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ミツバチを駆除するには?具体的な駆除方法や専門業者の費用相場を解説

公開日:2021.11.4 更新日:2024.4.15
ミツバチを駆除するには?具体的な駆除方法や専門業者の費用相場を解説

ミツバチは大人しい性格をしていて、蜂蜜をつくる益虫として知られています。
しかし、自宅に来られると迷惑と考えてしまう方は多いと思います。
そこで今回はミツバチを安全に駆除する方法や専門業者に依頼した場合の費用について解説します。

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1.ミツバチの見分け方

体や巣の特徴とは?

飛んでいるミツバチの写真

ハチの駆除の基本は、まずハチを知ることから。ミツバチの見た目や性格、巣の特徴を知っておくと駆除作業が楽になります。

ミツバチに関する特徴は次の通りです。

・見た目
ミツバチの大きさはおよそ12mm前後、スズメバチやアシナガバチなど他のハチと比べると体格が一回り小さい傾向があります。
体は全体的に黒っぽい色合いをしていて、黄色の縞模様が見られます。
ミツバチには他のハチと同じように毒針を持っています。ただし他のハチとは違って何度も刺すことができず、一度針を刺してしまうと死んでしまうという特性があります。

・性格
ミツバチは基本的に大人しい性格をしていて、こちらが近づいてくるだけですと襲ってくる心配はありません。
また、ミツバチは益虫と言われているように、植物に受粉し、農作物の生産に大きく貢献しています。
こうしたことからミツバチをあえて駆除せず、そのままにしておいている人も多いです。
ただし、そんなミツバチでも巣に近づいたり、刺激を与えたりすると攻撃してきます。さらに一度刺すと他のミツバチまでもが近づいてきて刺したりします。

・巣の特徴
六角形で板が垂れ下がった状態に似ているのが特徴です。巣の中には多い時には50,000匹ものハチが潜んでいます。
自宅の軒下や屋根裏、換気フード内部などに作られることが多いです。

2.ミツバチの巣は自分で駆除できる?

駆除する際の注意点とは?

巣に集まるミツバチの写真

益虫とはいえ、さすがに自宅に巣を作られると面倒です。人によっては個人で何とかしてミツバチの巣を駆除したいと考えている方もいらっしゃるでしょう。

もちろん個人で駆除を行うことは可能ですが、作業する際に気をつけておかなければならないことがあります。
以下に注意点を記載しておりますので、作業を行う前に一度目を通しておくことをおすすめします。

・作業時間に注意する
一般的にハチは夕方以降になると活動が鈍くなっていきます。ちなみにこの時間帯は外に出て活動していたハチが巣に戻ってきます。
ですので、夕方以降であれば巣にいるハチをまとめて退治することができます。
ただし、暗い時間帯ですので、場所の場所を上手く把握できないことがあります。日中に正確な位置を把握しておく、懐中電灯を使用しながら作業するなどしましょう。

・黒い服は身に着けない
ハチの習性として黒い物に対して攻撃してくるということがあります。そのため、駆除作業にあたって黒っぽい服は避けないといけません。作業用防護服が白色の理由はそのためです。
作業の際は白や淡い色の服装を心掛けることが大切です。

・においのあるものを使用しない
ミツバチはにおいに対して非常に敏感であり、香水やジュースの空き缶などの甘いにおいのするものに近寄ってきます。
作業時には香水をつけない他、甘い香りがする洗剤で洗った衣服も避けましょう。

3.ミツバチの駆除のやり方

駆除する手順をご紹介します!

