シロアリが家の中に一匹いたらどうする?取るべき対策について解説
公開日:2024.6.28
もしも家の中で一匹でもシロアリを見かけたらどうすればいいのでしょうか?他にもたくさんのシロアリがいるのではないかと不安になりますよね。
この記事では、家の中にシロアリが一匹でもいたときの対処法や専門業者への依頼の仕方について解説します。
もしも家の中で一匹でもシロアリを見かけたらどうすればいいのでしょうか?他にもたくさんのシロアリがいるのではないかと不安になりますよね。
この記事では、家の中にシロアリが一匹でもいたときの対処法や専門業者への依頼の仕方について解説します。
シロアリは群れで行動するため、シロアリが家の中に一匹いる場合、他にも多くのシロアリが潜んでいる可能性があります。
日本でよく見られるヤマトシロアリは1コロニーに数万~数十万匹程度が生息し、関東以西の太平洋側といった温暖な地域に生息するイエシロアリは1コロニーに多いもので100万匹以上生息しているといわれています。
つまり、シロアリを家の中で1匹見つけた場合は、床下やその地下に数万〜100万のシロアリがいる可能性があるわけです。
「1匹見つけたら100匹いる」という理論はゴキブリでよく聞きますが、シロアリの場合はゴキブリの数万倍の数に及びます。
また、シロアリは木材や建材の中でコロニーを作るため、数万匹もいるシロアリの1匹ずつが、木材に被害を及ぼすことも、考えなければいけません。
100万匹のシロアリが、1日に食べる木材は70g程度です。1ヵ月気づかないままでいると、理論上は2kg程度、半年で12kgを超えます。
12kgもの木材をシロアリに食べられると、家の耐久性は大幅に下がってしまい、暴風に見舞われるだけで家が倒壊するかもしれません。
そのため、シロアリを一匹だけ見かけた場合でも、すでに被害が進行していることが考えられます。家で一匹でもシロアリを見かけた場合は、すぐにシロアリを駆除する必要があります。
■自宅に庭がなくてもシロアリがやって来る場合もある
シロアリは、主に家の床下のさらに地下、または自宅の庭の地中に巣を作ります。
ただし、だからといって自宅に庭がない人や、家の床下がコンクリートになっている造りの家であっても、油断は禁物です。
近隣の家の庭や近くの公園に巣を作っているシロアリが自宅にやってきて木材を食べる可能性があるので、自宅の庭の有無にかかわらず、シロアリの侵入を防ぐためには定期的な点検と湿気対策を行いましょう。
家にシロアリが一匹でもいた場合は、シロアリ駆除の専門事業者に無料点検をしてもらって、被害状況をチェックしてください。
集団を形成しているシロアリの多くが木材を食べる職アリであるため、放置していると次々と被害が広がります。
家の中にシロアリが一匹だけいた場合は以下の対策を取りましょう。
1.冷静に確認
シロアリが本当にシロアリであることを確認します。他の昆虫と見間違えることもあるため、専門の業者に確認を依頼するのも一つの手です。
2.周囲を点検
そのシロアリがいた周辺を詳しく調べてみてください。特に、木材や湿気の多い場所、基礎や壁の近くを注意深くチェックします。
3.被害の兆候を探す
木材の状態を確認し、食害の痕跡やトンネル、泥の線などがないか確認します。シロアリの活動の証拠が見つかるかもしれません。
4.専門業者に相談
シロアリが一匹でも発見された場合、潜在的な被害が進行している可能性があるため、シロアリ駆除の専門業者に相談することをお勧めします。業者は詳細な点検を行い、必要な対策を提案してくれます。
■羽アリが見つかった場合はその数を確認する
もし羽アリが家の中に居た場合は、その羽アリの数を見てください。なぜなら、数十匹の羽アリがいる場合は、家の地中や庭などに大きな巣を作られている危険性があるからです。
羽アリの行動範囲は数メートル~100メートル程度と狭いため、羽アリが見つかった場所の近くに巣があると考えられます。
羽アリが一匹から数匹いるだけでは、自分の家や庭に巣を作られている可能性は低く、別の家の巣からやってきた個体であると考えられます。
ただし、羽アリは新しい巣を作るために飛んでいるため、その羽アリが住み着くかもしれません。自分の家に巣が作られていなくても、シロアリの予防を業者に依頼しておくべきです。
家の中にシロアリが一匹でもいたら、家の建材に被害が発生しているかもしれません。そのため、専門業者に点検してもらうことが賢明です。
シロアリの点検は基本的に無料です。シロアリの巣が確認できず、家にいるシロアリが他の家の個体であった場合は、防蟻処理をすれば大丈夫です。
