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【特徴・買取相場など】チンチラの毛皮に関する情報を紹介します

公開日:2021.11.1 更新日:2024.4.10
【特徴・買取相場など】チンチラの毛皮に関する情報を紹介します

ペットとしてだけでなく、毛皮も大人気のチンチラ。
世界三大毛皮のひとつで、柔らかい手触りと高級感が特徴の毛皮です。
今回はそんなチンチラの特徴や歴史、買取相場などを紹介していきますので、参考にして下さい。

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1. チンチラの毛皮の特徴とは?

チンチラの毛皮の特徴は圧倒的な高級感!!コーディネートが難しいことも

チンチラの毛皮のコートの写真

この毛皮の特徴として最初に紹介するのは高級感です。チンチラの毛皮はなんと言っても世界三大毛皮ですから、見た目のラグジュアリー感が半端ではありません。表面は光沢があり触らなくても分かるほど柔らかい毛並をしています。

それ故に難しいのがコーディネートです。結婚式などでパーティードレスに合わせるのであれば問題ないのですが、普段使いするにはかなりのファッションセンスが必要とされます。

チンチラの毛皮の特徴として次に紹介するのは、毛色によって価格が違う事です。ホワイトやシルバー、ブラックなどがありますが、グラデーションが鮮やかなほど高額で取り引きされています。また、濃いブルーの毛皮も人気が高く、同様に高額となっています。その他の特徴としては手触りです。動物の毛皮でありながら絹のような感触で、思わず肌を寄せたくなります。

この毛皮の特徴として最後に紹介するのは、耐久性が低いことです。本来動物の毛皮には、他の毛よりも少し長くて硬い刺し毛というものが生えており、それがあることにより衝撃や雨風から身を守ることが出来ています。しかしチンチラには刺し毛がありません。だからこそシルクのような手触りなのですが、逆に言うと雨や風、摩擦などに非常に弱いという事ですので、丁寧に取り扱う必要があります。

2. チンチラの毛皮の歴史

チンチラの毛皮の歴史は700年以上前のアンデスから始まっています

木に座っているチンチラの写真

げっ歯類の一種であるチンチラの毛皮を人間が使うようになったのが、今から700年以上前の西暦1300年代です。南米アンデス山脈で暮らしていた少数の部族が、食料としてチンチラを捕獲したあと毛皮も使用していました。つまり鹿やイノシシ、ラビットなどと同じく、生きるために捕食していたという事ですね。

それが変化したのが西暦1800年代以降です。高級感のある毛皮が珍重され、貿易品として世界中で取り引きされるようになりました。当然お金目当ての密猟者が増え、乱獲が横行、結果絶滅の危機にされらされるように。

現在ではワシントン条約などで保護されていますが、未だに密猟者が多いことも事実です。

ちなみに、日本でペットとして販売されているチンチラや、現在コートなどに使用されているチンチラは、アメリカなどの地域で養殖されたものです。2000年代以降になると毛皮の使用に関して反対運動が盛んになりました。大手アパレルメーカーやハイブランド、ハリウッドセレブなどが「毛皮を使った服飾品は時代遅れ」「絶対に着ない」などと表明しています。チンチラの毛皮はその高級感や一着のコートに使われる頭数などから、アンチ毛皮のシンボル的な存在になっています。

3. チンチラの毛皮の相場はいくら?

チンチラ毛皮の買取相場はロングコートであれば50,000円以上です

チンチラ毛皮のハーフコートの写真

大きければ大きいほど使用している毛皮の量が増えますので、基本的にはストールなどよりもロングコートの方が買取相場は高くなるケースが多いです。ただし状態によっては買い取ってもらえないものや、査定が下がることがあります。

個別に紹介すると、ストールが30,000円以上、ハーフコートが10,000円~40,000円、ロングコートでしたら50,000円以上が相場となっています。

さらにブランドによっても金額は違います。ヴァレンティノショートボレロの相場は50,000円、ルーニィショートジャケットでしたら10,000円、高級品質エンプレスチンチラのロングコートは60,000円です。

ちなみにマフラーの買取相場は20,000円前後です。それと買取店舗によっても価格は大きく変動します。同じディオール製チンチラのロングコートでもA社は85,000円、B社は10,000円という事もあります。ですのでチンチラの毛皮製品の買取を依頼する際には、信用できる業者に依頼する必要があります。そのポイントとしては、強引に買い取ろうとしないこと、「今であれば高額」という表現を使わないこと、他社での査定に嫌な顔をしないことの3点です。こういう業者を避ければ、必然的に優良業者で買い取ってもらうことが出来ます。

4. チンチラの毛皮の関する豆知識

チンチラの毛皮について知って得する豆知識を分かりやすく紹介します

チンチラ毛皮のロングコートの写真

これを聞いたら毛皮製品の購入を控えるかもしれませんが、最初に紹介する豆知識はコートを作るのに必要なチンチラの数です。個体の大きさにより若干の違いはありますが、一着のロングコートを作るには100匹のチンチラが必要となります。これはチンチラに限った事ではなく、ラビットなら30匹、ミンクでしたら50匹が必要です。魅力的な毛側ではあるものの、GUCCIなどが使用をやめた理由も分かる気がします。

次に紹介する豆知識はチンチラ毛皮のお手入れ方法です。チンチラ製品は非常に繊細ですので、少しの汚れや光ですぐに変色してしまいます。そうなっては着ることも憚られますし、買取価格も下がってしまいます。ですので帰宅後は軽くホコリを落として下さい。できれば、毛皮専門のクリーニング会社できれいにしてもらいましょう。チンチラ毛皮のロングコートのクリーニング費用は約20,000円です。

この毛皮の豆知識として最後に紹介するのは再利用です。前述したようにチンチラのロングコートが変色したりシミがついたりすると、着れなくなりますし、買い取ってもらえないこともあります。そういう時はリメイクしてもらうのもひとつの方法です。シミや変色の部分を避けてストールやケープにすることができます。貴重な毛皮ですから出来るだけ長くお使い下さい。

5. まとめ

チンチラの毛皮に関するさまざまな情報のまとめとポイントのおさらい

チンチラ毛皮の写真

ここまでこの毛皮に関連する情報をいくつかお伝えしてきましたが、最後におさらいも兼ねてポイントをまとめます。

まずチンチラは世界三大毛皮のひとつで、非常に高級感があり軽量で絹のような手触りが特徴です。

高額査定が出ることがありますので、着ていないコートなどがある場合は査定だけでもしてもらうことをお勧めします。

長期間の保管の前は必ず専門のクリーニング店に依頼して下さい。

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