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害虫の住処とは?種類によっての違いを解説します

公開日:2021.11.18 更新日:2024.4.4
害虫の住処とは?種類によっての違いを解説します

害虫には様々な種類が存在し、例えばシロアリやハチ、ムカデなどが有名です。そんな害虫たちは生態も全く異なるため、住処も大きく変わってきます。
そして、人間へ与える被害も変わってきます。シロアリは家の柱などをたべることで家の耐久性を低下させたり、ハチは家や庭に巣を作って人に攻撃したり…。

今回はそんな害虫の種類別の住処に関する情報をご紹介していきます。参考にしていただけたら幸いです。

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生態から見るシロアリの住処とは?

生態から見るシロアリの住処とは?シロアリの住処についてご紹介します。

シロアリの絵

シロアリは木材をとても好みます。そのため、餌である木材にたどり着く為に、コンクリートや発泡スチロール、プラスチックも食い荒し、道を作るといわれています。そのため、コンクリートの家でも一部に木材が使われている場合には、家屋にシロアリの被害が広がる危険性もあります。鉛などの比較的柔らかいとされる金属でも食い荒らす事も報告されているので、要注意です。

シロアリの弱点は光りです。シロアリは光を嫌うので、蟻道と呼ばれる筒状のトンネルを作り、餌場と巣を繋ぐため行き来します。つまり、シロアリが好んで住処に選ぶのは、樹木であり、木造住宅ということになります。

シロアリの住処が屋外の場合、朽ち木や防虫処理されていないウッドデッキ、または腐った柵や杭、放置された切り株、紙の束、生木の内側や根元の土の中などに生息していることが多いです。屋内の場合は、木造部分のどこにでも生息可能なのですが、一番のお気に入りは、床下になります。その辺には厳重に注意しましょう。

また、なるべくシロアリの好むもの、もしくは餌になるものを置くのと履けるようにしましょう。そうすることによってシロアリによる被害を最小限、もしくは無くすことができます。小さな対策から始めることが大切になります。

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生態から見るハチの住処とは?

生態から見るハチの住処とは?ハチの住処についての情報をご紹介します。

ミツバチの絵

ハチを駆除する場合、1匹1匹を退治していっても駆除が完了したことにはなりません。そのハチがやってきた住処を特定し、住処を撤去しないことには、冬になってハチが活動をやめるまで、被害の起きる危険性は続いてしまいます。

スズメバチ・アシナガバチ・ミツバチ、いずれのハチにも、好んで住処をつくる場所があります。

まずスズメバチです。スズメバチの代表格といえば、オオスズメバチです。そのオオスズメバチは、山林内の土の中や木の根元といった場所に住処を構えます。一見しただけでは、見つけることは難しく、見逃してしまいがちです。それに気づかず被害者が出てしまうケースが多いです。

次に、アシナガバチです。アシナガバチの仲間は、スズメバチ・ミツバチに比べて人間の生活圏内にも頻繁に住処をつくるのが特徴的です。本州には8種類のアシナガバチが生息していますが、巣の外見で共通しているのは、スズメバチ・ミツバチに比べると巣穴の数が少なく、小規模である点となっています。

子ども達の手に届く場所にも住処を作ることがあり、子供が蜂の住処に手を出してしまったり、興味本位で蜂の住処に近づいただけで刺されてしまったケースも少なくありません。見つけた際は近づかないようにしましょう。

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生態から見るゴキブリの住処とは?

生態から見るゴキブリの住処とは?ゴキブリの住処についてご紹介します。

ゴキブリのシルエットの絵

ゴキブリを一斉に駆除したいのであれば、やはりゴキブリの住処であるゴキブリの巣を見つけ、どうにかすることが1番手っ取り早く、良いのではないかと思う方も多いと思います。確かにこの考えは理にかなっているのです。

ただ、ゴキブリにはハチや蟻のような、見た目で分かりやすい巣のようなものは存在しません。しかし、ゴキブリにも住処のようなものはあり、ある一つの場所に群れとなっている場合が多いです。そんな場所を探しあてることで、ゴキブリの駆除がうまくいきます。

家の中でゴキブリが住処を作る可能性の高い場所は、やはりキッチンやお風呂場などの水周りです。そして、冷蔵庫や洗濯機などの下の隙間などもゴキブリが好む場所になります。これらの場所にゴキブリが住処を作っていた場合は、比較的簡単に駆除剤などで退治をすることができます。ですが、床下などの土台の中に作られてしまった場合は、業者などにお願いする必要があります。

また、飲食店などに多く存在しています。食べかすなどに近寄ってきている場合があるため、できるだけ食べかすなどをこぼさないように、こまめに掃除をしましょう。また、ゴキブリは寒さに弱いため夏場によく出るとされています。

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生態から見るムカデの住処とは?

生態から見るムカデの住処とは?ムカデの住処についてご紹介します。

ムカデのシルエットの絵

ムカデは、水分なしでは生きられない生き物です。そのため、暗くてじめじめした環境を好んで寄ってきます。

具体的にどのような場所に住み着きやすいのかというと、屋内では、風呂場や洗面所、シンクの下や畳の裏や床下、屋根裏などです。

逆に屋外では、植木鉢、落ち葉の下や石や倒木の下、井戸や水道の周りなどに住処を作って、住み着いていることがほとんどになります。

このように、日が当たらず乾燥しにくい湿った場所に住処を作って生息するのが特徴的になります。また、家の中でもやはり湿気のある湿った場所を好んでいることがわかっていただけたと思います。

畳の裏や床下などは空気がこもりやすくとても湿気が高いので、ムカデが好む環境のため注意しましょう。

ムカデは網戸やサッシの隙間や玄関のドアの隙間、エアコンのホースを家の中に通すためにあけた穴や換気扇などの隙間から室内に侵入してきます。そのため、必要のない時、または使用後は必ず閉めるようにすることがムカデを室内に入れない秘訣となっています。侵入を防ぐ為にも日頃から気をつけていきましょう。

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害虫の生態別の住処のまとめ

ここまでご紹介した害虫の生態別の住処についての情報をまとめてご紹介します。

害虫をスプレーで殺虫している写真

害虫たちは時には人の命をも奪ってしまう場合があります。

特にスズメバチは良く命を落とす方がいるため要注意です。

シロアリも家を食べてしまい、倒壊の危険にさらされてしまうなどの危険があるとても危ない害虫です。

このような害虫を住み着かせたり、侵入させないためにも、しっかりと知識を身につけ、日頃から対策をすることを心がけましょう。是非ご紹介した情報を参考にしてください。

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