インターホンを修理するには?自分で修理する方法や業者の費用相場について
公開日:2022.6.22 更新日:2024.4.17
来客や宅配の応対などでお世話になっているインターホン。
そんなインターホンも長年使用していくうちに故障します。人によっては自分で修理したいという方もいらっしゃるでしょう。
今回はそんなインターホンを修理する方法や業者の費用相場について解説します。
来客や宅配の応対などでお世話になっているインターホン。
そんなインターホンも長年使用していくうちに故障します。人によっては自分で修理したいという方もいらっしゃるでしょう。
今回はそんなインターホンを修理する方法や業者の費用相場について解説します。
インターホンはさまざまな原因で故障してしまいます。
修理にかかる時間を短縮するためにも、故障原因をきちんと把握しておく必要があります。
主な故障原因は次の通りです。
・経年劣化
機械であることから、インターホンを使用していくうちに経年劣化していきます。
一般的な家庭向けのインターホンの耐用年数は10年です。耐用年数を過ぎると故障や不具合が起こりやすくなります。
また、オートロック機能が搭載された集合住宅向けのものインターホンの場合の耐用年数は15年になります。
・雨の影響
インターホンには防水性能があるものの、入り込む水分の量によっては故障を引き起こすことがあります。
・砂やホコリなどの不純物
雨と同じく、砂やホコリなどの不純物がインターホン内部に入り込むことがあります。
特に壁のすき間やマイクなどは入り込みやすいです。
春の場合は黄砂の飛散量が多く、インターホンを故障させてしまうことになります。
この他、小さな虫が侵入することにより故障することもあります。
・配線不良
インターホンの子機に使用されている配線は不具合を引き起こしやすいです。
もし配線に問題があると、呼び出し音がきちんと鳴らないなどのトラブルが起きます。
配線不良が起きたら、専門業者に依頼して修理をお願いする必要があります。
中には自宅のインターホンを自分で修理しておきたいという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、インターホンをはじめとした電子機器の修理をやる上で注意しなければならないことがあります。
それは電気に関する専門資格がないと修理できないこと。
あらゆる機械や電気設備のメンテナンス作業をするには「第二種電気工事士」や「第一種工事士」の資格が必要となります。
もし資格もないまま勝手に増設・交換作業を行ってしまうと、違法と見なされ、「3万円以下の罰金、または3ヵ月以下の懲役」となるおそれがあります。
また、資格や知識もないままインターホンを分解しようとすると、感電や誤配線によるショートや火災といった被害を引き起こしてしまう可能性があります。
以上のことから、素人が何の専門資格や知識もなしにインターホンの修理をしてしまうのは非常に危険です。
特定の資格がないのであればプロに任せて作業をしてもらうようにしましょう。
プロの業者のいいところは安全に修理してくれることにあります。
インターホンをはじめとした電子部品の取り扱いに慣れているので、感電や火災のリスクを考えなくて済みます。
さらに機械にまつわる知識が豊富なので、インターホンにまつわるトラブルの相談に応じてもらえます。
以上のことから、インターホンの修理については専門業者に依頼することが望ましいです。
業者をおすすめする理由は次の通り。
・プロの作業員が在籍している
専門業者にはあらゆるメーカーや種類のインターホンに精通しているスタッフが在籍しています。
特にインターホンは精密な部品によって構成されていますので、経験豊富なプロによる作業でないと修理することはできません。
プロの作業員であれば安全かつ確実に修理してもらえます。
・作業スピードが早い
業者によっては24時間365日依頼の受け付けを行っているところもあり、いつでも気軽に依頼できるようになりました。
自宅から近い業者では30分~1時間ほどで駆けつけてくれます。
インターホンが使えないと来客や宅配物があった場合に困ってしまうので、何かあった時にすぐに駆けつけてくれるのはありがたいです。
・さまざまな支払い方法に対応してくれる
最近ではクレジットカード決済や電子マネーでの支払いに対応してくれる業者も多いです。
・作業後のアフターサービスを利用できる
多くの専門業者では作業が終わってからもアフターサービスを受け付けています。
しばらくしてから発覚した不具合の無償メンテナンスなど、さまざまなサービスがあります。
ただしアフターサービスには保証期間が設けられていますので、あらかじめ確認しておきましょう。
インターホン修理で頼りになる工事業者ですが、優良と呼ばれるところとそうでないところがあります。
実績やスタッフの対応など他にも確認しなければならないポイントがいくつかあります。
・現地調査をしてくれるか確認する
インターホンをはじめとした電子部品の修理で最も大切なことは作業現場をきちんと調べること。
現地調査をまともにやらない業者ですと工事がずさんになります。そうしたところは避けるのが無難です。
・業者の実績を調べておく
業者選びにおいて重視しなければならないのが作業実績です。
業者の公式ホームページにはこれまでの作業実績や施工事例が掲載されていますので、参考として見ておくといいでしょう。
・インターネットの口コミを確認しておく
一般的に優良業者と呼ばれているところは依頼された方から高い評価を受けていることがほとんど。
実際に依頼された方の口コミは業者のホームページや口コミサイトに掲載されています。
・スタッフの対応を見ておく
依頼者や近隣にお住まいの方に対して丁寧な対応を心掛けているところほど、自宅や近所のことを考えて工事を行ってくれます。
自宅を訪問したスタッフのやりとりからきちんと対応できているか確認しておくことが重要です。
業者にインターホンの修理をしてもらうにあたって気になるのが作業費用。一般的なインターホン修理の費用は以下の通りです。
・部材費(インターホン本体):10,000~60,000円
・取付工事費:5,000~6,000円
・出張費用:2,000~3,000円
このようにインターホンを直してもらうにはある程度の金額がかかります。
また、インターホンの性能が高いと、それだけ費用が高くなります。もし子機の配線が不具合を引き起こしていたら、配線工事の費用が別途加算されます。
ただ、そんなインターホンの修理費用を安くする方法があります。
一つは業者ごとの費用を比較すること。
見積もりには作業内容とその費用の詳細が掲載されています。修理にかかる費用が高額になるほど適正価格を知っておくことが大切です。
同じ工事内容であっても、依頼される業者によっては数万円もの差が出る場合もあります。
少なくとも3社以上の見積もりを比較することで、自宅から近いところにある業者の中で最もお得なところを見つけられます。
もう一つは割引キャンペーンを実施している業者を調べること。
オンラインで申し込みされた方限定の割引価格や、期間限定の割引キャンペーンなど、業者によっては割引キャンペーンを使うことで費用が安くなります。