1.空き巣のマーキングの意味を知ろう
侵入しやすい家だというマーク
空き巣のマーキングは、その家が留守になる時間帯や家族構成や年齢を、アルファベットや数字で表したものです。
マーキングの手法は、主に以下3つの方法があります。
・傷をつける
・ペンで書く
・シールを貼る
家の周りを見たときに、見覚えのないシールやいたずら書きがあると気づきやすいですが、傷をつけられているパターンですと気づくのは難しいです。さらに消すのも一苦労です。
マーキングの存在が心配であれば、家の周りを警戒しましょう。
空き巣のマーキングの種類の例は以下の通りです。
・M:男性
・W:女性
・S:独身(シングル)
・F:家族(ファミリー)
・学:学生
・赤:赤ちゃんがいる
・SS:土日休み
このマークを応用させて、以下のようなマーキングが行われることがあります。
・w8-20(ル):平日8時から20時まで留守
・20SW 9・21:20代独身女性、9時出勤21時帰宅
また、〇や×でも表現されることがあります。
・〇:可能性あり
・×:ダメ
・△:もう一息
そのほか、シールが貼られている場合は、色によって意味が違います。
・黒:侵入が厳しい
・白:侵入できる可能性あり
・黄:もう一息
ただ、このマーキングは必ずしも正しいとは限らず、あくまでも「この意味で使われる可能性が高い」というだけです。
マーキングの使用方法は空き巣グループによるので、黒いシールが貼られていて「あ、うちは大丈夫なんだ」と油断したら実は可能性ありの意味だったということも考えられます。
×や黒いシールが貼られていても油断せず、空き巣のマーキングは見つけ次第、早急に消しておきましょう。
2.なぜ空き巣がマーキングするのか
グループ内で情報を共有するため
空き巣がマーキングをする理由は主に以下の2つです。
・グループ内で情報を共有するため
空き巣の犯人は単独とは限らず、グループで犯行に及ぶこともあります。偵察係や犯行係といった具合に役割分担をして、偵察に行った者がグループ内で家の状況を共有するわけです。
実際に、20人以上の空き巣グループが検挙された例もあります。
・逮捕のリスクを下げるため
警察に逮捕されるリスクを下げる目的もあります。
空き巣は何も、適当に家を選んで犯行に及ぶわけではありません。住人に見つかって通報されるリスクを下げるため、事前に侵入できそうな家を下見しておき、マーキングしておくわけです。
また、空き巣だけでなく訪問販売員がマーキングをするケースもあります。
そもそもマーキングは、訪問販売員が効率的に営業をするため、情報を把握する目的で付けたものが始まりと言われています。
今でも訪問販売員がマーキングをすることがあります。
ただ、訪問販売員のマーキングであっても、住人にとっては迷惑でしかないため、怪しいマーキングを発見したらすぐに消すようにしましょう。
3.空き巣にマーキングされやすい場所とは
郵便受けや玄関ドアに注意
グループで空き巣の犯行に及ぶ場合、グループ内の他の人間が気付けるように、ある程度分かりやすい場所にマーキングする必要があります。
そのため、マーキングされやすい場所を把握しておけば、犯行を防げる可能性が高まります。
空き巣にマーキングされやすい場所の代表例は、以下の3つです。
・郵便受け
郵便受けはよくマーキングの場所として使用されます。郵便や宅配便を届けに来た業者を装うことで、近隣住民に怪しまれずに済むからです。
集合住宅のような1箇所に郵便受けが集中している場合は、注意してください。
1箇所に郵便受けが集中しているような場所は誰でも気軽に触れられるので、たとえ空き巣がマーキングしても不審に思う人が少ないのです。
路面側に郵便受けがある場合は、空き巣グループ内の他の人間がチェックしやすいため、日ごろからマーキングされていないか警戒しておきましょう。
・玄関ドア
玄関ドアやインターホンも、空き巣にマーキングされやすいです。
玄関が住宅の敷地の奥まった場所にあれば近隣住民に怪しまれやすいため、空き巣にマーキングされる可能性は低いです。