シロアリの巣が見つかった場合も、業者にシロアリ駆除を依頼できます。
シロアリが見つからなくても見つかっても、住宅にとって点検はマイナスにはなりませんから、シロアリの無料点検を受けるデメリットはほぼありません。
■シロアリの無料点検は1年に1度受けよう
もし、家にシロアリが一匹出ただけで、それ以降シロアリの被害が確認できない場合であっても、1年に1回はシロアリの無料点検を受けましょう。
春から夏にかけて現れる羽アリが、家のそばに巣を作る可能性があります。毎年無料点検を受けていれば、もし羽アリが巣を作っていたとしても、被害を少なく抑えられるからです。
■シロアリの点検が有料の場合がある
シロアリの点検が有料になるケースがあります。例えば、高度な機材を用いて点検を行ったり、防蟻処理など独自のサービスを施したりする場合です。
高度な機材を使えばより精緻な点検が行えますし、防蟻処理を行えばシロアリの発生を未然に防ぐことが可能になります。そのため、お金を払うだけの価値があるといえるでしょう。
有料である場合のシロアリ点検費の相場は、5,000〜10,000円を目安に考えておきましょう。
ただし、家の構造の問題で新たに点検口の作成などが必要に場合は、25,000円~40,000円ほどまで費用が上がるため、注意してください。
たとえ家で見つけたシロアリが一匹であっても、点検や診断をしてもらうべきです。なぜなら、点検や診断をしてもらうと、以下のメリットがあるからです。
・シロアリの被害を早期発見して費用を抑えられる
無料点検や診断を受ければ、シロアリの被害が早期に見つけられます。
例えばシロアリの無料点検を毎年受けていれば、シロアリの食害を受けていたとしても、その被害は1年分のみです。そのため、食害を受けた建材の補修費用も抑えられるわけです。何年もシロアリの食害を受けていた場合は、暴風で家が倒壊したり、修繕費用が数百万に及んだりする可能性があります。
無料点検の他にも、防蟻処理を欠かさないようにしましょう。
・雨漏りについても点検してもらえる
雨漏りによる水気は湿気のもとです。湿気はシロアリが好む環境であるため、シロアリの駆除業者は雨漏りについても点検してくれます。
雨漏りについて修理の専門業者に依頼しなくても、シロアリの駆除業者が対応してくれる点もメリットです。
・自宅の状況を把握できる
無料点検をしてもらえば、自分の家がシロアリに好かれる環境かどうかを教えてもらえます。もしシロアリに好かれる環境であれば、早急に改善すれば大丈夫です。
シロアリの被害に遭っているときは、食害が始まってからどのくらい経過しているのか、どのくらい危険な状態なのかを教えてくれます。
・家の状況に合った予防方法を教えてくれる
家の構造や庭の有無やその庭の状態によって、シロアリに関する条件は大きく異なるものです。
その家の条件によって、どういったリスクがあるのか、どこを改善すれば良いのかを教えてもらえます。たとえば、森林近くの家はその森林からシロアリや昆虫が寄ってくる、庭木が伸びすぎているとその庭木による日陰で湿気が溜まる、などです。
業者によるシロアリの診断を受ける場合は、信頼できる専門業者を選ぶのが重要です。
シロアリの駆除を請け負っている業者は非常に多く、中には悪徳業者や対応が良くない業者も存在しています。
どのように選べば良いのかがわかれば、数ある業者の中から、信頼できる業者を見つけられるでしょう。信頼できる業者を見極めるポイントは以下の通りです。
・無料で点検や診断をしてくれるか
・点検が有料であれば見積もりを無料で出してくれるのか
・途中で見積もりにない料金を請求してこないか
・公益社団法人日本しろあり対策協会に入っているか
・シロアリの駆除実績はあるか
・シロアリ駆除後のアフターフォローも自社で行ってくれるか
悪質な業者は不当に高い費用を請求してくるため、特に費用については細かく確認しておいてください。
ちなみに公益社団法人日本しろあり対策協会とは、国土交通大臣の許可のもと結成された組織です。対策協会に入っている業者の場合は、使う薬剤や工法も国の認可を受けたものであるため、安心できます。
■相見積もりで複数の業者を比較する
相見積もりとは、複数の業者に見積もりを取ることを指します。複数の業者に見積もりを依頼すれば、その業者の対応も比較できるため、悪質な業者と信頼できる業者の見極めが可能です。
3社程度の業者に見積もりを取ってもらい、一番対応が良かった業者に点検を依頼するのが大切です。