不用品回収もできる引越し業者5選!相場価格と処分のタイミング
公開日:2025.4.23
引越しの際に出る不用品をどう処分するかは大切なポイントです。不用品回収を引越し業者にまとめて依頼できれば、手間も時間も大幅に削減できます。
今回は、不用品回収に対応している引越し業者5選と、それぞれの特徴や処分費用の相場についてご紹介します。また、不用品処分のタイミングや他の処分方法も併せて解説し、スムーズな引越しを実現するためのヒントをお届けします。
1.不用品処分したい方向け引越し業者5選
不用品処分サービスの幅は業者によって違う
不用品回収サービスに対応している引越し業者は意外と多く、なかには買い取りまで行っている場合もあります。ここでは代表的な5つの業者をご紹介します。
引越し時に出る不要な家具や家電を、効率的に処分できるかどうかは重要なチェックポイントです。
業者によってはリサイクル法対象品の引取りにも柔軟に対応しており、処分手続きをまとめて済ませられるため、忙しい人には大きなメリットとなります。
ただし、不用品回収が可能な品目には制限がある場合が多いので、事前の見積もり段階でしっかり確認することが大切です。
サービスを提供している引越し業者を賢く選ぶことで、引越しと同時に不用品を一掃でき、スムーズに新生活へ移行できます。
サカイ引越センター
サカイ引越センターでは、家電リサイクル法対象品のテレビや冷蔵庫などの引取りに対応しています。訪問見積もり時に処分を希望するリストを提示すれば、回収費用の詳細を確認できる仕組みです。
基本的に引越し作業費用と合わせて見積もりされるため、予算管理もしやすい点が魅力です。
日本通運
全国的に知名度の高い日本通運ですが、不用品回収は一部地域や特定プランでのみ行われています。
対応が難しい品目や地域もあるため、公式サイトや電話相談で事前に確認しておくことが重要です。回収できる品目が限定的な場合もあるので、別途自治体や専門回収業者に依頼する必要が生じるかもしれません。
アップル引越センター
幅広い品目の不用品回収や買い取りに対応しているのが特徴です。状態次第では無料で回収できる場合もありますが、有料になる品目もあるので見積もり時の確認が欠かせません。
料金だけでなく買い取り可能なアイテムの査定も一緒に進められるので、処分費の節約につながるケースもあります。
アーク引越センター
大手のなかでも柔軟に不用品回収を行っている引越し業者です。家電製品や家具など、比較的大きな品目でも回収が可能な一方で、リサイクル法対象品目については追加の費用がかかることが多いようです。
時期や回収条件によって費用が前後するため、必ず見積もり時に詳細を確認しましょう。
アリさんマークの引越社
アリさんマークの引越社では、引越し当日に不用品を回収してもらえる場合があります。
主にリサイクル法対象品や大型家具にかかる料金は、別途明細を出してもらうことが多いので注意が必要です。
ギリギリまで使いたい家電を引越し直前に引き取ってもらうケースなど、個別の状況に合わせやすい柔軟性が評価されています。
2.引越し業者の不用品回収サービスの特徴
引越し業者に依頼するメリット・デメリット
引越し業者へ不用品回収を依頼すると、引越し作業と同日に処分を済ませられます。その反面、自治体回収より費用が高くなる傾向があるため費用対効果を見極めることが必要です。
引越し業者に依頼するメリット・デメリットには、手続きの一括化や費用面での差があります。最大の利点は、複数の業者へ連絡する手間が省けることです。
ただし、回収できる品目に制限があったり、リサイクル料金が別途発生したりします。
不用品回収されるのは引越し利用時のみ
多くの引越し業者は、引越し依頼がある場合に限って不用品の回収を受け付けています。単なる不用品回収だけではサービス除外となる可能性が高いので、別業者に依頼し直さなければいけないケースもあります。
引越しを機にまとめて処分したい人に向けたサービスという位置づけであることを意識するとよいでしょう。
引越し業者の不用品処分費用相場
不用品処分の費用は、自治体の粗大ゴミ回収費用よりは高額になりがちです。しかし、不用品回収の専門業者と比較するとリーズナブルな場合もあるため、一概に高い・安いと言い切れません。
持ち込みが難しい大型家具や家電を処分したいときは、手間と費用をトータルで考えることが大切です。
引越し業者には引き取れない不用品がある
家電リサイクル法に指定された家電製品の一部や、危険物、医療機器などの特殊品目は引き取りできないことがあります。業者に依頼できる品目の条件は事前に確認しておく必要があります。
回収不可のものが多いと、最終的に自治体や専門回収業者を手配する二度手間になるため注意が必要です。
不用品処分は「引き取り」と「買い取り」がある
引越し業者のなかには、状態の良い家電や家具を買い取ってくれるケースも存在します。リサイクルショップ提携や独自の査定サービスを持っている業者もあるため、実質的な処分費を抑えられる可能性があります。
使わなくなった物を必要な人へ循環させるという観点でも、買い取りサービスは有効な選択肢でしょう。
