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事務所の鍵トラブル。解決するための手順・注意点

公開日:2023.4.13 更新日:2024.4.2
事務所の鍵トラブル。解決するための手順・注意点

事務所の鍵トラブルに関する解決手順や注意点などの情報をご紹介します。事務所の鍵トラブルは非常に困りますね。解決しないと業務に支障が出るばかりかお客様にもご迷惑をおかけしてしまいます。かと言って初めての経験でしたら何をすればいいのか悩みます。そこでここからは、事務所の鍵トラブルを解決する手順や注意点、業者に依頼した時の費用相場などの情報を分かりやすく紹介しますので、トラブル解決の参考にして下さい。

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1. 泥棒に入られるトラブルを防ぐためにできる事務所の鍵の予防策

泥棒による鍵トラブル対策として事務所でできる予防法はディンプルキーの導入

カードキーにカードをかざして解錠している男性の写真

泥棒に侵入されない為に事務所で出来る予防策はディンプルキーやカードキーなどの防犯性能の高い鍵の設置です。

郊外の事務所では窓ガラスを割って侵入されることが多いのですが、都心もしくは市街地の事務所ではピッキング被害とカギ破壊が急増しています。昔ながらのギザギザの鍵でしたら、プロの泥棒がピッキングをすれば3分以内で簡単に開けることが出来ます。

いくらセキュリティシステムを導入していても簡単に侵入されたのでは意味がありませんね。そこで有効なのが短時間でのピッキングが難しいディンプルキーの設置です。なかでも官民合同会議の防犯性能試験に合格したCPマークの鍵を選びましょう。事務所の鍵の部分にCPシールが貼ってあるだけで泥棒に対しての抑止力にもなります。

ディンプルキーと同様に事務所の泥棒対策として有効なのが、カードキーです。事務所の鍵を全てカードキーにしておけば、鍵穴自体がなくなるので、ピッキングや鍵の破壊などの被害に合うことはありません。またカードキーは誰がいつ事務所に入ったか、何分滞在したかがログ(記録)として保存されており、内部犯行のケースでも犯人を特定しやすくなっています。ただしカードキーは予備電源のない事務所では停電時に使えなくなりますので、その点だけはご注意下さい。

2. 事務所の鍵でトラブル発生!破壊せずに鍵開けは可能?

事務所の鍵がトラブル!!破壊しないで鍵を開ける方法を紹介します

扉に鍵を差しこんでいる写真

事務所の鍵に問題が発生した際に破壊せず開錠する事は可能です。肝心の方法ですが鍵の種類により若干異なります。

事務所の鍵が昔ながらのギザギザの鍵でしたらバンプキーで開けることが出来ます。バンプキーとはネット通販などで販売されている溝が切っていない鍵のことです。鍵穴の中には4~6個のピンがあるのですが一番奥のピンの手前までバンプキーを差し込みます。

当たり前ですが鍵穴の中は見えませんので音で判断しましょう。ゆっくりとカギを差し込んでいくとカチッカチッと音がします。音が6回鳴ればピンが6本という事ですので、5本目のピンの場所までバンプキーを差し込みショックレスハンマーや木槌で叩きましょう。叩いた衝撃でピンが上がり鍵を開けることが出来ます。

ただしイタズラなどで鍵穴が塞がれていた場合やディンプルキーの場合はこの方法は使えません。

バンプキーでの鍵開けが出来ない場合は、ヘアピン2本と六角レンチを使ったピッキングという方法があるのですが、犯罪に直結する可能性がありますので、ここでは紹介できません。いち早く事務所の鍵を破壊せず開けるには、やはり専門業者に依頼することをお勧めします。鍵の専門業者は独自のノウハウと工具を持っていますので、短時間で鍵を破壊せずにトラブルを解決してくれます。

3. 事務所の鍵トラブル。イタズラなどの被害に遭った際にやるべきこと

事務所の鍵がイタズラ被害にあった時に最初にすべきは警察へ通報することです

スマートフォンで警察に連絡しようとしている絵

事務所の鍵トラブルで意外に多いのがイタズラによる被害です。

突然トラブルに見舞われると気持ちが焦りますが、絶対に鍵やノブを含めた周辺の物には出来るだけ触れずに警察に通報しましょう。トラブルの原因が侵入犯によるものか愉快犯かにかかわらず現場には犯人の指紋などの痕跡が残っている可能性があります。警察に円滑な捜査をしてもらう上でもむやみやたらに触ることは控えましょう。

