本文へ移動

給湯器のリモコンがつかないのにお湯は出るのはなぜ?原因と対処法を解説

公開日:2025.1.17
給湯器のリモコンがつかないのにお湯は出るのはなぜ?原因と対処法を解説

給湯器のリモコンが突然つかなくなったけれど、お湯は出るという状況に困っていませんか?このようなトラブルには、リモコンの電池切れや接続不良、給湯器本体の問題など、さまざまな原因が考えられます。

この記事では、給湯器のリモコンがつかないけどお湯が出る原因と対処法について詳しく解説いたします。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

給湯器のROY株式会社

1.給湯器のリモコンがつかないのにお湯は出るときはどうする?

まずはリモコンを再起動する

給湯器のリモコンを操作する手元の写真

給湯器のリモコンがつかないのにお湯は出るときの初期対応として、まずはリモコンの再起動(リセット)を試してみましょう。

▼手順
①給湯器を停止させてください。
②リモコン側の「運転」と書いてあるスイッチを押し、その後1分ほど待ってから再びリモコンの「運転」スイッチを押して電源をONにしてみます。

この手順でリモコンが正常に動いたのであれば、しばらく様子を見ても問題はないでしょう。
しかし、リモコンの再起動を行っても状況が変わらないなら、他の原因が考えられます。

家の中に給湯器のリモコンが複数ある場合だと、別の場所のリモコンの電源をOFFになっていることが原因かもしれません。他のリモコンの電源を確認して、電源が入っていなければONになるか確認してみましょう。

もう一つ意外な盲点として挙げられるのが「電池切れ」です。
給湯器のリモコンは乾電池で動いている製品もあり、電池切れの場合は特定のエラーコードが表示されることがあります。
乾電池は自分で交換できる場合と、専門事業者でないと交換できないケースがあるので、取扱説明書をチェックしてお使いの給湯器がどのパターンなのか確認してみてください。
自分で交換できそうであれば、新品の乾電池に交換してみることで症状が改善することがあります。
専門事業者でないと電池交換できない場合や、自分での作業が不安な場合は、給湯器修理の専門事業者へ相談してみるのがおすすめです。

2.給湯器のリモコンがつかないのにお湯は出る原因とは?

電源や配線に異常がないか確認する

故障した給湯器のリモコンのイラスト

リモコンの再起動(リセット)や電池交換を行っても改善しない場合は、給湯器の電源周りや配線に異常がある場合が考えられます。

まずは給湯器本体の電源(コンセント)の周りを確認してみましょう。
一般的に給湯器のコンセントはメーターボックスや外壁内に取り付けられていて、自然に抜けることは考えにくいため、電気工事などの業者が作業した際に抜いたままにしている可能性が考えられます。
また、子供がいたずらで抜いてしまったという事例もありますので、直近で思い当たる工事がなくても、一度確認してみることをおすすめします。

給湯器の見た目に不審な点がなくても、電気を供給しているブレーカーの問題という可能性があります。ブレーカーが落ちてしまっているのであれば、リモコンもつきません。
ブレーカーが落ちてしまう要因はいくつか考えられますが、特に多いのは一度に電気を使いすぎてしまってブレーカーが落ちてしまうケースです。
電気の過剰使用で給湯器周りのブレーカーが落ちてしまっただけであれば、ブレーカーのスイッチを再びONにすれば給湯器も復旧するでしょう。

しかし、電気の配線自体が劣化しているとショートしてしまい、何度もブレーカーが落ちてしまう場合もあります。
また、配線が劣化している状態で電源を入れると配線が焼き切れてしまったり、火花が発生して火災に繋がったりする可能性もあるため、もし給湯器のコンセントやケーブルが劣化していた場合は、電源を入れずに専門業者へ連絡してください。

3.給湯器のリモコンがつかないのにお湯は出るときの対処法

再起動をしても直らない場合は修理や交換を検討する

給湯器のリモコンの点検を行う専門事業者の写真

再起動や電池交換を行い、電源や配線周りに異常がないか確認しても給湯器のリモコンがつかない場合は、残念ながらリモコン自体が故障している可能性が高いです。

リモコンが故障しているとお湯が使用できなくなるため、日常生活に支障が出てしまいます。
給湯器によってはリモコンが故障していても、最後に設定した温度のままお湯が出せる製品もありますが、そのままだと温度調整ができませんので、やはり早めに修理や交換を検討するのがおすすめです。