3.引越しで出た不用品を処分する方法
不用品の処分方法
引越しで発生する不用品は、業者の回収サービス以外にも多彩な処分方法があります。自治体収集やリサイクルショップ、フリマアプリの活用などが代表的な選択肢です。事前に手続きを済ませておくと、引越し直前に慌てずに済みます。
不用品の処分方法は、品目や量、スケジュールによって最適な手段が変わります。大型品が多い場合は不用品回収業者を利用すると便利で、売却を狙うならフリマや買取店を検討できます。
自治体の粗大ゴミで処分する
自治体への粗大ゴミ申込みは、手数料が比較的安いのが魅力です。ただし、申し込みの手続きや処分までの日数がかかるため、引越し直前になってしまうと間に合わない場合があります。
特に大都市部では予約が取りづらいこともあるので、引越しの2~3週間前にはスケジュールを確認しておきましょう。
友人・知人に引き取ってもらう
使える状態のまま不要になった家具や家電なら、友人や親戚に譲るのもひとつの手です。処分費用も抑えられ、相手に喜んでもらえる可能性があります。
ただし、相手の生活環境やニーズを確認したうえで、引き取り方法や時期をきちんとすり合わせることが必要です。
不用品回収業者にまとめて引き取ってもらう
大量の不用品を一度に処分したい場合は、不用品回収業者を利用するのが効率的です。引越しと不用品処分を一括で代行してくれるため、手間は最小限に抑えられます。
ただし、費用は他の方法よりも高くなる傾向があるので、依頼前に複数社の見積もりを取り、信頼性と料金を比較検討するのが望ましいでしょう。
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フリマアプリやネットオークションで売る
インターネットを活用した売却は、自宅にいながら取引が完結できるメリットがあります。
状態が良ければ、思った以上の値段がつく可能性もありますが、購入希望者とのやり取りや梱包・発送作業が手間に感じる人もいます。
引越し計画に合わせて期限を設定し、不用品を売り切るタイミングを逃さないよう工夫が必要です。
リサイクルショップの買取を利用
リサイクルショップの出張買取や店頭持ち込みを活用すれば、一度に複数品目の査定が可能です。動作確認や汚れの度合いをチェックされるので、事前にきれいにしておくと査定額アップにつながることがあります。
ただし、ショップによって取り扱いジャンルや価格評価はまちまちなので、複数店舗を比較するのも一つの戦略です。
4.引越しででた不用品、処分タイミングは?
引越し前に余裕をもって処分するのがベスト
不要な品物は引越し前に仕分けると、荷物量を減らせて運搬費用や手間を抑えられます。
早めに粗大ゴミやフリマアプリの予約・出品などを行っておくと、処分スケジュールが立てやすくなります。
引越し前に余裕をもって処分するのがベストです。仕分けや回収予約を早期に済ませれば、引越し当日に慌てる心配が少なくなります。
ギリギリまで使用して、引越し直前に引き取ってもらう
冷蔵庫や洗濯機などの生活になくてはならない家電は、引越し当日まで使いたいケースがあります。その場合は、業者と相談して引越し直前に回収や処分をお願いできるかどうかを確認しましょう。
生活の利便性を保ちつつ不用品を処分できるため、ギリギリまで活用したい人には有効な選択肢です。
5.引越しでの不用品処分のまとめ
不用品の処分は余裕を持って行動
引越しと同時に不用品を処分すると、荷物の総量が減り、作業時間や運搬費用を抑えやすくなります。新居のスペースが確保できるため、快適な生活を始めやすい点も利点です。
不用品の処分は余裕を持って行動すると、トラブル回避につながります。自治体回収やリサイクルショップなど複数の方法を比較し、都合や予算に合った手段を選ぶことが大切です。
監修
ゴミ屋敷片付け・汚部屋清掃 ゴミ屋敷バスター七福神
創業14年、ゴミ屋敷片付け・汚部屋清掃の専門業者。年間実績20,000件以上を誇る。長年の経験で培われた独自のノウハウと、専門教育を受けた熟練スタッフによる丁寧かつ迅速な作業が強み。
手が付けられないほどのゴミ屋敷も、豊富なスタッフ数と車両数を駆使し、最短1日でのスピード解決を実現。プライバシーに配慮した秘密厳守の対応で、ご近所に知られる心配もない。
単にゴミを片付けるだけでなく、不用品の買取・処分、プロによる徹底的なハウスクリーニング、遺品整理まで、幅広いサービスをワンストップで提供。お客様一人ひとりに最適なプランを提案し、快適な生活空間を取り戻すまで、心を込めてサポートする。
<資格・著書・受賞歴など>
遺品整理士
生前整理士
事故現場特殊清掃士
空き家管理士
相続診断士
酒類販売業免許
家電リサイクル券 システム 取扱店
古物商許可:第542791100800 号
宅地建物 取引業許可:愛知県知事(1) 第24958 号
解体工事業番号:愛知県知事(登-30) 第937号
一般廃棄物収集運搬業許可
産業廃棄物収集運搬許可
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