本文へ移動

蜂の巣を見つけたらどうする?具体例な対処方法や駆除の仕方について

公開日:2023.2.15 更新日:2024.4.17
蜂の巣を見つけたらどうする?具体例な対処方法や駆除の仕方について

春以降、気温が上昇するにつれて蜂の巣を見かける可能性が高くなります。
スズメバチなど蜂の種類によっては、蜂の巣をそのままにしておくと、後から健康被害につながるリスクが出てきます。

今回はそんな蜂の巣を見つけたらすべきことについて解説していきます。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

害虫害獣おたすけ本舗

1.蜂の巣を見つけたらどうする?

蜂の巣を見つけたらすべきこと

蜂の巣を見つけておびえる親子の絵

蜂の巣を見つけたらやるべきことがいくつかあります。
これらのことを覚えておくと駆除作業をスムーズに終わらせることができます。

・不用意に近づかない
蜂の巣を見かけたとしても不用意に近づくのは非常に危険です。
しっかりとした知識と装備がないと、むやみに近づいて攻撃される恐れがあります。
特に昼間の時間帯はスズメバチの働き蜂がエサを求めて飛び回っているため、より攻撃的になっています。

もし巣の近くにいる場合は、音を立てずに後ずさりをしてそっとその場から離れましょう。

・巣を観察しておく
適度に距離が取れているのであれば、遠くから巣の状態を観察しておくといいでしょう。
存在する場所や巣の大きさ、飛んでいる蜂の種類などわかることを調べておきます。おおよその特徴を把握しておくとその後の対応が楽になります。

・巣がある場所を報告しておく
原則として蜂の巣の対応については、蜂の巣が存在する土地の所有者に責任があるとされています。
一戸建て住宅であれば自分で駆除をしてくれる業者に連絡し、マンションやアパートにお住まいの方は、大家さんや管理会社に連絡しておきます。

それ以外の場所に巣がある場合は、持ち主や管理の方に報告して対応してもらうようにします。

2.自分で蜂の巣を駆除する方法

駆除の仕方

蜂を退治して巣をトラックで運搬している絵

通常は蜂の巣を見つけたら業者に連絡して駆除してもらいますが、巣が小さければ個人でも作業が可能です。
自宅回りにある蜂の巣駆除の手順は次の通りです。

1.必要な道具を用意する
攻撃性にかかわらず蜂は針を持っているので、防護服やヘルメットなど身を守るための道具が必要となります。
主な必要な道具は以下の通り。
・ハチ専用の殺虫剤
・防護服
・長靴
・手袋
・顔にアクリルやメッシュが付いたヘルメット
・長い棒
・ゴミ袋

2.巣を取り除く
必要な道具が用意できたら、巣を取り除く作業に取り掛かります。
行う時間帯としては昼間よりも、働き蜂が巣に帰ってきて大人しくしている夜間が安全に作業を進めることができます。
また、雨が降っている日も蜂が積極的に活動しないので作業を行うのに適しています。

駆除の手順としては、巣から3m離れたところから巣へ殺虫スプレーを吹き付けて、この時蜂が姿を見せたとしてもそのまま作業を続行してください。

蜂がいる音がしなくなったら、巣に近づいてスプレーを吹き付けます。
羽音が完全に聞こえなくなったことを確認した後に、長い棒を使って巣を取り除いておきます。

3.巣を捨てる
駆除を終えてから巣をゴミ袋に入れます。

この時でも生き残っている蜂がいる場合がありますので、念のために袋を閉じる前に再度巣にスプレーを吹き付けておくと安心です。

一連の作業が終わったら、自治体の規定に従って蜂の巣を捨てに行きましょう。

3.蜂の巣駆除で気を付けること

主な注意点

攻撃的な蜂の絵

スズメバチのように攻撃的でない蜂であっても、駆除作業する上で注意しなければならないことがあります。
主な注意点は次の通り。

・黒いものを身に付けない
蜂は黒いものに対して反応する習性があります。これは蜂の天敵であるクマが黒いことに由来すると言われています。

昼間に作業する場合は、防護服をはじめ作業時の装備に関しては黒色を避けるようにしましょう。
ただし、夜間の場合はかえって白い防護服が目立ってしまう可能性があり、暗い色のものを使用するのが無難です。

