自動車のガラスのお手入れ方法について
公開日:2022.1.31 更新日:2024.4.3自動車ガラスのお手入れに関する様々な情報を分かりやすく紹介します。この場所のお手入れをする方法や作業時間、必要な料金などを簡単に紹介していきます。さらにお手入れ中に破損を発見した場合の対処法も合わせてお伝えしますので、お困りの際は参考にして下さい。車のガラスが汚れていると、見た目が汚いばかりか雨の日や逆光での運転に支障が出ることもありますので、積極的にお手入れしましょう。
自動車ガラスのお手入れに関する様々な情報を分かりやすく紹介します。この場所のお手入れをする方法や作業時間、必要な料金などを簡単に紹介していきます。さらにお手入れ中に破損を発見した場合の対処法も合わせてお伝えしますので、お困りの際は参考にして下さい。車のガラスが汚れていると、見た目が汚いばかりか雨の日や逆光での運転に支障が出ることもありますので、積極的にお手入れしましょう。
この場所のお手入れ方法で最初に紹介するのは、ガラスの内側を掃除することです。
多くの方が洗車機や手洗いで外側はきれいにされています。ですが、ガラスの内側というとせいぜい給油中に軽く拭くだけではないでしょうか。実は自動車ガラスの曇りの原因の多くは内側にあります。
内側のお手入れをする際に必要なアイテムは無水エタノール、クロス(マイクロファイバー)3枚、お湯です。無水エタノールはドラッグストアで購入することが出来ます。
手順としては、お湯に浸したクロスをしっかりと絞って拭いた後、すぐに乾拭きをします。そうすると手垢などの油汚れだけが残りますので、無水エタノールを含ませたクロスでしっかりと拭けば完了です。無水エタノールは揮発性が高いので乾拭きは不要です。独特の匂いが発生しますので窓を開けてお手入れして下さい。
ここでのお手入れで次に紹介する方法は、フロントガラスの油膜取りです。これをしておかないと、雨の日に前方が見えづらくなりますし、撥水剤の効果も減少します。油膜があるか分からない方はフロントガラスに水をかけてみて下さい。その水が玉状やムラになっていれば油膜があります。
手順としては、まず普通に洗剤をつけて洗ったあと乾拭きします。次に油膜取り専用のクリーナーでしっかり擦っていきましょう。最後に水洗いすればお手入れ完了です。
ここでのお手入れに必要な時間は車の大きさ、技量、自分で行うのか業者に依頼するのかによって決まります。
まず初めに紹介するのは、自分でお手入れをした場合の作業時間です。軽自動車や普通車でしたら、内側の掃除から外の油膜取りまで全て行って2~3時間です。自動車ガラスのお手入れが初めての方でしたら3~4時間といったところでしょう。
ハイエースやエルグランドなどの大型車でしたら2時間半~3時間です。
これらの作業をガソリンスタンドなどの業者に依頼した場合の時間は、軽自動車でしたら2時間、大型車は4時間です。
しかし業者はガラスだけをお手入れする訳では無く、洗車やワックスもしてくれます。当然その時間も必要になりますので、軽自動車や普通車でしたら半日、大型車は1日となります。また、年末やお盆前の繁忙期でしたらさらに時間がかかることもあります。
ここまでお手入れに必要な時間を紹介しましたが、スピードばかりを意識していると作業が雑になるので注意が必要です。
例えば油膜取りの前には乾拭きをするのですが、少しでも水が垂れてくると油膜除去剤が塗れなくなってしまいます。そうなったら初めからやり直しになりますので、余計に時間がかかることになります。お手入れを何度も行い、慣れてから時計を意識しましょう。
ここでのお手入れに必要な費用ですが、自分で行うのでしたら基本的には0円です。ただし必要になる道具がありますので、所持していない場合は購入しなくてはいけません。その費用として5,000円前後は必要です。またご自宅に洗車するスペースがない方は、洗車場の使用料が加算されます。
自動車ガラスのお手入れを業者に依頼する場合の費用としては、油膜取りだけでしたらガソリンスタンドで6,000円で可能です。効果を長持ちさせるために特殊なコーティングをする際は、専門業者に依頼しましょう。
撥水力が半年から一年間持続するフッ素コーティングの料金は、車の大きさで上下しますが、フロントガラスのみでしたら、3,500円~5,000円、全面でしたら7,500円~12,000円です。コーティングする前に研磨作業する場合は、上記の金額に10,000円が加算されます。
この作業は、費用の面だけ比較すると、自分でした方が断然お得なように感じますが、油膜落としなどの手間を考えると業者に依頼するのも一つの方法です。フッ素コーティングしておけば半年から一年はお手入れ不要、水を流すだけで汚れが落ちますので、何時間もかけてお手入れする必要がありません。一度でも依頼するとやみつきになること間違いなしです。
この場所をお手入れしている時にガラスが破損した場合や傷などを発見した場合、長距離の運転だけは絶対にしないで下さい。具体的な対処法を紹介する前に応急処置の方法をお伝えします。
まず最初にすることは、車を雨が濡れない場所に移動することです。車のガラスは2枚重ねになっているのですが、破損部分から水が侵入してしまうと修理することが困難になってしまいます。また移動中に傷口にホコリが付着しないようにテープなどを貼っておきましょう。
移動したらお次は破損箇所の確認です。傷の種類や大きさによって自分で修理できるのか、業者に依頼しなくてはいけないのかが決まります。
傷の大きさが10円硬貨程度で目玉のような傷(ブルズアイブレイク)や半月状の傷(パーシャルブレイク)でしたら自分で修理することが出来ます。それ以外の傷の場合は車検のことも考えて専門業者に依頼することをおすすめします。
この場所で破損した場合の対処法をお伝えしましたが、一番大切なのは破損につながる行為をしないことです。例えばガラスの汚れをしっかりと落とさず油膜除去剤を使用すると、表面に傷がつくことがあります。またフロントガラスを洗うときと同じ力でサイドガラスを洗うと、歪みやヒビが生じることがあります。いずれにしても一番危険なのは、傷を放置することですので、発見し次第早急に対処しておきましょう。
この場所のお手入れに関する様々な情報をお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントを紹介します。
最初のポイントは油膜取りです。これをしていないといくら洗っても撥水剤を塗っても効果がありませんので、しっかりと行いましょう。
自分でお手入れすれば、費用は0円ですが、手間や効果を考えると業者に依頼するのも一つの方法です。お手入れ中に破損したり傷を発見した場合は速やかに対処しましょう。