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エコキュート交換の費用を補助金で節約しよう!受給条件や業者の選び方を解説

公開日:2025.6.13
エコキュート交換の費用を補助金で節約しよう!受給条件や業者の選び方を解説

エコキュートの交換や導入を検討している方は、補助金制度の活用も視野に入れてみましょう。補助金は国からだけでなく、都道府県や市町村など自治体ごとに支給される場合があります。条件を満たせば、数万円から十数万円の補助を受けられる可能性があります。

ただし、補助金の内容や申請方法、受給条件は自治体によって異なるため、最新情報の確認が欠かせません。また、申請をサポートしてくれる信頼できる業者を選ぶことも大切です。

この記事では、エコキュートの交換に利用できる主な補助金の種類や条件、業者選びのポイントをわかりやすく解説します。補助金を活用して、費用を抑えながらエコキュートの交換を進めたい方は、ぜひ参考にしてください。

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1.国からのエコキュートの交換に対する補助金額

目標基準値内のエコキュートに交換すると1台あたり6万円補助される

補助金のイメージ画像

エコキュートを新しく交換する際には、国からの補助金を受けられる制度があります。2025年度には「給湯省エネ事業」が実施されており、対象のエコキュートに交換することで、1台あたり6万円の補助金が支給される仕組みです。

ただし、すべてのエコキュートが対象となるわけではなく、一定の条件を満たす製品に限られます。補助金を受けるためには、国が定める「エネルギー消費効率の目標基準値」を満たしている必要があります。

この基準値は製品のタイプごとに異なっており、たとえばフルオートタイプでは年間給湯保温効率が、給湯専用タイプやオートタイプでは年間給湯効率が評価の対象になります。

こうした基準を満たしている製品に交換すれば補助金を受けられますが、基準を下回る製品は補助の対象外となるため、事前にしっかりと確認することが重要です。

また、補助金の申請は個人で行うことはできず、国の給湯省エネ事業に登録された販売業者や施工業者が申請手続きを代行します。購入前や工事前には、依頼する業者が制度に対応しているかどうかを確認しておきましょう。

エコキュートの導入には一定の費用がかかりますが、6万円の補助金を受けられれば大きなコスト削減につながります。省エネと節約の両面からメリットのある制度なので、交換を検討している方は積極的に活用を検討してみてください。

2.高性能なエコキュートへの交換なら補助金額アップ

性能によって補助金額が最大13万円プラス

2つ横並びになったエコキュートの写真

2025年度のエコキュート補助制度では、基本の補助金に加えて、性能の高いモデルには追加で補助金が上乗せされる仕組みがあります。性能に応じて補助金の総額は最大13万円まで支給されるため、やや高性能なエコキュートにグレードアップするだけでも、導入費用を抑えられる可能性があります。

具体的には、まずA要件を満たす製品に対して、追加で4万円の補助が支給されます。A要件とは、インターネット接続が可能で、天気予報や日射量の情報をもとに昼間にお湯を沸かす機能を備えたエコキュートのことです。この場合、基本の補助金6万円に加え、合計10万円の補助が受けられます。

さらにB要件に該当する製品、つまり「エネルギー消費効率の目標基準値を0.2以上上回る性能を持つモデル」や「おひさまエコキュート」に分類される製品であれば、追加で6万円の補助が受けられます。この時点で補助金額は合計12万円になります。

A要件とB要件の両方を満たす製品を選んだ場合、補助金の合計は最大13万円です。高性能なエコキュートは電気代の削減にもつながるため、導入後のランニングコストにも好影響をもたらします。

補助制度を活用すれば、初期費用を抑えつつ高性能な機種を選ぶことができます。長期的なコスト削減を目指す方は、この制度をうまく利用してエコキュートの導入を進めてみてください。

