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シャッターにサビを発見したときは?

公開日:2021.11.2 更新日:2024.4.11
シャッターにサビを発見したときは?

シャッターにサビを発見した時はすぐにメンテナンスすることです。ここでのトラブルで比較的多いのがサビです。昔は鉄のシャッターばかりでしたので、放っておくとすぐにサビていましたが、現在のシャッターはアルミやステンレスで作られていますから、すぐにサビるということはありません。ですが表面に細かい傷がついたシャッターであれば、ステンレスであっても簡単に内部が腐食します。そこで今回は、シャッターがサビた時の対処方法や修理相場を紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

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1. シャッターがサビてしまった事例

シャッターがサビてしまうと穴が空くなどのトラブルが発生することも

錆びているシャッターの写真

まず最初に紹介するのは、サビによりシャッターが開かなくなったケースです。サビとは簡単に言うと金属が酸化した状態のことなのですが、その部分に小さな凹凸ができます。その状態で繰り返し開閉していると、他の部分にも傷がついてしまい、新たなサビの原因になります。

巻取りシャフトがサビることでシャッターの開閉が出来なくなることもあります。また、サビの部分から水が侵入してしまうと、シャッターの内部が腐食したり、最悪の場合は穴が空くことも。そうなってはシャッターとしての機能が大きく損なわれますので、できるだけ最初の段階でしっかりと対処しておくことが重要です。

その他にも、中柱やガイドレールにサビが発生することで、異音トラブルの原因にもなります。詳しくは別の段落で紹介しますが、サビに関しては初期であれば自身で対処することも十分可能です。

ここまでのポイントをまとめると、シャッターのサビを放置しておくと開閉できなくなることがある、異音の原因になる、穴が空くことがあるということです。

多くのシャッターには防サビ加工が施されていますので、購入してすぐにサビるという事は稀です。しかし金属である以上、酸化からは逃れることができません。ですので、定期的にチェックしておくことが重要です。

2. シャッターがサビる原因

シャッターにサビが発生する主な原因は風雨とメンテナンス不足です

錆びているシャッターの写真

このトラブルの原因として最初に紹介するのは風雨です。前述した通り最近のシャッターにはサビが発生しにくいアルミニウムやステンレスが用いられていますし、その上から防サビ塗装も施されていますから、通常の雨風であればサビることはありません。しかし強風は別です。

風により石ころや物が飛ばされシャッターに衝突することがあります。するとその部分の塗装が剥げたり金属に傷がついて、サビトラブルに発展します。ですので、台風が通過した後はシャッターの表面に傷がないかしっかりとチェックしておきましょう。特にレール部分には塗装が施されていませんから、注意が必要です。

次に紹介する原因は潮風です。これは海沿いにお住まいの方に限定されますが、常に潮風を浴びていると塗装の上からサビることがあります。こちらについては汚れの除去と潤滑剤(オイル)を補充して対処して下さい。

最後に紹介する原因としてはメンテナンス不足です。サビは目に見えない部分で進行していることがありますから、定期的にサビの確認やオイル切れをチェックしておきましょう。そしてシャッターをサビの被害から守り、長く使用したいのであれば、業者やメーカーに依頼してボックスの中のサビ取りを取り沿いてください。

3. シャッターがサビた時の対処方法

シャッターのスラットやレールがサビた時の対処方法を個別に紹介

再塗装されたシャッターの写真

このトラブルへの対処として最初に紹介するのは、自分でスラットを再塗装する方法です。まずはシャッターの表面についた汚れを洗い流します。酷い部分はワイヤーブラシなどでサビを落としておきましょう。しっかりと乾燥させた後、シャッター用の防サビ塗料を塗ってください。

この時のポイントとしては、薄く塗ることです。厚く塗ってしまうとシャッターがきれいに開かなくなることがあります。ちなみに最近ではサビの上から直接塗れる塗料も販売されています。

次に紹介するのは、すでに穴が開いている場合の対処方法。まず、サンダーやワイヤーブラシなどを使用して、穴の周りについているサビを落としましょう。金属補修用のパテで穴の部分を塞ぎ、サンドペーパーで表面を平らにします。その上から塗装すれば修理完了です。

あくまで簡易的ですが、パテの代わりに金属補修用ガムテープを使用する方法もあります。しかし、大きな穴が開いている時は上記の方法では対処できません。

その際はサビを落として溶接する方法がおすすめ。ただし、溶接免許や経験がない方はプロの業者に依頼してください。

ガイドレールについているサビへの対処方法は、表面の汚れや古い油を拭き取り、レールの底にCRCスプレーを吹き付けて下さい。スラットとの接触部分までスプレーしてしまうと、レールが滑ってシャッターがうまく開閉できなくなることがありますので、慎重に作業することです。

4. シャッターのサビトラブルの修理相場

シャッターのサビトラブルの修理相場は塗装だけだと5万円です!

シャッターを点検している事業者の写真

このトラブルの修理にかかる費用は、状況によって異なりますので個別に紹介していきます。まずシャッター全体を再塗装するだけで解決する場合の相場としては5万円です。

スラットに穴が開いていたりレールの一部が剥がれている場合は、パテによる補修か溶接作業が必要となります。その際の相場は大きさや修理箇所により5万円から20万円です。なかにはレールの溶接で40万円請求されたケースも。

また、手動と比較して電動シャッターの方が修理費用が高くなる傾向にあります。サビの修理費用があまりにも高額になる場合は、自分で溶接機を購入するか、新しいシャッターへの交換を検討することをお勧めします。

ここまで今回紹介した費用の相場はあくまでも目安とお考え下さい。依頼する業者によっては、見積もり費や出張費、雑費などが加算されることがあります。

また、広告では激安を謳っているものの、施工後に追加の費用を請求してくる業者もごく一部ですが存在します。このような高額請求トラブルに巻き込まれないためにも、シャッターのサビ修理を業者に依頼する時は必ず2、3社から見積もりを取るようにしましょう。

金額やアフタサービス、評判などを比較して、納得したうえで契約することが重要です。

5. まとめ

シャッターのサビトラブルに関する情報のまとめとポイントのおさらい

錆びているシャッターの写真

ここまでこのトラブルに関連するさまざまな情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをまとめます。

まず、ほかのシャッタートラブルとは違い、日頃からメンテナンスしておけば、ある程度サビを防ぐことができますし、少しのサビでしたら自分で修理することも十分可能です。

一方で大きな穴が開いてしまったり金属が剥がれている時には、専門業者か購入した店舗に連絡して見積もりしてもらうことをお勧めします。

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