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BSアンテナを取り外しはどうする?具体的なやり方や業者の費用相場を解説

公開日:2022.11.11 更新日:2024.4.17
BSアンテナを取り外しはどうする?具体的なやり方や業者の費用相場を解説

衛星放送(BS)を解約したら、自宅に設置してあるBSアンテナも不要になります。
集合住宅にお住まいの場合は、管理人さんがBSアンテナの取り外しを行ってくれますが、持ち家の一軒家の場合はご自分で取り外しを行わなくてはいけません。

不要なアンテナを撤去せずにそのままにしておくと、屋根や外壁を劣化させることにつながるので、いらなくなったBSアンテナはできるだけすぐに取り外しましょう。

今回はそんなBSアンテナの取り外し方についてご紹介。
また、自分で取り外しができない場合に専門業者へ依頼した場合の費用相場も解説していきます。

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1.BSアンテナの取り外し方

取り外しの手順

複数のアンテナがついた屋根の写真

屋外に設置されているBSアンテナの取り外しは自分で行うこともできます。
不要になったアンテナをそのまま放置しておくと事故などにつながる恐れがありますので、きちんと取り外しておきましょう。
具体的なやり方は次の通り。

①BSアンテナを留めている固定金具を外す
BSアンテナにはナットなど金具類が留めてありますので、これらを外しておきます。
金具類は小さなものが多いので、落下しないように注意しましょう。

もし取り外した後に、屋根の補修が必要であれば後日改めて行います。

②金具類を片付ける
先ほど外しておいた固定金具を撤去します。一度にまとめて下ろそうとすると金具が落下してしまう危険性があるので、複数回に分けて下に降ろします。

③同軸ケーブルを切断する
BSアンテナは台風などの自然災害の影響で倒れないように同軸ケーブルで繋がれていますので、それらを切っておきます。
切る際はなるべくBSアンテナのバランスが崩れないように注意しましょう。

④BSアンテナ本体を取り外す
支持線を切断した後はアンテナを取り外していきます。
屋外にあるアンテナの多くは屋根馬に取り付けられた支柱と一体になっていますので、屋根馬から支柱を外します。
取り外したアンテナは下に落下しないように安全な場所に置いておきます。

⑤取り外したBSアンテナを処分する
アンテナの処分方法としては粗大ゴミに出す、もしくは不燃ゴミに出すかのどちらになります。
粗大ゴミとして処分したい場合は、自治体に連絡して回収を依頼します。通常の粗大ごみの処分と同じ手順で、指定の粗大ゴミ処理券取扱所で購入した粗大ゴミシールをアンテナに貼り、決められた日時に指定の場所にアンテナを出しておきます。

2.BSアンテナの取り外し作業を行う際の注意点

注意すべきポイントをご紹介

雨が屋根から落ちている写真

先ほどご紹介したように、屋外にあるBSアンテナの取り外しは自分で行うことができます。
ただし、作業をする上でいくつか注意しなければならないことがあります。

アンテナの取り外し作業を行う上での注意点は次の通り。

・雨天時の作業は避ける
アンテナが設置されている屋根は滑りやすくなっています。特に雨や雪の日は足元が不安定になりやすく、作業には向いていません。

こうしたことから、アンテナ工事業者では基本的に屋根の上での作業においてゴム底の靴を履くなどの対策をしています。

・流れている電気に気を付ける
アンテナに触れただけで感電することはあまりありませんが、電気に触れたショックで転倒してしまう場合もあります。
また、同軸ケーブルにも微弱ではあるものの、電流が流れています。

こうした事態を防ぐために、アンテナの取り外しを行う際には絶縁手袋を使用することが望ましいです。

3.BSアンテナの取り外しは専門業者にお任せ

業者をおすすめする理由

BSアンテナを取り外している事業者の写真

BSアンテナの取り外しは自分でできるものの、作業にはある程度の知識と経験が伴います。
一般的なBSアンテナの重量は2~3kgほどあり、高所から誤って落としてしまうと自宅や近所に損害を及ぼすことになります。
こうしたことから、個人で作業するのは簡単ではありません。

そこで頼りになるのがアンテナ工事の専門業者です。業者をおすすめする理由は次の通り。

・プロの作業員が在籍している
専門業者にはあらゆるメーカーや種類のBSアンテナに精通しているスタッフが在籍しています。プロの作業員であれば安全かつ確実にアンテナの取り外しをしてもらえます。

・作業スピードが早い
業者によっては24時間依頼を受け付けているところもあり、いつでも気軽に依頼できるようになりました。
自宅から近い業者では30分~1時間ほどで駆けつけてくれます。

・さまざまな支払い方法に対応してくれる
最近ではクレジットカード決済や電子マネーでの支払いに対応してくれる業者も多いです。

・アンテナに関する相談ができる
知識が豊富なので、取り外し作業以外でもアンテナに関する相談に応じてもらえます。アンテナのことで気になることがあれば質問してみましょう。

4.アンテナ工事業者を選ぶポイント

業者選びのコツ

BSアンテナを取り外している事業者の写真

巷ではBSアンテナの取り外しを行っている業者が数多くありますが、なかには優良な業者とそうでない業者があります。
そんな優良業者を見極めるには次のポイントを抑えておく必要があります。

・業者の実績を調べておく
業者選びにおいて重視しなければならないのが作業実績です。
業者の公式ホームページにはこれまでの作業実績や施工事例が掲載されていますので、参考として見ておくといいでしょう。

・インターネットの口コミに目を通しておく
一般的に優良業者と呼ばれているところは依頼された方から高い評価を受けています。
実際に依頼された方の口コミは業者のホームページや口コミサイトに掲載されています。

・担当するスタッフの対応を見ておく
依頼者や近隣にお住まいの方に対して丁寧な対応をしている業者ほど、自宅や近所のことを考えて作業を行ってくれます。
自宅を訪問したスタッフのやりとりからきちんと対応できているか確認しておくことが重要です。

・保証サービスを確認する
万が一不具合が生じた時のために、アフターサービスとして無料対応を受け付けています。また、業者によっては緊急時の対応サービスを行ってくれるところもあります。

具体的な保証内容や期間は業者ごとに違いますので、調べておきましょう。

5.BSアンテナの取り外しにかかる費用はいくら?

具体的な費用相場

費用相場のイメージ写真

業者に頼んでBSアンテナを取り外してもらうにはある程度の費用がかかります。
アンテナの取り外しにかかる費用相場は、およそ10,000~20,000円です。
この費用の内訳は以下の項目から構成されています。
・基本料金
・高所作業費
・撤去したアンテナの処分費用
・出張費
・駐車場利用費
・現場調査費用 など

ただし、上記の費用相場は目安であり、設置されているアンテナの種類や作業環境によって金額が違ってきます。
作業がしにくい環境になるほど費用は高くつきます。特に高い場所での作業になりますと危険作業代が追加されます。

ただこうしたBSアンテナの取り外し費用を安くする方法があります。

一つは複数の業者の見積もりを比較すること。
3社以上から見積もりを比較しておくことで、お住まいの地域で最もお得な業者を見つけられます。

もう一つは火災保険を活用すること。
火災保険には「残存物取片づけ費用」という項目があり、自然災害の影響で落下しそうになったアンテナの処分にも適用できます。
保険を申請すれば後日取り外し作業にかかった費用が戻ってきます。

ただし、
・アンテナが経年劣化している
・被害に遭ってから3年以上経過している
といった場合には適用されません。
契約されている火災保険の内容を見直して、適用できるか確認しておきましょう。

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