後に水気を絞った厚手のタオルや雑巾などをへこみの上に置きます。
そして、ゆっくりとその上からアイロンを当てます。

仕上げに乾拭きをしたあと、窓を開けるなど換気をしてしっかりと乾かすとへこみが解消されています。

仕組みとしては、畳の素材である「い草」が吸収した水分がアイロンの熱により膨張して、へこみの部分が改善されるといったものです。

この際の注意点としては、跡が残らないようにアイロンを直で畳に触れないようにしてください。
また、間に挟むタオルや雑巾が濡れていないと、畳に水分が行き渡らず、硬貨が十分に発揮できないため、濡らすことを忘れないようにしましょう!
なお、ナイロン素材の畳にこの方法は行うと、熱で表面が溶け出してしまう恐れがあるので、絶対に行わないようにしてください。


そのほかの畳のへこみの解決方法には、ドライヤーを使ったものもあります。
まず、畳のへこんだ部分に霧吹きで水を2~3回吹きつけます。
そのあと、水を畳にしみこませるように手で押さえながらなじませます。
ドライヤーの温風を15cm位離してあてて乾かすと、畳のへこみが解消されています。

霧吹きは100円均一ショップでも手に入ります。なければ濡らした雑巾を絞ったもので水分をつけてもいいでしょう。

4.畳のへこみ防止策とは?

1番は家具を置かないこと!どうしてもおきたい場合は対策グッズを使用しましょう!

色とりどりのい草座卓敷きの写真

畳にへこみを作らないために1番の対策としては、四つ脚の圧力がかかりやすい家具を置かない事です。
ただし、他に家具を置く場所がないなど、やむを得ない場合もあります。

そんな時は、畳のへこみ防止グッズの使用をおすすめします。
和室に一番合う畳のへこみ防止グッズとしてご紹介するのが、「い草座卓敷き」というものです。
和室でも馴染みやすく、違和感の少ないない防止グッズです。
新しい畳の緑色がすごく鮮やかに見え、新築などの新しい畳におけば丁度良い色合いだと思います。


このように、重いものから畳を凹み跡や傷から守る簡単な方法は、机や収納ラックの下に板やカーペットの切れ端などを置く方法です。

そのほかには、「ウッドカーペット」といったグッズも存在します。和室全体を、カーペットを敷く感覚でフローリングのような見た目に変えることができます。
表面に使う素材を天然木材やプリント化粧板などから選ぶことができるのが特徴です。6畳や4.5畳など部屋単位での購入となるので、購入前に部屋の実寸を図る必要があります。

5. まとめ

畳がへこまないようにするために一番大切な事は予防、対策です。

重い家具が置かれていない和室の写真

畳にできてしまう家具の跡やへこみというのは、直接重たいものを置いてしまう際に加わる圧力で出来ることが分かったと思います。

跡やへこみをなくすための解決方法もありましたが、出来るなら、そもそもの原因を作らない方がいいでしょう。対策は難しいものではないし、対策グッズも安く購入することができます。しっかり知識をもってご自宅の畳を大事に長く使えるように心がけましょう。

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