3.おひさまエコキュートなら目標基準値未満でも補助金の対象に

2025年に交換すれば補助金12万円支給

エコ住宅と太陽光パネルと青空の写真

「おひさまエコキュート」とは、太陽光発電の余剰電力を活用してお湯を沸かす新しいタイプのエコキュートです。電力会社の料金プランにもよりますが、一般的なエコキュートが夜間の安い電気を利用するのに対し、おひさまエコキュートは昼間に太陽の力を活用してお湯を作ります。

環境に配慮したこのタイプのエコキュートは、2025年度の補助金制度において特例的な優遇措置が設けられています。目標基準値を下回る性能であっても補助の対象になるという、ほかにはないメリットがあります。

2025年中におひさまエコキュートに交換すると、最大12万円の補助金が支給されます。これは、基本の6万円に加え、環境貢献度が評価されて追加で6万円の補助が上乗せされるためです。太陽光発電システムをすでに導入している家庭には、とくに相性の良い選択肢といえるでしょう。

補助金の申請は登録された業者を通じて行う必要があるため、購入前に確認しておくことが大切です。導入によって将来の電気代を節約できるだけでなく、より地球にやさしいライフスタイルの実現にもつながります。

少しでもエコでお得な暮らしを目指す方は、この制度を活用しておひさまエコキュートの導入をぜひ検討してみてください。

4.エコキュートの補助金は地方自治体からももらえるケースも

都道府県だけでなく市区町村でもエコキュートの補助金を支給するところも

市役所の立て看板の写真

エコキュートの導入や交換にかかる費用は、お住まいの地域によって補助が受けられる場合があります。自治体が独自に支援制度を設けていることも多く、うまく活用すれば初期費用を抑えられます。

たとえば東京都では、「東京ゼロエミポイント」事業が実施されています。都内在住の方が省エネ機器としてエコキュートを導入する場合、店頭価格から12,000円の割引が適用される制度です。環境に配慮した暮らしを広げる目的で導入されており、条件を満たせば比較的スムーズに利用できます。

この制度は2027年3月末までの予定ですが、予算が上限に達した場合は早期に終了する可能性もあるため、利用を検討している方は早めの行動が推奨されます

また、都道府県単位だけでなく、市区町村でも独自の補助制度を設けているケースがあります。これらは年度ごとに予算が組まれているため、毎年内容が変わることもあります

申請方法や対象条件は自治体ごとに異なるため、補助金を活用したい場合は、必ず事前に市区町村の公式サイトや窓口で最新情報を確認しましょう。内容によっては何万円もお得になる可能性があります。エコキュートの交換を検討している方は、地域の制度もぜひチェックしてみてください。

5.エコキュートの交換なら補助金にも詳しい業者への相談がおすすめ

相見積もりで評判の良い業者を探そう

エコキュートの取付け工事を行う業者の写真

エコキュートの交換は、費用も手間もかかる大きな買い物です。だからこそ、信頼できる業者に依頼することが重要です。交換を検討している場合は、ぜひ複数の業者から見積もりを取りましょう。

相見積もりを取ることで、施工価格の相場感を把握できます。1社だけではその価格が妥当か判断しづらいですが、2〜3社を比較すれば適正価格がおおよそ見えてきます。また、サービス内容・アフターケア・対応の丁寧さなども比較できるため、業者選びの判断材料が増えます。

さらに、補助金制度は年度ごとに内容が変わることがあり、補助金に詳しい業者かどうかも大切なチェックポイントです。自治体ごとの制度や申請方法について相談できる業者であれば、補助金の活用もスムーズに進められるでしょう。

ただし、見積もり時には注意点もあります。他社より極端に安い見積もりを提示してくる業者には慎重な対応が必要です。あとから追加工事費を請求されたり、資格を持たない業者による施工が行われたりするリスクがあるからです。また、見積もり書に不明点がある場合に明確な回答が得られない業者も避けるべきです。

エコキュートは導入して終わりではなく、長期的に安心して使える体制づくりが欠かせません。相見積もりを活用して、価格やサービスを総合的に比較し、自分に合った信頼できる業者を選びましょう。

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