金庫の鍵作成にかかる費用は?作業時間や安く抑えるポイントを解説
公開日:2021.10.29 更新日:2024.4.2
金庫の鍵をなくしてしまったりスペアキーが必要になったりした場合、新しく鍵を作成する必要が出てきます。
例えばオリジナルキーが無い場合、作成が可能なのかなど不明点が尽きないと思います。
ここでは金庫の鍵の作成にかかる費用相場や作成時間などについて解説します。
金庫の鍵をなくしてしまったりスペアキーが必要になったりした場合、新しく鍵を作成する必要が出てきます。
例えばオリジナルキーが無い場合、作成が可能なのかなど不明点が尽きないと思います。
ここでは金庫の鍵の作成にかかる費用相場や作成時間などについて解説します。
金庫の鍵の作成にかかる費用相場は以下の通りです。
≪金庫の鍵の作成≫
・ギザギザキー(普通の鍵)の場合:約11,000円~
・防犯向上シリンダー(泥棒対策)の鍵の場合:約18,000円~
・特殊錠(装飾錠前など)の場合:約30,000円~
・ダイヤル式の暗証番号変更の場合:約8,000円~
ダイヤル式金庫のパスワードを忘れた場合の解錠の費用相場もまとめましたので、参考にしてください。
≪ダイヤル式金庫の解錠≫
・家庭用金庫3枚座の場合:約4,000円~
・家庭用金庫4枚座の場合:約11,000円~
・業務用金庫の場合:約30,000円~
・破壊開錠の場合:約11,000円~
・ピンシリンダーキー:3~5分程度
・ディスクシリンダーキー:3~5分程度
・ロータリーシリンダーキー:3~5分程度
・ディンプルキー:15~60分程度
・マグネットキー:15分~30分程度
ディンプルキーの作成は難易度が高い上に専用の機械が必要になりますが、技術力が高い鍵屋なら短くて5分ほどで作成してくれます。
マグネットキーについてはブランクキーと鍵の制作に高い技術が必要な上、窪みをあける専用の機械が必要になるので、鍵を作成する前に確認しておくことをおすすめします。
基本的に鍵の作成は即日可能で、長くて1時間程度になります。
しかし一部の鍵は取り寄せる必要があり、早くて1~2週間、遅くても3〜4週間程かかるので注意が必要です。
3.金庫の鍵を作成する際の注意点
金庫の場合、中に高額のお金や金品などが入っている可能性があるため、免許証、パスポートなど顔写真つきの証明書を準備するようにしましょう。
保険証のような顔写真がない証明書は認められないことが多いです。
これは盗難などのトラブルを防止するのが理由になります。証明書の提示がない場合依頼自体を断られることもあるため、必ず準備をしておきましょう。
もし金庫を買った際に購入証明書がついてきた場合は、そちらも用意しておきましょう。
また会社の金庫の鍵をなくした方は、必ず職場に連絡するようにしてください。
鍵をなくしたことを隠して勝手に鍵を複製するのは、重大な過失責任や隠蔽行為を問われることになるので絶対にやめましょう。
職場に連絡したあとは、速やかに警察へ遺失届を提出してください。
金庫の鍵の作成はメーカーと鍵屋に依頼することができます。
メーカーへの依頼は鍵が手元に来るまで2〜4週間程かかってしまうので注意しましょう。
急いでいる人は鍵の専門事業者に依頼するのをおすすめします。
鍵屋に依頼した場合は基本的には即日で鍵を作成してもらえることが多いです。
中には深夜であっても駆けつけてくれる事業者もいるので、鍵を紛失したときでもすぐに受け取ることができます。
鍵の種類によりますが、鍵穴から鍵を作成してもらえる事業者がいるのも大きなポイントです。
事業者を選ぶ際は、実績が豊富かどうかや、近くから出張しているかどうかを確認しましょう。
実績が多ければ技術力があるだけでなく鍵の作成にかかる時間が少なくなりますし、近くから出張していれば出張料を安くすませることができるからです。
最初の見積もり金額に余計な作業を追加していって、結果高い金額を請求する悪徳業者も存在します。
できれば複数の事業者から見積もりをもらい、比較してから依頼するようにしましょう。
金庫の鍵の調子が最近よくない、といった理由などで鍵作成を考えている方は鍵ごと交換を検討してもいいかもしれません。
鍵穴の寿命は約10年、鍵の寿命は約15年なので、長期的に考えると鍵を交換してしまった方が安くつくことが多いです。
それに、貴重品などの大切なものを入れる金庫ですから鍵が突然壊れたとなっては非常に危険です。
高性能な鍵に交換すれば、より防犯性を高められます。
鍵ごと交換ができるのは、ダイヤルやシリンダーを取り外すことができる金庫
になります。
電子錠や鍵と一体型の金庫は鍵の交換ができないため気を付けてください。
金庫そのものの耐用年数は約20年といわれているので、それ以上経っている方は金庫ごと新しく交換することをおすすめします。