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シャッターが開かない・閉まらない!原因や対処法などをご紹介します

公開日:2021.11.2 更新日:2024.4.12
シャッターが開かない・閉まらない!原因や対処法などをご紹介します

「シャッターが開かなくなった」「シャッターからキーキー音がして滑りが悪い」「途中で閉まらなくなった」
など、大切な自宅や車などを守ってくれるシャッターにいきなり開閉トラブルが起こってしまったら困ってしまいますよね。
今回は、シャッターが開かない・閉まらないといった場合の原因や対処法についてご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

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1.シャッターが開かない・閉まらない事例

開かない・閉まらないといったシャッタートラブルはよくあること!

閉まっている倉庫のシャッターの写真

窓や車庫/ガレージ、倉庫など、私たちの生活の身近にはたくさんのシャッターが存在します。そんなシャッターは、雨や風から建物を守ってくれたり、防犯や防火、防音といった効果があったり、プライバシーの保護にもつながったりと、様々な役割を担っています。

そんな日々のくらしを快適にしてくれるシャッターですが、いきなり開かなくなった・閉まらなくなったといったトラブルはよくある不具合のうちのひとつです。

そういったときに力任せにこじ開けてしまうと、他の箇所の故障につながったり、怪我をしてしまったりといったリスクが伴います。
しかも原因の根本的な改善にはつながらないので、またいつ開閉できなくなるかも分かりません。

次項では、シャッターが開かない・閉まらないときに考えられる原因をご紹介します。

2.開かない・閉まらない時に確認すること

シャッターの開閉トラブルの原因はさまざま!共通して言えることは、早めの対処が肝心です!

途中で止まったシャッターの写真

シャッターが開かない・閉まらない時は、まずは下記を確認してみてください。

・ガイドレールにゴミなどの異物が詰まっていないか
ガイドレールとは、シャッターの両サイドに取り付けられた溝の部分のことで、窓のサッシと同様の役割を担っています。
その部分にほこり・サビといった汚れやゴミなどの異物があるとシャッターの動きが悪くなります。掃除機などで異物を取り除くことで問題は解消されます。

・サビが発生していないか
シャッター板(スレット)やガイドレール、シャッター板を収納するシャッターケース、シャッター板を巻き取る巻取りシャフトなどは、経年劣化などにより錆が発生することがあります。その結果、開閉が困難になるので、サビ取りスプレーや潤滑油などで錆の除去が必要です。

・鍵穴や施錠レバーなどにもサビが発生していたり、異物が挟まっていたりしないか
これらの部分も汚れがたまりやすいのでチェックしてみてください。

・冬の時期の場合、凍結していないか
外気温が氷点下を下回っている場合、凍結してしまっている場合があります。この場合は、自然解凍されるのを待ちましょう。

・シャッターが変形していないか
シャッター板やガイドレールが歪んだり曲がったりと変形してしまっていると、スムーズに開け閉めができなくなります。
シャッター板の端の部分は、もともと弧を描くように弯曲していますが、それ以上に曲がっていたり破損していたりすると、開閉しづらくなります。 この場合は修理が必要になります。

以上に加えて、ご自宅のシャッターが手動の場合と電動の場合に考えられる原因がまだありますので、以下もチェックしてみてください。

■手動の場合
・鍵を掛けたままや差しっぱなしにしていないか

鍵を開け忘れていて、開かないといったパターンは意外によくあります。
また、夜遅くや早朝など周辺が暗くて見えづらかったり、うっかりしていたりすると、表にある鍵穴に鍵が差しっぱなしで、そこが引っかかることで開閉できないといったケースもよくあるそうです。一度確認してみてください。

■電動の場合
・電源が入っているか、ブレーカーが落ちていないか

意外と多いのが電源の入れ忘れやコンセント抜けです。また、停電やブレーカー落ちなどがあった場合は、再度スイッチをオンにするなどの作業が必要になります。

また、電動の場合、リモコンを紛失してしまって開閉ができないといった場合は、販売メーカーに在庫があれば取り寄せが可能です。生産終了などで在庫がない場合は、シャッターごとの交換が必要になります。
ただし、紛失をして第三者の手に渡っている可能性がある場合は、リモコンを悪用されてしまうリスクがあります。防犯上に不安がある場合は、新しい物への交換を検討してみてください。

3.シャッターが開かない・閉まらない場合の自分でできる対処法

シャッターの開閉ができないときの対処方法をご紹介します。

開かないシャッターの写真

①掃除をする
ガイドレールの溝を上から下まで、箒などで掃除をし、ほこりやゴミなどの汚れを取り除きます。そのあと、水洗いや水に濡らした布などを使用してキレイにしましょう。
仕上げにシリコンスプレーを吹き付けることで、シャッターの開閉はスムーズになります。

②注油する
シャッターが錆びていたり、キーキーとした音がしたり、滑りが悪く開閉しづらい場合は、シリコンスプレーなどの潤滑油の使用が有効です。

③サビを除去する
シャッター板が錆びている場合は、シャッター用の防サビ塗料を塗装しましょう。
シャッターの表面の汚れを落としてきっちりと乾燥させた後、シャッターの開閉に支障がないよう薄く塗布してください。

④手動の場合、鍵をしっかり回しきる
鍵が回しきっていない場合、シャッターが開かないといった不具合が起きる可能性があります。手動シャッターの場合はまず確認してみるようにしてください。

⑤電動の場合、センサーの誤作動を疑う
シャッター下の障害物を検知するためのセンサーが汚れていたり、近くに障害物があったりすると、開閉に支障が出る場合があります。誤作動を起こしていないか確認してみてください。

この他にもシャッターが開かない・閉まらないといったトラブルには様々な要因が考えられます。
上記を試してみても改善されなかったり、原因が分からなかったりする際は、早めにプロの業者へ相談することをおすすめします。

4.シャッターを安全に使用するために気をつけること

少しでも長く大切に電動シャッターを使用するためには、定期的なお手入れは欠かせません!

定期的にお手入れされたシャッターの写真

シャッターを長く安全に使用し続けるためには、日頃からの正しい使い方と定期的なメンテナンスを行うことが重要です。
手動や電動、メーカーなどにより、その取り扱い方法は様々ですが、説明書をきちんと読んで正しく使用するようにしましょう。
また、定期的に掃除や注油などの自分で行えるメンテナンスを行い、それと合わせてプロによる定期点検を受けることをおすすめします。

設置されてから年月が経ったシャッターは、開け閉めなどの動きに関わる部品の消耗や劣化が生じています。
いきなり開かなくなった・閉まらなくなったといったトラブルを起こさないためにも、使用からしばらく経っていて一度も点検をしていない場合は、点検を依頼してみることをおすすめします。

5.まとめ

シャッターが開かない・閉まらない場合のトラブルの原因や対処法についてご紹介しました。

シャッターを動かしている写真

シャッターは重量があるため、開かなかったり、閉まらなかったりする場合に、力任せに無理矢理こじ開けるような行為はとても危険です。挟まるなどの事故が起こり、怪我をしてしまう恐れがあるので、絶対にやめましょう。

まずは、自分でできる対処法を試して、それでも改善されない場合は早めにプロへ相談することをおすすめします。

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