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給湯器から煙がでてる!原因や対処法、防止法などについて解説します

公開日:2022.1.31 更新日:2024.4.9
給湯器から煙がでてる!原因や対処法、防止法などについて解説します

給湯器から煙が出た場合の症状や原因・解決方法や防止方法を解説します。給湯器から煙が出ていると、そのまま故障してしまいそうで不安に感じる人もいるのではないでしょうか。煙が出たときには適切な対処をすることが大切です。この記事では給湯器から煙が出てしまうときの症状や原因・解決方法・防止策をお伝えします。この記事を参考に給湯器から煙が出ても慌てないよう対処しましょう。

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1. 煙によるトラブルの症状を具体的に紹介します

給湯器から煙が出る場合、白煙か黒煙が出る

給湯器から煙が出ている写真

給湯器から煙が出る場合、出ている煙が白煙か黒煙かでどのような状態なのかが変わります。

給湯器から白煙が出ているときには、これは水蒸気です。給湯器内部に残っていた水分が蒸発したときに白煙としてあがってきます。この場合はただの水蒸気で何の故障の前兆でもありませんので、特に問題ないケースがほとんどです。ただし、何の操作もしていないのに、白煙が出続けているような場合、内部発火が起こっている可能性があるため、できるだけ早く給湯器メーカーに問い合わせて対処してもらいましょう。

これに対して黒煙が出ているような場合には注意が必要です。黒煙は内部に溜まったホコリなどが原因で不完全燃焼をおこしていることが考えられます。通常不完全燃焼が起きることはないため、何らかの異常を抱えていることが考えられます。

給湯器の異常は、給湯リモコンにエラーコードが表示されているため、そのコードに対応した行動をとることで解決することがあります。ただし、給湯器の内部は個人で触ると大事故に発展する可能性があるため、下手に触らずメーカーの到着を待ちましょう。

2. 給湯器トラブルで発煙する原因とは?

給湯器から出る煙の原因は白煙なら水蒸気、黒煙なら不完全燃焼

給湯器から見える火の写真

給湯器から出る煙の原因は白煙の場合と黒煙の場合で異なります。白煙の場合、考えられるのは水蒸気です。これは熱交換器から結露が発生しているか、何らかのものが燃焼することで発生するケースがあります。

給湯器の内部は暖かいため、ゴキブリの卵やゴキブリの可能性もあります。使っている時だけ発生するのであれば、給湯器自体に大きなトラブルは発生していないものの、内部に煤が溜まると、熱交換器の変換効率が下がり、ガス代の上昇につながることもあります。放置すると、給湯器の寿命が下がるため、急ぎではないものの、対応が必要な場合もあります。

また黒煙の場合、考えられる原因は不完全燃焼です。黒い煙が出ている場合、ホコリなどによって不完全燃焼が起きています。最近の給湯器であれば、安全装置が作動し自動で運転を中止するようになりますが、古い給湯器で止まらないような場合、放置していると、一酸化炭素を放出し続け一酸化炭素中毒になることもあります。特に黒煙が発生している場合には、すぐに使用を中止するようにしましょう。ツーンとくる臭いがあり、目が痛くなるような状態になるため、すぐに給湯器メーカーに依頼し対処してもらいましょう。また一酸化炭素中毒にならないよう即座に換気をしてください。

3. 給湯器の発煙トラブルの解決方法

白い煙の場合は、放置していても問題ない、黒い煙はすぐにメーカーに依頼を

給湯器の隣に立つ修理事業者の絵

給湯器から白い煙が出ている場合、ほとんどの場合は放置していても問題ありません。ただし、使っていない給湯器が白い煙を吐き出している場合、内部発火が起こっている可能性があります。また白い煙でも、匂いがある場合や目に刺激があるような場合には、燃焼不良が起こっている可能性があります。

そのような状態の場合には、無理に対処するのではなくすぐに給湯器メーカーに修理を依頼しましょう。無理に自分で対処しようとする場合、ガスの発火や内部の温度によって重大なトラブルを引き起こす可能性があります。

また黒い煙が発生している場合には、自分で対処できるものではないため、すぐにメーカーに依頼し対応してもらいましょう。放置していると、一酸化炭素が充満し一酸化炭素中毒になることもあるため、出来るだけ早く換気をしてください。

リモコンのエラーコードを確認し、内部を触らずに済む場合には、自分で対応できる可能性もありますが、いずれにせよ危険なため、無理に自分で対応しようとするのは控えた方が無難だと言えるでしょう。

4. 発煙トラブルを防止する方法

給湯器の煙を防止したいなら、給湯器の周りにものを置かないこと

壁に設置された給湯器の排気口の写真

給湯器からの煙を防止したい場合、給湯器の周りにはものを置かないようにすることが大切です。特に給湯器の給気口や排気口をふさぐと十分な酸素が確保できず、不完全燃焼の原因になります。

また機器の近くは高温になるため、紙やプラスチックなど燃えやすいものを置かないようにしましょう。ただし、給湯器の部品は消耗品で大まかに8~10年をめどに寿命を迎えます。どれだけ丁寧に扱っていても周りの部品の劣化によって煙が出てしまうこともあるため、そのようなことまでは防止することはできません。

強いて言うのであれば、結露をさせないことが大切です。エコジョーズではない給湯器の場合、結露が発生していると、内部の熱交換器に負担をかけ、内部の部品の劣化を招いてしまうため、給湯器の寿命が短くなってしまいます。

給湯器から出る煙の対策は給気口や排気口にものを置かないくらいしかなく、経年劣化によっていずれは劣化してしまうもののため、根本的な防止はできません。いざと言うときに適切に対処する方法をしっかりと覚えておき、何か会ったときにはスムーズにガス会社を呼んで対応してもいましょう。

5. まとめ

給湯器からの煙はすぐに対処することが大切

給湯器から煙が出ている絵の写真

この記事では給湯器から出る煙の原因や症状、対処法、防止法について解説しました。

給湯器から出る煙が黒煙の場合、内部の不完全燃焼が原因だと考えられ、出来るだけ早めの対処が必要です。

また内部は危険になっているため、自分で対処することは非常に危険なため、やめておきましょう。この記事を参考に適切な行動をとってみてください。

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