・強い香りや甘い香りがするものを避ける
蜂は嗅覚が発達していて、強い香りや甘い香りがするものに近寄ってきます。
頭髪に使用する整髪剤やジュースなどの空き缶のにおい、香水の香りなどに反応しやすいです。
作業時にはこうしたにおいを避けることが大切です。

・攻撃してきたら身を伏せる
攻撃してきた場合は、むやみに振り払おうとせず、身を伏せてじっとします。蜂が襲って来なくなったら、静かにその場を去りましょう。

・刺されてしまったら水で洗い流す
防護服でしっかり身体をガードしていても、万が一の不備で刺されるリスクがあります。
刺されてしまったら、まず水道水で毒を絞り出すようにして洗い流します。

針で刺された箇所が痛んで腫れる場合は皮膚科に受診します。
かゆみやしびれ、めまいといった症状が現れる場合はアレルギー内科に受診しましょう。

4.蜂の巣を見つけたら業者に連絡を

専門業者をおすすめする理由

ハチの駆除を行う専門事業者の絵

ホームセンターやドラッグストアで売られているグッズを使用することで、個人で蜂の巣駆除を行うことは可能です。
しかしこの先気温が高くなるにつれて蜂の数が増え、個人の手に負えなくなることもあります。
また、スズメバチのような好戦的な蜂ですと攻撃性が高いので、素人が駆除作業するのは危険です。

そのため、蜂の巣を見つけたらすぐに業者に依頼するのが望ましいです。
業者をおすすめしたい理由は次の通り。

・すぐに駆けつけてくれる
民間の害虫駆除業者のいいところは素早い対応を心掛けてくれるところにあり、直接連絡するとすぐに駆けつけてくれます。
自宅近くの業者であれば最短30分で到着することもあります。

・高い駆除効果がある
知識と経験が豊富なので、駆除が困難なスズメバチの巣であってもすぐに対処してくれます。
また、使用する薬剤も業者でしか手に入らないものを使ってくれるので、厄介な戻り蜂も簡単にお住まいに寄せ付けません。

・支払い方法が選べる
最近ではクレジットカード決済やQRコード決済にも対応してくれる業者もあります。

・アフターサービスが充実している
定期点検や被害が再発した際の無償駆除などさまざまなサービスを実施しています。
依頼を検討されている業者がどんなアフターサービスを実施しているか事前に確認しておきましょう。

5.蜂の巣駆除の費用相場

具体的な費用相場

駆除の費用相場のイメージ写真

蜂の巣を見つけたら業者に連絡するのが一番ですが、気になるのが作業費用。
地域にもよりますが、巣の駆除にかかる費用相場は10,000~50,000円になります。

ただし、上記の費用はあくまでも目安であり、巣にいる蜂の数や存在している場所によって費用が異なる場合があります。

こうした対策費を少しでも安く抑える手段があります。
一つは業者ごとの見積もりを比較すること。
違う会社の見積もりを見比べてみることで最もお得な業者を発見することができます。最低でも3社以上見積もりをとると業者ごとの比較がしやすいです。

業者によっては電話やメールでの見積もりを受け付けていますが、業者に現場まで来てもらうことでより詳細な見積もり金額を算出してもらえます。

見積もりにあたっては費用の安さだけではなく、作業内容の詳細をきちんと確かめておくことも重要です。
特に安いことを強調しているところですと、アフターフォローなど必要な作業が省略されてしまっている可能性があります。

もう一つは自治体の補助金制度を活用すること。
多くの自治体では蜂の巣駆除に要した費用の一部を補助する制度が存在します。適用条件や具体的な補助金の金額は自治体ごとに異なりますので、お住まいの自治体のホームページで調べておきましょう。

監修

一級建築士事務所 ROY株式会社

年間1,500件以上の害虫駆除を手掛けるエキスパート集団。
建物の構造面から駆除を行うROYオリジナルの駆除工法を武器に、さまざまな害虫被害に対応。
害虫による将来的な被害を防ぐための予防策やアフターメンテナンスも得意とする。
<資格・著書・受賞歴など>

シロアリ防除施工士
蟻害・腐朽検査士
一級建築士事務所 神奈川県知事 第16860号
特定建設業 国土交通大臣許可 (特-31) 第27424号

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

害虫害獣おたすけ本舗

ハチ駆除の新着記事

おすすめ記事