ミツバチを駆除する事業者の絵

ここではミツバチの巣の具体的な駆除方法について解説していきます。巣を駆除する際の手順は次の通り。

1. 道具を用意する
ハチの駆除は危険が付きものですので、きちんとした道具を買い揃えなければなりません。下記の道具はホームセンターやオンラインショッピングでも気軽に購入することができます。
・防護服(なければ長袖、長ズボンの上に白いレインコートを着用)
・防蜂ネット(なければヘルメットとゴーグルで頭部を覆う)
・手袋
・長靴
・殺虫スプレー
・長い棒
・ゴミ袋
・懐中電

2. ミツバチの巣を駆除する
必要な道具を用意したら、夕方以降の暗くなる時間帯を見計らって作業を開始します。

安全のために蜂の巣からは3mくらい離れた場所に立って、巣の表面に向けて殺虫スプレーをかけます。
この時中にいるミツバチが音を立てて外に出てくることがありますが、気にせずそのままスプレーをかけましょう。
外からハチが出てこなくなったら、巣の中に向けてスプレーしていきます。

3. 巣を駆除する
長い棒を使ってミツバチの巣を取り除きます。この時真下にゴミ袋を置くと作業がしやすくなります。

4. もう一度スプレーする
ゴミ袋を閉じる前に巣に向けてスプレーしておきましょう。
また、数日後に残ったミツバチが戻ることがあるので、巣があった場所にもスプレーします。

4.ミツバチの駆除に困ったら業者に依頼を

専門業者がおすすめな理由とは?

ミツバチの駆除事業者の絵

前述の通り、必要な道具と正しい手順を踏まえれば個人でミツバチの駆除は可能です。ただし、巣にいるハチが多くて駆除するのが怖い、巣を駆除しきれないまま残ってしまったという方もいらっしゃるでしょう。

そんな時に役に立つのがハチ駆除の専門業者です。業者には次のようなメリットがあります。

・経験豊富なプロがやってくれる
専門業者にはミツバチ駆除に精通したスタッフが在籍しています。そのため、個人ではなかなか駆除が難しい巣でもあっという間に対処してくれます。

・専用の道具を使用している
屋根や床下といった箇所に巣を作られると個人では取り除くのが困難です。その点、専門業者なら蜂駆除専用の機材を取り揃えていますので、そうした場所にある巣でもきちんと駆除してもらえます。

・事前準備は不要
業者では現地調査から実際の作業まですべて行ってくれます。従ってこちらは電話すれば後は準備が不要です。

・わかりづらい場所の巣も見つけてくれる
業者では作業を行う前にご自宅まで訪問して現地調査をしてくれます。ミツバチの巣はわかりにくい場所に形成されていることも少なくないので、業者にきちんと場所を特定してもらうのが得策です。

・アフターフォローに対応している
一度作業を終えても、現場に戻り蜂がやってくる可能性があります。アフター保証が付いていれば、そうしたハチも駆除してもらえます。

5.ミツバチ駆除の費用

専門業者に依頼した場合にかかる費用相場を解説します!

費用相場のイメージ写真

このように大変便利なミツバチ駆除業者ですが、気になるのはその費用ですよね。

ミツバチ駆除にかかる費用相場としては、8,000~40,000円になります。ただしハチの駆除は作業を行う場所や巣の状態によっては金額が高くなることもあります。

これ以外にも屋根のように高い場所での作業費用や、現場まで訪問するのにかかる出張費用などが加算されていきます。

そんな何かとお金のかかるミツバチの駆除費用ですが、少しでも安くする方法が存在します。
一つは早い時期に駆除を依頼すること。時期の目安としては春先が最適です。この頃は女王蜂が冬眠から目覚めて間もないため、まだ巣の規模が小さいです。
巣が大きくなってしまうと追加費用が発生するため、小さい巣を見つけたらすぐに業者に連絡しましょう。

もう一つは集合住宅にお住まいの方限定になりますが、管理会社に連絡すること。集合住宅に作られた巣の除去は居住者以外に発生します。
ですので、ミツバチの巣の駆除にかかった費用は大家さんもしくは管理会社が負担してくれます。
駆除の可否は契約内容にもよるので、管理側に相談してみましょう。

この他、見積もりをとることも大切。業者ごとの見積もりを比較することで、最もお得な業者を見つけ出すことができます。

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