雨戸の主なリフォーム方法や費用相場について解説します!
公開日:2023.2.20 更新日:2024.4.18
雨戸のサビつきや汚れなどが気になってくると、雨戸のリフォームを検討しますよね。
ただどのようなリフォーム方法があるか、費用はいくらかかるかわからないこともあるでしょう。
そこで今回は雨戸のリフォーム方法や具体的な費用相場について解説していきます。
雨戸のサビつきや汚れなどが気になってくると、雨戸のリフォームを検討しますよね。
ただどのようなリフォーム方法があるか、費用はいくらかかるかわからないこともあるでしょう。
そこで今回は雨戸のリフォーム方法や具体的な費用相場について解説していきます。
雨戸のリフォーム方法は実にさまざまです。代表的なリフォーム方法は次の通りです。
・塗り替え
なるべく費用をかけずに雨戸をリフォームしたい時におすすめの方法です。
最近の雨戸には塗装が施されていて、施工されてからある程度の年月が経過すると塗膜の剥がれやチョーキングなどの現象が見られるようになります。
また、金属製の雨戸ですと、塗装が剥がれることにより、耐水性が弱くなり、サビが発生してしまいます。
雨戸を塗り替えることで、防水性を高め、上記の現象を防ぐことができます。
・雨戸交換
雨戸の機能を一新したい方におすすめの方法です。経年劣化している雨戸を新しくすることで、外観を変えることもできます。
雨戸の種類によってはオプションで機能を追加することができ、防犯性や遮音性を高めることが可能です。
新しい雨戸を導入するため、塗り替えるよりも費用がかかります。
・後付け
元々雨戸が無い窓に新しく雨戸を装着する方法です。
最近の雨戸は軽量化されていることもあり、簡単に設置できるようになっています。
引き戸や折れ戸、シャッタータイプなど種類が豊富で、自宅の環境に合わせてリフォームできます。
雨戸をリフォームするメリットはさまざまです。
見た目を良くしてくれるだけではなく、断熱性能や防犯性を高めるなど、生活環境の向上にもつながります。
・自然災害などから窓ガラスを守ることができる
台風や突風が吹き荒れていると、大きな飛来物まで飛んでくることがあります。
経年劣化などにより雨戸の強度が不足している場合、飛来物によって雨戸が壊れ、窓ガラスが割れてしまうことがあります。
こうしたトラブルから窓ガラスを守るためにも、古くなった雨戸は新しくしておくといいでしょう。
・遮光や断熱効果が期待できる
雨戸を閉めることで、太陽光および紫外線が室内に入ってくるのを防ぐことができます。さらに、最近の雨戸は断熱性能にも優れていて、暑い夏や寒い冬の省エネ効率を上げられます。
また、ルーバータイプであれば、通常の雨戸の機能を維持しつつ、部屋を換気することもできます。
・防犯につながる
防犯になることも雨戸をリフォームするメリットです。
空き巣は工具を使って窓から侵入してくることが多いですが、雨戸には内側から施錠できるタイプがあるので安心です。
・防音対策になる
外の騒音がうるさい時、防音性能の高い雨戸を導入すればそうした音を軽減することができます。
このように雨戸をリフォームすることでさまざまなメリットが得られますが、実際にリフォームを行う前に注意しなければならないことがあります。
・DIYでの作業はおすすめしない
人によってはDIYで雨戸を設置したいと考えている方もいらっしゃるかもしれません。最近では雨戸用の工具をホームセンターなどで購入でき、気軽に作業できるようになりました。
しかし、DIYで雨戸をリフォームすることはおすすめできません。
理由としては作業にある程度の経験と知識が求められるからです。
塗装の塗り替えに関してもきちんと下地処理をしなければ剥がれやすくなりますし、仕上がりにムラが生じます。
また、2階以上の高いところの雨戸ですと、作業中に転倒してしまうリスクがあります。
その他、雨戸自体それなりに大きいものなので、取り扱いを誤ると怪我につながります。
・2階以上の建物だと費用がかかる
2階以上の場所で雨戸を設置する場合、足場を作らなければならないことから、設置費用が高くつきます。
足場の設置費用については建物の構造やリフォームを請け負う業者によって異なります。
もし費用を抑えたい場合は、日が当たりやすい場所や防犯対策が必要な場所など、施工する箇所を絞って依頼することを検討してみるといいでしょう。
自宅の雨戸をリフォームしてもらいたい時に頼りになる専門業者ですが、残念ながらきちんと作業してくれるところとそうでないところがあります。
ここではきちんと作業してくれる業者を選ぶポイントをご紹介します。
・現場調査をしてくれるか確認する
雨戸のリフォームで最も大切なことは作業現場を事前にきちんと調べておくこと。 場所によっては足場を組まなければならず、正確な調査でないと工事がずさんになります。
そのため、きちんと調査しないところは避けるのが無難です。
・業者の実績を確認する
業者選びの際に見ておかなければならないのが業者の作業実績。業者の公式ホームページにはこれまでの作業実績や施工事例が掲載されています。
・実際に依頼をしたお客様の声を確認する
一般的に優良業者と呼ばれているところは依頼された方から高い評価を受けていることがほとんどです。
実際に依頼された方の声はインターネットの口コミサイトにて確認することができます。
・損害保険に加入している
プロといえど人間なので、作業中に誤って自宅内の物を破損させてしまうことがあります。
そういった事態に備えて多くの雨戸のリフォーム業者では損害保険に加入しています。こうした被害に見舞われても、保険に入っていれば補償を受けらるので安心です。
加入の有無について気になる方は事前に確認しておくといいでしょう。
業者に雨戸のリフォームを依頼する際に気になるのが、「費用はいくらかかるのか?」ですよね。
雨戸リフォームにかかる費用相場は以下の通りです。
・塗り替え:2,000~5,000円(1枚あたり)
・単板タイプの雨戸交換:20,000~50,000円
・ルーバータイプの雨戸の交換:30,000~60,000円
・シャッター型雨戸(手動)の交換:80,000~150,000円
・シャッター型雨戸(自動)の交換:100,000~250,000円
・後付け:20,000~250,000円
このように、雨戸のリフォームにはある程度のお金がかかります。ただ、そうした費用を少しでも安くする方法があります。
一つは複数のリフォーム業者の見積もりを比較すること。
雨戸のリフォームにかかる費用は、実際に現地調査をしてもらって初めて明確な料金が分かります。
同じ工事内容であっても、依頼される業者によっては数万円も費用が異なる場合がありますので、なるべく多くの業者から見積もりを取ることをおすすめします。
もう一つは割引キャンペーンを実施している業者を調べること。
オンラインで申し込みされた方限定の割引価格や、期間限定の割引キャンペーンなど、業者によっては割引キャンペーンを使うことで費用が安くなります。