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引っ越しでいらなくなった家電を買取してもらうには?高価買取のコツや業者の選び方について

公開日:2024.2.22 更新日:2024.4.22
引っ越しでいらなくなった家電を買取してもらうには?高価買取のコツや業者の選び方について

引っ越し作業をしていると液晶テレビや冷蔵庫など、いらない家電が出てくることがあります。こうした家電は家電リサイクル法の対象であり、個人での処分が面倒なことも。
また、処分するならどうせなら買い取ってもらえるとありがたいですよね。

この記事では、引っ越しで出た不要な家電の買取方法について解説します。
高価買取してもらうコツや業者の選び方についても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

1.引っ越しで不要になった家電の処分方法

家電リサイクル法の対象製品か同課で処分方法は異なる

引っ越しで不要になった家電の写真

引っ越しの際に要らなくなった家電は、さまざまな処分方法があります。
大型家電や小型家電などにより処分方法も異なりますので、以下では一般的な家電の処分方法を紹介します。

・自治体による回収
一般的な方法として、地域の自治体に家電を回収してもらうことが挙げられます。この方法は高額な費用をかけることなく手軽に処分できます。
多くの場合、1辺が30cm以内の家電は不燃ごみとして出せるのでお住まいの地域の不燃ごみの日に、自治体指定のごみ収集場所に出せば回収してもらえるでしょう。
一方、1辺が30cmを超える大きな家電は粗大ごみとして処理が必要です。この場合は、事前に自治体の粗大ごみ受付センターに申し込みをして回収してもらうことになります。また、回収場所までは自分で運ばないといけません。
詳しいごみの回収ルールはお住まいの自治体の公式サイトなどで確認してください。

・不用品回収事業者への依頼
引っ越し日の関係で、急いで処分をしたい場合や自治体の回収日が都合が悪い場合は、民間の不用品回収事業者に依頼することもできます。
不用品回収事業者は自宅まで家電を運び出しに来てくれるため、自分で重労働をする必要はありません。

■家電リサイクル法の対象製品は処分方法に注意!
家電リサイクル法 により、エアコン、テレビ(ブラウン管、プラズマ、液晶)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の4品目はリサイクルが義務付けられているため、粗大ごみの対象外となります。
そのため、下記の方法でリサイクルをしましょう。

・家電量販店やメーカーへの回収
リサイクル法によって定められた義務に基づき、家電量販店やメーカーは古い家電の回収を行っています。
新しい家電を購入する際には、古い家電を回収してもらうことができます。また、処分だけを希望する場合でも回収を依頼することができますので、家電量販店やメーカーに相談してみましょう。

・家電リサイクル受付センターに依頼する
家電リサイクル受付センターではご家庭で不要になった家電の回収を行っています。こちらも家電量販店と同様、リサイクル料金と収集運搬料金を支払う必要があります。

・指定引取場所への持ち込み
リサイクル家電を処分する際には、リサイクル料と収集・運搬料がかかります。指定引取場所へ直接持ち込むことで、収集運搬料金を削減することができます。指定取引場所は、家電リサイクル券センターのウェブサイトで確認できます。
事前にお近くのゆうちょ銀行・郵便局で家電リサイクル券を購入し、リサイクル料を支払う必要があります。

■不用品回収事業者であれば、リサイクル家電も回収可能!
様々な不要品を効率的に処分してくれる専門家である不用品回収事業者はリサイクル家電の回収にも対応しています。
さらに、事業者によっては、買取サービスも提供しています。家電の状態によっては、回収料金と買取金額を相殺することができる場合もあります。

また、引っ越しの多い時期には「引っ越しキャンペーン」として、リサイクル家電を含む家電やその他不用品を一度にお得に回収してくれるサービスを実施している場合もあります。
引っ越しで不要家電以外にもたくさんの不用品が出る場合におすすめです。

2.引っ越しで出た不要な家電は買取りサービスで現金化しよう!