ただ、マンションのように玄関が通路に面する場合はマーキングされる可能性が高いです。集合住宅の郵便受けと同じく、近づいても他の住人に怪しまれる可能性が低いからです。
さらにインターホンの場合は、チャイムを鳴らして不在であることを確認してすぐマーキングできるため、空き巣にとって都合がいいです。
・ガスメーター
ガスメーターや電気メーターもマーキングの対象になりやすいです。
ガスメーターの場合、敷地外に近く通りに面していれば怪しまれずにマーキングができるため、危険度は高まります。
そのため、ガスメーターや電気メーターもチェックしておきましょう。
マンションの場合、どの部屋のガスメーターなのかが分からないことが多いため、マーキングされる危険性が一軒家よりも薄いですが、一応警戒しておいてください。
他にも、窓や表札、外壁などもマーキングされた事例があるため、定期的にチェックすることをおすすめします。
4.空き巣にマーキングされた時の対処法
マーキングを見つけたらすぐに消そう
ここでは、マーキングをされたときの対処法を解説いたします。
・マーキングを消す
基本的にマーキングを見つけたら、その場でできるだけ早く消しておきましょう。
なぜなら、マーキングを消すことで空き巣に気付いたことを伝え、犯行をあきらめさせる目的があるからです。
逆に放置をすると、防犯意識が低いと思われて犯行に及ぶ可能性があります。
実際にマーキングを消すときは、道具が必要になります。
ペンで書かれたマーキングは、除光液やクレンジングオイルで消しましょう。
シールのマーキングは、ハンドクリームやシールはがしが必要になります。
傷でマーキングされた場合は、まずやすりで削る必要があります。その後、補修用クレヨンでカバーしましょう。
・証拠を残して警察やセキュリティ会社に相談
空き巣被害に遭わないか不安な場合は、マーキングを消す前に写真に残しておき、警察に相談しましょう。
「まだ犯罪が起きていないのに警察に相談していいのか」と悩むかもしれませんが、周辺地域の警戒を強化してくれる可能性があります。
また、実際に被害に遭ったときも、迅速に対応してくれる可能性があります。
そのほか、セキュリティ会社に相談するのも良いでしょう。経験豊富なスタッフが、防犯対策を提案してくれます。
・防犯性能の高い鍵に交換する
確実に防犯対策をしたいなら、セキュリティ性の高い鍵への交換をおすすめします。鍵交換の専門業者に相談して、防犯性の高い鍵に交換してもらいましょう。
5.空き巣のマーキング以外に注意するべきこと
不審人物や痕跡に注意
マーキングは、侵入しやすい家としにくい家を調査する目的があります。侵入しやすいのは、防犯意識が低い家です。
そのため、犯行を防ぐため、日頃から防犯を意識しておきましょう。
そこでここでは、マーキング以外に気をつけるべきことを紹介いたします。
・自宅の防犯状態
被害に遭わないためには、防犯の状態に注意しましょう。特に、ずっと窓を開けているような家は危険です。
夏の暑い日は窓を開けたくなりますが、外出しているときに窓を開けていると、空き巣に狙われる可能性が高いです。窓はできるだけ閉めておきましょう。
・不審人物
空き巣は警察に逮捕されるリスクを避けるため、マーキングの他に下見をする場合があります。
初めて空き巣をする窃盗犯は挙動不審ですが、慣れた窃盗犯だとスムーズに下見をするものです。また、新聞配達員や宅配を装って堂々と下見をする場合もあります。
そのため、見慣れない人物がうろうろしているのを見たときは、顔を確認しておく等して注意をしましょう。
・不審な痕跡
空き巣はとにかく下見を欠かさず、中には四六時中見張っていることもあります。そのため、空き巣が見張っていた現場では、たばこやごみが散乱していることが考えられます。不審な痕跡を見つけた場合は、空き巣に注意しましょう。
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