リモコンのどの部分が故障しているかは見た目で判断できないので、専門業者に点検してもらう必要がありますが、稀に「リモコンの液晶パネルだけが故障している」といったケースもあります。
液晶パネルの故障で画面がつかなくなっているだけで、リモコン自体は使えるといったケースです。このようなケースは液晶パネルを交換するだけで修理できる場合があり、修理費用を安く抑えられるかもしれません。

ただし、給湯器の製品によっては液晶パネルだけの交換ができない、もしくは修理業者に液晶パネルのみの在庫がないときがあります。
その場合はリモコン全体の交換が必要となるため、いずれにしてもまずは専門業者に依頼しましょう。

4.給湯器のリモコン修理を依頼する際の費用相場

作業内容によって異なる

相見積もりのイメージ画像

給湯器のリモコン修理を依頼するのであれば、どれくらいの費用がかかるのかを知りたいですよね。修理費用は作業内容によって大きく異なるので、費用相場を確認しておきましょう。

リモコンを丸ごと交換する場合は、リモコン本体費用+施工費合わせて1万~4万円程度が相場となっています。
ただし、給湯器の機種によってリモコンの値段も変わるため参考程度だと考えてください。

本体交換せずに修理する場合は、故障部分によって費用が変動します。
リモコン内部にある劣化したゴムの交換作業や、断線した配線を繋ぎ直す程度の単純作業であれば5,000円~1万円程度と比較的安くすむでしょう。

故障部分がリモコンの基盤自体となった場合は、本体丸ごと交換と同じレベルで修理費用が高くなります。
そして給湯器本体の交換となれば、費用の相場は7万~25万円ほどとかなり幅があるので注意が必要です。

ただし、既に長期間使った給湯器であれば、数万円かけてリモコンを交換した数カ月後に給湯器本体が壊れてしまうといった可能性もゼロではありません。
給湯器本体が壊れてしまっては新しいリモコンも使えないため、費用は高くつきますが今後のことを考えて給湯器本体を丸ごと交換したほうが良いケースもあります。
使用期間や費用を考慮し、リモコンだけを修理または交換するのか、給湯器を丸ごと交換するのか検討してみてください。

5.給湯器のリモコンを修理依頼する前に確認したいポイント

メーカーや機種の種類、保証期間を確認する

給湯器のリモコンの修理を行う専門事業者の写真

リモコンや給湯器本体の故障が明らかであっても、修理依頼をする前に確認しておきたいポイントがいくつかあります。

最初に確認しておきたいのは「保証期間」と「保証内容」です。
給湯器を購入したばかりであれば、通常だと1~2年間は「メーカー保証」が標準でついています。メーカー保証とは、給湯器を製造・販売しているメーカーが独自に定めている保証であり、この保証期間内であれば通常使用時の故障は無料で対応してくれるケースが多くなっています。
また、メーカー保証とは別で「延長保証」に加入できる場合があります。延長保証は5年や10年といった保証年数に応じて別途料金が必要になりますが、標準のメーカー保証が切れた後でも修理対応してもらえるのが特徴です。

それぞれ保証期間の確認も大切ですが、もっと重要なのは保証内容です。どんな故障までは保証対応してくれるのか、追加の修理料金が発生するのはどんなケースなのか、事前に確認するようにしましょう。

給湯器のリモコンや本体の修理は、通常だと「給湯器メーカー」や「給湯器交換の専門業者」に依頼します。
どちらに連絡する場合でも必ず給湯器の機種名や製造番号を聞かれますので、こちらも事前に確認しておきましょう。機種名や製造番号は、給湯器本体に貼っているラベルから確認できます。

また、「給湯器交換の専門業者」に修理を依頼するのであれば、修理費用の相見積もりを取ることが大切です。業者によって修理費用やサービス内容に差があるため、1社だけでは損をしてしまう可能性があるからです。まずは相見積もりを取ることから始めてみてください。

おすすめ事業者へのお電話はこちらからPR

給湯器のROY株式会社

給湯器修理・交換の新着記事

おすすめ記事