いらない家電をお金に変えるチャンス

引っ越しで出た不要な家電を買取りサービスで現金化している絵

不用品買取サービスを利用することで、不要な家電を現金化するチャンスがあります。

家電を買い取ってくれる事業者は以下の通りです。
・中古品買取専門店
・リサイクルショップ
・ネットオークションやフリマアプリ
・買取もやっている不用品回収事業者

こういった事業者に依頼することで、本来ならかかる家電の処分費用や手数料を支払う必要がなく、買取金額分の現金を手にすることができるでしょう。
特にブランド製や人気のある家電は高値で買い取ってもらえる可能性がありますので、査定を受けてみることをおすすめします。

ただし、家電は製造から10年以内のもの以外は買い取ってくれない事業者が多いです。
せっかく重い家電をお店に持ち込んだのに買取不可で持ち帰る羽目になるケースもありえるのでご注意ください。

3.引っ越しで不要になった家電を高価買取してもらうには?

高価買取のコツをご紹介

引っ越しで不要になった家電の写真

引っ越しで不要になった家電でも買取で高額査定がつくことがあります。高額な査定がつく家電は次の通り。

①製造年月が新しいもの
電化製品において製造年月が非常に重要です。年月が経過するほど故障してしまうリスクが高まることから、新しい家電が好まれます。

②人気の家電
中古家電の買取相場を決める要因として押さえておきたいのが、その家電の人気度。人気とされている家電の特徴は以下の通りです。
・パナソニックやソニーなどの国内大手メーカー
・芸能人が使用していたモデル
・テレビや雑誌など大手メディアで取り上げられたモデル

③人気のデザインやカラー
家具に限らず、家電においてもデザイン性やカラーが査定価格を決める要因となります。
最近では家電にインテリアとしての価値が求められることもあり、どんなお部屋でも合うものが好まれる傾向があります。
例えばブラックやブラウンなどのカラーはどんなお部屋でも合わせやすいことから人気です。

④状態のいい家電
家電の状態は買取において大切なポイントです。まだ未開封の家電であれば高額査定がつきます。
一方で使用頻度が多くて傷や汚れが目立つものであれば、査定価格が低くなります。
そのほか、タバコの臭いが残っている場合も査定価格の減額要因となります。

4.買取が難しい家電の特徴

家電の状態によっては買取を拒否される場合もあります

買取が難しい家電のイメージ写真

残念ながら、引っ越しで不要になった家電の中には買取を受け付けてくれないものも存在します。査定金額がつきづらい家電は次の通り。

・製造年月から5~10年以上経過している
多くの家電は製造してから5~10年以上経過すると構成する部品の生産が終了していることがあり、メンテナンスが難しくなります。
こうした事情から古い家電の買取は難しいです。
業者によっては買取できない家電の年数を定めているところもあるので、事前に確認しておきましょう。

・定価が安い家電
ホームセンターやインターネット通販で販売されているノーブランド品など、定価が安い家電は買取が不可能になることがあります。
仮に値段が付いたとしても1,000円以下になることが多いです。

・動作不良のある家電
使用してみた時に動作不良が見られると買い取ってもらえないことが多いです。
ただし、事業者によってはこうした不良品でも買取を受け付けてくれるところもありますので、調べてみるといいでしょう。

・需要がない家電
一般的に中古市場に流通している家電の多くはある程度需要が見込めるものです。そのため、需要が非常に少ない家電は買取不可になることが多いです。

・搬出作業が面倒な家電
大型家電など、搬出作業が難しい家電は買取を受け付けてもらえないことがあります。こうした家電の買取ができるかどうか確認しておきましょう。

5.引っ越しで不要になった家電の買取に関するまとめ

要らない家電は買い取ってもらおう

引っ越しで不要になった家電の写真

引っ越しで不要になった家電製品を「処分」する代わりに「買取」する主なメリットは、何と言っても現金化できることです。
商品の状態がわずかに悪くても、問題なく使用できる家電製品であれば買い取ってもらうことができる可能性があるので、まずは査定を依頼しましょう。

引越し前など急いでいらない家電を処分したい場合には、有料の処分サービスを利用してしまいがちですが、現金化したい場合には買取を行っている事業者にまずは査定を依頼することをおすすめします。

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