エアコン室外機から異音がする!主な原因や具体的な対処方法について
公開日:2023.7.19 更新日:2024.4.15
エアコンから涼しい風を送る際に必要不可欠な室外機。
しかし時として不調を起こし、それが異音となって現れることがあります。
そこで今回はうるさいエアコン室外機の原因や自分でできる対処方法についてご紹介します。
また、業者の費用相場に関しても解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
エアコンから涼しい風を送る際に必要不可欠な室外機。
しかし時として不調を起こし、それが異音となって現れることがあります。
そこで今回はうるさいエアコン室外機の原因や自分でできる対処方法についてご紹介します。
また、業者の費用相場に関しても解説しているのでぜひ参考にしてみてください。
エアコンの室外機は稼働している最中にさまざまな異音が聞こえてくることがあります。その主な原因としては次の通り。
・空気を切り替えている
室外機は空気の切り替えを行っている時に音が出ることがあります。よくカチンというものがあったような異音が聞こえてくることはありませんか。
これは室内に流れている暖かい空気、もしくは冷たい空気を切り替えるために四方弁と呼ばれるパーツが作動する際に発する音になります。
・フィルターや室外機周辺にホコリが溜まっている
室外機を確認してみて、フィルター部分にホコリが溜まっていたりしませんか。室外機およびその周りにホコリなどの不純物が蓄積していると、異音が聞こえてくることがあります。
また、こうした汚れを放置しておくと室外機の故障につながるおそれがあります。長く使い続けていくためにも、日頃からきちんと掃除しておくことが大切です。
・設置場所に問題がある
室外機を設置している場所が不安定であると、稼働している最中に異音が発生しやすくなります。別の場所に置き換えると音が鳴り止みます。
・室外機が故障している
ガラガラやキュルキュルといった音が聞こえてくるようであれば、コンプレッサーやファンモーターなどが故障している可能性があります。
エアコン室外機の解消はある程度自分でも行うことができます。
ただし、室外機は精密な部品から構成されているので、対策を行う際には注意が必要です。
室外機の異音対策は次の通り。
・室外機をきれいにする
個人でもできる対策としておすすめなのが室外機の清掃。
清掃を行うにあたっては、はじめにエアコンの稼働を停止し、室外機に付いているカバーを取り外します。
カバーを取っておいたら、室外機のファンに付いているホコリや落ち葉などの不純物を取り除いておきます。
もしも、なかなか掃除ができない場合は、故障の原因になることから、個人で無理に取り除こうとしないのが得策です。
・室外機周辺にあるものを片付ける
室外機の周りにものが置いてある場合は、ホコリが溜まりやすくなり、フィルター部分に詰まりやすくなります。
周りに不要なものを置いている場合は、できる限りどけておくようにしましょう。
・耐震マットを敷いておく
室外機の種類によってはファンによる振動音がうるさく、稼働していると気になることがあります。
そんな時は室外機の下に耐震マットを敷いておくのがおすすめ。これにより、地面から伝わる振動による異音を抑えることができます。
この他、室外機を振動音が響きにくい場所へ移動させるのも有効です。
エアコンの室外機の異音は上記の方法である程度抑えられますが、それでも室外機に不具合がある場合には買い替えを検討する必要があります。
室外機を買い替えるべきケースは以下の通りになります。
・耐用年数が過ぎている
エアコン室外機および本体の耐用年数はおよそ10年と言われています。
その理由としてはメーカーの都合にあります。エアコンを製造しているメーカーでは使用上問題ないとする期間の目安を10年としています。
この期間を過ぎると家電製品を作るパーツの製造が終了してしまうことから、メーカーによる修理が受けられなくなります。
もし期間を過ぎても修理可能であったとしても、修理をしてもらう費用が高くなってしまいます。
・エアコンに不具合がある
もしエアコンを使っていて、なかなか冷暖房に切り替えらない、掃除したにもかかわらず冷房能力が低下している、といった症状が見られたらエアコンの買い替えをされるのが望ましいです。
・室外機の異音がどうしても気になる
室外機から発せられる異音が気になってしょうがない時は、エアコンを買い替えておきましょう。
特にブッブッ、ガーガーなど壊れるような異音ですと、そのまま使い続けるとコンプレッサーの爆発が起きる可能性があります。
エアコンの室外機の異音に対処したい時に役立つのが専門業者。ただし、業者の中には優良業者と呼ばれるところとそうでないところがあります。
ここでは優良業者を見抜くポイントをご紹介します。
業者を探す際には以下のことを考慮しておきましょう。
・実績が豊富である
業者選びで一番重要なのが過去の実績。業者のホームページにはこれまでの施工事例が掲載されています。
・業者の評判を見ておく
優良業者であるところは、ほとんどの場合依頼された方から高く評価されています。業者のホームページや口コミサイトには依頼された方の感想を閲覧することができます。
・スタッフの対応が丁寧
優良業者の特徴として挙げられることが多いのが、現場のスタッフの対応。
お電話でのやり取りだけではなく、現場の顧客や近隣に住んでいる人たちに対しても丁寧に対応ができる業者であれば、安全かつ確実に作業してもらえます。
・エアコン修理に関係する資格を持っている
専門資格の有無は業者のスタッフに専門知識があることの証明となっています。エアコン関係では電気工事士の資格が必要とされています。また冷媒ガスを使用することから、フロンガス取り扱いの資格も重要です。
ホームページでも資格について確認できない場合は、業者に問い合わせてみましょう。
室外機の異音を何とかしたいという場合に気になるのがその費用。エアコンの室外機を修理してもらいたい時はいくらかかるのでしょうか。
一般的なエアコンの室外機の修理費用は約18,000~50,000円になります。
ただし、この費用はあくまでの目安であり、室外機の故障状況や交換するパーツの種類などによって変動していきます。
また、これ以外にも深夜や早朝など時間外での割増賃金や業者の出張費用も別途加算されます。
こうした室外機の修理をお得に行う方法があります。
一つは無料見積もりを活用すること。
業者による見積もりには具体的な作業内容とその費用の詳細が掲載されています。
内訳をしっかり確認しておくことで、作業後に不要なオプション費用が追加される心配をしなくて済みます。
もし業者から提示された金額に納得できない場合は、その場でお断りすることもできます。
少なくても3社以上から見積もりをとっておくことで、お住まいのエリアで一番安い業者を見つけられます。
もう一つは割引キャンペーンが実施されているか確認すること。
業者によってはWEBサイトからの申し込み限定の割引や期間限定割引など、さまざまなキャンペーンを行っています。
お近くにこうしたキャンペーンを実施している業者があるか確認しておきましょう。