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洗濯機が壊れた! 故障の原因や対処法、業者の修理費を紹介

公開日:2023.7.19 更新日:2024.4.10
洗濯機が壊れた! 故障の原因や対処法、業者の修理費を紹介

現代における生活必需品の一つである洗濯機。機械ですので、使用していく中で故障や不具合が発生することがあります。場合によっては業者の助けが必要なことも。ここでは洗濯機が故障する原因や自分でできる修理方法、業者に依頼した場合の料金を解説します。

1. 洗濯機が故障する原因

「ついこないだまでは普通に使えていたのに、急に洗濯機が故障した」といった経験はありませんか。

故障したドラム式洗濯機の写真

洗濯機の不具合は突発的に発生するものではなく、ある原因を放置しておくことで起こります。主な原因には次のようなものがあります。

・コントローラーの故障
洗濯機の動作を制御するコントローラーは故障することがあります。
もし洗濯機にエラーメッセージが表示されるようでしたら、コントローラーが故障している可能性が考えられます。
本体を調べてみて、修理する必要があります。

・排水バルブの故障
給水をしている間に急に水が止まってしまうことがあります。その場合は排水バルブが故障しているかもしれません。
そんな時は排水バルブを修理しておきます。

・モーターの故障
洗濯機本体がなかなか動かない場合は、モーターが故障している可能性があります。経年劣化したり、水漏れしたりすると故障しやすくなります。洗濯機を動かす上で重要な部品ですので、きちんと交換しておきましょう。

・排水口の詰まり
脱水している時に排水がうまくできない場合は、排水口が詰まっている可能性があります。
排水口の中を点検してみて、何か不純物が入っていないかどうかきちんと確認してみましょう。

2. 洗濯機を長く使っていくコツ

水を使用する電化製品ですので、使っていけば次第に劣化していきます。

洗濯物を入れすぎている洗濯機の写真

ただ洗濯機本体の相場は10万円前後と決して安いものではないので、出来るだけ長く使っていきたいところ。工夫さえすれば、そんな洗濯機を長持ちさせることができます。

・洗濯物を入れすぎない
一度に洗う洗濯物の量が多すぎると、洗濯機に負担が生じるようになります。そうすると本体の寿命を早めることにつながります。
一度に洗濯する量については洗濯槽の8割未満を基準にするといいでしょう。

・洗剤を入れすぎない
衣類の汚れが多いと洗剤を多く入れようとするかもしれませんが、これも洗濯機に悪影響を及ぼします。
洗剤はカビが発生する原因となりますので、洗濯槽や洗濯物の量に合った割合で使用するようにしましょう。

・使用後は蛇口を閉める
蛇口をそのままにしておくと、ホースに水圧が加わることも。水圧は水漏れなどの原因となります。
使用した後は必ず蛇口を閉めておくことが大切です。

・定期的に洗濯機を掃除しておく
洗濯機を汚れたままにしておくと、経年劣化が早まります。月に1~2回は洗濯機専用洗剤を使って洗濯槽をきれいに掃除しておきます。フィルター部分や排水バルブなども同様に掃除しましょう。

3. 修理か買い替えかを見極めるポイント

洗濯機に不具合が続いた場合、業者へ修理に出すかそれとも新しいタイプに買い替えるか悩んでしまいますよね。

洗濯機を点検する事業者の写真

買い替えるかどうかを判断するポイントは次の通りです。

・洗濯機が停止することが多い
コンセントがきちんと接続されているにも関わらず、急に止まることが多い場合は故障しているケースが考えられます。その際は新しいものへの買い替えを検討してみましょう。

・脱水しきれていない
脱水モードにしていても、なかなか脱水できない時は洗濯機の買い替えを検討してみましょう。
古くなった洗濯機ですと洗濯槽に溜まった汚れが落としにくくなり、それが原因で脱水がしにくくなることがあります。

・洗濯機の寿命が来ている
洗濯機の寿命は6~8年が目安とされています。
たとえ目立った故障がなくても、何かしらの不具合が発生します。余裕があれば新しいものに買い替えましょう。

・補修用部品の保有期間が過ぎている
メーカーでは、販売している洗濯機の部品に保有期間が定められています。
多くの場合、6~7年程度となっています。その期間が経過すると、使用されている洗濯機を修理に出せなくなる可能性があります。
ただし故障の問い合わせが多いタイプですと、期間を過ぎても部品を取り置きしていることがあります。

4. 洗濯機を自分で修理する方法

洗濯機の症状によっては自分で修理することも可能です。

洗濯機のネジを調整している写真

・エラーメッセージが出る
エラーメッセージが出てくるようでしたら、フィルターの詰まり、水道と洗濯機の接続箇所のゆるみ、排水口の汚れのいずれかが原因です。
フィルターは洗濯機本体から取り外し、きちんと掃除しておきます。排水口は洗濯槽に溜まった水を抜いた上で掃除します。
水道の蛇口と洗濯機の接続している箇所がゆるくなっていたら、小型のプラスドライバーを使います。
4カ所にゆるくなっているネジが確認できますので、ドライバーでネジを締めておきます。

・洗濯機が回らない
洗濯機のパルセーターが詰まっていると洗濯機が回りにくくなります。
ドライバーを使ってパルセーターを洗濯機から取り外し、きちんと掃除しておきましょう。

・脱水できない
脱水ができない時はホースの詰まりが原因である場合が多いです。
ホース内の汚れを確認して掃除しておきます。

・給水できない
給水がなかなかできない場合は、ホースが破損している可能性があります。
破損が見られたら、新しいものに交換します。
洗濯機によって対応しているホースの形式が異なりますので、お店に問い合わせてみると安心です。

給水バルブが故障している場合は、新しいものに取り替えておきます。
古い給水栓を外し、新しいものに交換します。この時接続がゆるい場合がありますので、シールテープで接続部分を固定します。

5. 修理にかかる費用

どうしてもご自分の手に負えない時は、速やかに業者へ修理に出すことをおすすめします。費用こそかかってくるものの、専門スタッフが対応しますので安心です。

洗濯機の修理を行う事業者の写真

洗濯機の修理費用の相場は故障した箇所によって異なりますが、排水など水回りの修理費用がおおよそ4,000円~10,000円。
洗濯機本体の修理であれば、30,000円~50,000円が目安。

業者に依頼される場合は、洗濯機を自分で持ち込む場合と業者にご自宅まで来てもらう場合の2パターンがあります。
業者に来てもらう際は出張費用が加算されます。
出張料については業者の対応しているエリアによって異なります。多くの業者ではホームページに出張料が掲載されていますので、事前に確認しておくといいでしょう。
なるべく安く抑えたい場合にはご自宅に近い業者へ依頼されるのが望ましいです。

作業に入る前にはあらかじめ見積もりを取っておきましょう。最近は多くの業者が無料見積もりを実施しています。費用の内訳を確かめておくことで料金設定が適切であるかどうかを確かめることができます。

また、業者と実際にやり取りしてみて、説明が丁寧かどうかも確かめておく必要があります。
親切に説明してくれる業者ほど、きちんと修理してもらえます。
修理がご自分の手に負えないようでしたら、まずはお近くの業者をインターネットで見つけてみましょう。

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