シャッターをぶつけてしまったら修理を!具体的な修理方法や費用について
公開日:2022.6.21 更新日:2024.4.17
「車を止めようとしたらシャッターにぶつけてしまった」「台風でものが飛んできてシャッターにぶつかった」
など、こうしたトラブルの際にはシャッターの修理が必要です。
今回はシャッターをぶつけた際の修理方法および費用についてご紹介します。
「車を止めようとしたらシャッターにぶつけてしまった」「台風でものが飛んできてシャッターにぶつかった」
など、こうしたトラブルの際にはシャッターの修理が必要です。
今回はシャッターをぶつけた際の修理方法および費用についてご紹介します。
もしシャッターをぶつけた場合は修理が必要ですが、その前に注意しなければならないことがあります。
何も知らずに修理してしまうと、かえって状態を悪化させることにつながることも。
注意すべきポイントは次の通り。
・修理が終わるまでは開閉動作を行わない
一度ぶつけてしまったシャッターは修理が完了するまで開閉しないようにしましょう。
手動型のシャッターであれば自分の手で開閉させることは不可能ではありませんが、無理に開けようとすると、中の昇降機構の破損につながります。
そうなると本来であれば一部の箇所を修理すれば済むところを、全ての箇所の修理ないしは交換しなければならないことになります。
ですので、修理が終わるまでは無理に動かさないようにしましょう。
・自分の手に負えない場合は業者に相談する
ぶつけてしまったシャッターを自分で修理すれば費用は安く済みます。
ただ電動シャッターのように精密な部品で構成されている場合は、自分で修理するとなるとある程度の知識と経験が必要になります。
また、手動型であっても凹みや歪みの状態によっては業者の力が必要です。無理に直そうとすると、余計にシャッターを壊してしまうおそれがあります。
自分で直すのが難しいと思われたら、業者に連絡しましょう。
多少の傷程度であればぶつけたシャッターの修理を自分で行うことができます。
素人でもできる簡単な修理方法は塗装すること。傷ついた箇所の塗装についてはDIYでも手軽にできます。
塗装を行う際は、まずは必要な道具を揃えましょう。傷のあるシャッターの塗装には以下の道具を使います。
・脚立
・サンドペーパー(もしくはナイロンたわし)
・ホース
・マスキングテープ
・ブルーシート
・ローラー
・ハケ
・バケット(塗料を入れるためのもの)
・サビ止め入り下塗り塗料
・上塗り塗料(シャッターの色と同じもの)
・軍手
・汚れてもいい服と靴
シャッターの塗装の手順は次の通り。
・作業手順
作業のやり方は次のようになります。
①下処理
下処理作業として傷のあるところにサンドペーパーをかけます。
②洗浄
ホースを使って表面についた汚れを水洗いします。
③養生
塗料が周りに飛び散らないように養生しておきます。
枠にはマスキングテープを貼り、床面にはブルーシートを敷きます。
④下塗り
細かいところはハケで、広いところはローラーを使ってサビ止め入りの下塗り塗料を塗ります。
⑤上塗り
下塗りした塗料が乾いたら、再度塗っていきます。
1回目の上塗りが終わったら、乾燥時間を空けてもう一度塗装します。
⑥養生剥がし
塗料が完全に乾いたら養生を剥がしていきます。
シャッターをぶつけた程度によっては業者に修理を頼む必要があります。
また、シャッターに何かしら異常が見られた場合も一度業者に見てもらうことが望ましいです。
専門業者に相談した方がいいパターンは次の通り。
・シャッターが大きく凹んでしまった
シャッターの凹み具合が大きい場合は、業者に頼んで修理ないしは交換してもらいます。
凹みの程度が大きければシャッターを開け閉めする際に支障をきたします。
もし凹んでいるにもかかわらず開閉動作を行うと、ガイドレールやシャッターボックスに異常が起こるおそれがあります。
・シャッターが動かなくなった
外見上は特に問題がないにもかかわらず、シャッターが動かなくなることがあります。
手動型であれ電動型であれ、シャッターはさまざまな部品から構成されているため、ぶつけた衝撃によっては内部に異常が発生します。
特にシャッターボックス内の昇降機構は異常が発生しやすいです。
無理な操作はかえって状態を悪化させてしまいますので、すぐに業者に連絡しましょう。
・シャッターから異音が聞こえる
「ガラガラ」といった異音がする場合は、シャフト部分などに何かしらの異常が発生している可能性があります。
場合によっては危険な状態であるであるため、業者が到着するまではシャッターから離れるようにしましょう。
このように自分でもシャッターの状態を改善できない場合は、シャッター修理の専門業者に依頼するのが望ましいです。
業者をおすすめする理由は次の通り。
・プロの作業員が在籍している
専門業者にはあらゆるメーカーや種類のシャッターに精通しているスタッフが在籍しています。
特に電動シャッターですと精密な部品によって構成されていますので、素人が対応するのは困難です。
プロの作業員であればぶつけてしまったシャッターを安全に修理してくれます。
また、シャッターの正しい使い方や掃除方法など、こちらの些細な疑問にも答えてもらえます。
・迅速に対応してくれる
業者によっては24時間365日依頼の受け付けを行っているところもあり、いつでも気軽に依頼できるようになりました。
自宅から近い業者では30分~1時間ほどで駆けつけてくれます。
毎日使用するものなので、連絡してすぐに駆けつけてくれるのはありがたいです。
・作業後のアフターサービスを利用できる
多くの専門業者では作業が終わってからもアフターサービスを受け付けています。
作業後しばらくしてから発覚した不具合の無償メンテナンスなど、さまざまなサービスがあります。
アフターサービスの保証期間は業者ごとに異なりますので、あらかじめ確認しておきましょう。
ぶつけたシャッターの修理で気になるのがその費用。
修理業者に依頼した際の費用相場は50,000~100,000円の範囲内であることが多いです。
ただしシャッターの大きさや凹み具合によってはそれ以上の金額になることもあります。
そうした修理費用を少しでも安くする方法があります。
一つは複数の業者の見積もりを比較すること。
修理にかかる費用が高額になるほど適正価格を知っておくことが大切です。
もし提示された見積もり金額に納得できない場合はその場でお断りすることもできます。
3社以上から見積もりを比較しておくことで、お住まいの地域で最もお得な業者を見つけられます。
また、割引キャンペーンを実施している業者を見つけることも大切なポイント。
オンラインで申し込みされた方限定の割引価格や、期間限定の割引キャンペーンなど、業者によってさまざまな割引キャンペーンが実施されています。
自宅近くにお得なキャンペーンを利用できる業者があるか確認されることをおすすめします。
この他、シャッターの修理には火災保険が適用できる場合があります。
ただ火災保険は外部からの物体の落下・飛来・衝突でぶつけた場合のみ補償されます。
加入されている火災保険の規約を確認しておきましょう。