警察の鑑定が終了したら次は鍵の専門業者に修理や交換を依頼しましょう。その際に重要なのが防犯性能の高い鍵への交換です。

事務所の鍵がイタズラされたということは、そこには必ず原因が存在します。例えば、夜間は照明がなく暗いことや人目につきにくい、人通りが少ないなどが考えられます。原因を取り除いておかないと再び被害にあう可能性も高くなります。

事務所の鍵は非常に重要ですので、何度もイタズラ被害にあうと困りますね。先ほどの原因を踏まえて、出来る対策は全て講じましょう。センサーライトや防犯カメラの設置、セキュリティシステムの導入、防犯性能の高い鍵への交換です。それらを設置してステッカーなどを貼っておくことで、イタズラ犯や侵入犯への抑止力になります。イタズラは同じ場所で繰り返されやすい犯罪ですので、早めに対策しておきましょう。

4. 事務所で起きた鍵のトラブル。業者に依頼する場合の費用相場

事務所の鍵トラブルを業者に依頼した際の費用相場を細かく紹介します

鍵の修理にかかる費用をイメージした絵

まず事務所の鍵を業者が開錠する費用の相場は8,000円から10,000円となっています。防犯性能の高い鍵の方が開錠費用は高くなります。

次に鍵穴の修理ですが、費用相場は8,000円です。鍵穴が破損するなどして交換の必要がある場合は10,000円+商品代金が相場となっています。商品代金は鍵穴やメーカーの種類によりマチマチですが安いものでしたら3,000円前後、高いものでしたら14,000円前後です。

現在使用している鍵が折れたり曲がったりした場合に新しい鍵を作成する費用の相場は15,000円から18,000円です。

上記の金額はあくまでも一つのトラブル解決を業者に依頼したときの費用相場ですので、例えば鍵穴の中で鍵が折れた場合でしたら、鍵穴の修理費用と新しい鍵の作成費用の両方が必要になります。

事務所の鍵トラブルを解決する費用の相場は簡単な鍵ほど安く、防犯性能の高い複雑な鍵ほど高額になります。また、依頼する鍵業者によっては夜間早朝料金として3,000円から5,000円、出張費として3,000円、見積もり後のキャンセル費などが加算されることがあります。さらにその他作業費というのを請求してくる業者も存在します。鍵のトラブル解決を依頼する際は、費用相場とその辺りに気を付けて業者選びをしましょう。

5. 事務所の鍵トラブル事例集。さまざまなケースを紹介

事務所の鍵トラブルの事例をいくつか紹介しますので予防の参考にして下さい

鍵について悩んでいる2人の男性の絵

事務所の鍵トラブル事例で最も多いのが鍵の紛失です。

トラブルがあった会社では日替わりで鍵当番を決めて毎朝事務所の鍵を開けていたのですが、ある日の鍵当番が前日に預かった事務所の鍵を紛失してしまいました。後の社内調査で鍵当番の社員が帰宅前に居酒屋に寄り泥酔してしまった際に鍵を紛失した事が判明しました。

鍵を管理する社員は他の人より早く出社しなくてはいけないため負担が大きいのですが、日替わりで鍵の管理者を交代していると責任意識が希薄になる傾向にあります。出来れば事務所の鍵は特定の人間で管理すべきです。

トラブルの事例として次に紹介するのが、事務所の鍵にイタズラをされたケースです。事務所の鍵を開けようと社員が出社すると鍵穴がガムで塞がれていました。ガムを鍵穴の奥まで詰めるには相応の時間が必要です。それが出来たという事はそれだけ人目についていないという事になりますので、防犯上も大変危険です。

事務所の鍵は、自宅の鍵と違い多くの人間が触れる可能性がありますので、その分トラブルも起こりやすいのが現実です。今回紹介した事例と同じような鍵の管理方法を行っている、事務所の入り口が人目につきにくい会社は十分にお気を付けください。仮に鍵のトラブルが起きてしまった時は、落ち着いて対応することが解決への近道になります。

6. まとめ

ここまでの事務所の鍵トラブルに関してご紹介した情報のまとめです

本についている鍵穴に鍵を差しこもうとしている男性の絵

最後に大切なことだけおさらいします。

まず第一に事務所の鍵で問題が発生した際は必ず原因がありますので、しっかり対処しておかないと再発のリスクが高くなります。

第二に鍵の交換などを業者に依頼する際は相場を把握して優良業者を選びましょう。

最後にトラブルが起きても気持ちをしっかりと落ち着かせて対応しましょう。

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