1. LANケーブルの不良事例①
LAN配線のトラブル事例その①インターネットが使用できなくなった!!
この不良が起こった事例で最初に紹介するのは、インターネットがつながらなくなったケースです。
数日前からWi-Fiの接続が上手くできなくなっていたのですが、突然まったくつながらなくなりました。ルーターの故障かと思い、モデムとパソコンを有線で繋いでみたものの全く反応なし。
モデムの故障も考えられたので通信会社に連絡すると、「試しにLANケーブルを交換して下さい」と言われたので、使用していなかったLANケーブルと交換してみました。すると不思議なことにネット環境が復活しました。
今回紹介した事例ではLANケーブルの回線不良が原因だったようです。ではなぜLANケーブルが故障したかというと、いろいろなコードを整理するために結束バンドでまとめたことが原因でした。
パソコンや地デジテレビ、モデム、録画機器などの接続にはさまざまな線を使用します。配線を整理することは悪いことではありませんが、電源コードとLAN配線を一緒にしてしまうと、電波の干渉などが起こりやすくなり、今回のような不良の発生に発展することがあります。コードをまとめる際は必ずLAN配線と電源ケーブルは別々にまとめるようにしましょう。また、結束バンドは縛る力が強く配線が破損することがありますから、使用を控えましょう。
2. LANケーブルの不良事例②
LAN配線のトラブル事例その②オフィスで使用できなくなったケース
この不良により発生した事例で次に紹介するのは、オフィスでパソコンが使用できなくなったケースです。
会社など、複数のパソコンやOA機器を使用している環境ではHUB(ハブ)というアイテムが使用されています。HUBにはLANケーブルの差込口が複数あり、それによってたくさんの機器を同時に接続することが出来ます。
コンセントで言うところのタップのような部品です。コンセントでしたら勝手に抜き差ししたり、どこに挿しても問題はありません。
しかし、LANケーブルを違う箇所に差し込んでしまうとLOOPというトラブルに発展し、パソコンが使用できなくなったりシステムがダウンしてしまう事もあります。LAN配線は誰でも簡単に出来るように見えるのですが、複数の差込口がある環境では注意が必要です。
この不良で最後に紹介するのが電話がつながらなくなったケースです。モデムにつながっているLANケーブルの中に白色のコードがあると思います。このコードのことを光ファイバーケーブルと言い、これが接続されていることでインターネットやIP電話が使用できます。このコードは内部にガラス体が用いられていますので、曲げてしまうと断線することがあります。そうなるとインターネットはもちろん、IP電話もつながらなくなります。
3. LANケーブルの不良の原因とは?
LAN配線のトラブル原因はさまざま!!分かりやすく紹介します
この不良が起こる原因として最初に紹介するのはホコリです。LAN配線はテレビの裏や机の下などで行われていることが多く、掃除の際にも見逃しがちです。何ヵ月もその状態が続いてしまうと、LANケーブルの差込口周辺にホコリが溜まり、ショートなどの不良の原因になります。
次に考えられる原因はコードの結束。事例①でも紹介したようにLANケーブルと電源ケーブルを一緒に束ねてしまうと、電磁波の影響でインターネットに接続できなくなったり、通信速度が低下することがあります。
その他の原因としてはHUBの不良。事例②ではオフィスでのケースを紹介しましたが、この不良の発生は家庭でも起こり得ます。現在ではLANケーブルを差し込むことができる、LAN配線で使用する家電は多いです。
地デジテレビやデジタルレコーダー、パソコン、ルーター、モデム、ゲーム機器等々、これらを複数使用する際に配線を間違えてしまうと、ネットにアクセスできなくなったり、機器が使用できなくなる原因になります。もしもそれらの機器を使用している時に不具合が発生した時は、真っ先にLAN配線やLANケーブルに異常がないか確認して下さい。自分で調べても原因が分からない場合は、専門の業者に相談して下さい。
4. LAN配線トラブルへの対処方法
LAN配線のトラブルに対処する方法を分かりやすく紹介していきます
発火や焦げなどを確認した場合はその部分だけ交換すれば済みますが、そうでない場合はLAN配線のどこの部分が原因か分かりませんね。そこでまずは、全てのLANケーブルを一度外してください。外したケーブルに外傷がないか確認しましょう。
問題ないようであれば順番に接続していきます。接続の順番に関してはご家庭によって異なりますが、一般的な方法としては、光ファイバーケーブルから専用タップ、ルーターから分岐して地デジテレビ(チューナー)とモデム、ゲーム機器などです。
HUBを使用されているご家庭でしたら、あとで接続ミスの無いようにLANケーブルに番号を書いたシールを貼っておくことをおすすめします。
また、掃除をしやすいようにケーブルを束ねておくことも効果的です。結束バンドを使用される場合はきつく縛り過ぎないようにして下さい。
この不良への対処方法として、最後に紹介するのは定期的な交換です。外見から見て異常がない場合でも、内部が劣化している可能性がありますので、5~7年に一度は新しいLANケーブルと交換しておくと不良事故を未然に防ぐことが出来ます。LANケーブルを交換したにも関わらず、発生した不良が解決しない場合は、原因の特定も含めて専門の修理業者に相談して下さい。
5. まとめ
LANケーブルの不良に関する情報のまとめとポイントのおさらい
通信速度が落ちたりネットに接続できなくなる、IP電話が使用できないといった場合はLAN配線の不良を疑いましょう。
LANケーブルの不良は、大きく分けてケーブルやジャックの破損と接続ミスの二通りが考えられます。接続ミスの場合は一度全てを外したあと、説明書などを見ながら順番に繋げていけば大丈夫。
ケーブルやジャックの破損の場合は、新しいものと交換して下さい。自分で対処できない時は専門の業者に連絡しましょう。