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ブロック塀での塗装の悩みに関する情報をご紹介

公開日:2022.11.17 更新日:2024.4.10
ブロック塀での塗装の悩みに関する情報をご紹介

ブロック塀の塗装のトラブル事例や原因、相場について解説します。ブロック塀の塗装は厳しい環境に晒されているため、適切な塗装工事をしなければ、塗装後のトラブルが起こりやすい部位です。この記事ではブロック塀の塗装のトラブル事例や原因、相場について解説します。ブロック塀の塗装をどうするのがベストかその判断ができるでしょう。

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1. ブロック塀の塗装の悩み事例①

事例①:ブロック塀に塗った塗料が膨れている

白い塗料が塗られたブロック塀の写真

ブロック塀は塗装した後に塗った塗料が膨れてしまうことがあります。これはブロック塀の性質に原因があります。

ブロック塀は地面と直接つながっているため、地面の水分を直接吸収します。その吸収した水分はブロック塀の壁から放出されるのですが、施工する塗料によってはその水分の放出を妨げてしまいます。水分が無理やり外に出ようとした結果、ブロック塀に塗った塗料が膨れてしまうのです。

このようなトラブルを避けるためには適切な塗料選びが大切です。できるのであれば、ブロック塀にも塗装ができるブロック、またはコンクリートに対応可能と記載があるものを選びましょう。もし記載がない場合は、水性塗料でかつ透湿性が高いものを選びましょう。

上記の条件を満たすものの場合は、ブロック塀から放出される水分を逃せる性質を持っているため、膨れてしまうトラブルを回避できます。

ブロック塀は耐久性が約30年と言われ、外壁塗装などのように塗装の状態で長持ちするということはあまりありません。ブロック塀の塗装をする主な目的はその美観を維持するということになるため、耐久性を意識するのであれば、塗装をする必要はありません。

2. ブロック塀の塗装の悩み事例②

事例②:ブロック塀に苔が生えてきている

苔が生えたブロック塀の写真

ブロック塀で困ってしまう事例で多いのがブロック塀に苔が生えてきている場合です。

ブロック塀は地面に直接触れており、地中の水分を吸い上げてしまうため、住宅の外壁や、フェンス、ウッドデッキなどと比べると苔が生えてしまいやすい状態になります。

このようなブロック塀に塗装をする場合は、まず苔を落とさなければいけません。なぜなら、苔をそのまま残して塗装すると、苔と一緒に塗装が剥がれてしまう可能性があるからです。

苔が生えている場合はまず高圧洗浄といって、強めの水圧で一気に苔や付着した汚れを吹き飛ばすことが必要になります。苔や汚れを吹き飛ばしてから、適切な塗料を選び塗装するようにしてください。苔を落とすことが塗装の品質を保つためにはかなり重要なポイントになります。

また外壁などの場合と異なり、ブロック塀はそれ自体がコンクリートで、耐久性があるため、塗装しているかどうかで最終的な寿命が変わることはありません。苔が生えたのを放置したからといって塗装をしなくて、耐久性にはそれほど影響しないため、耐久面を問題にしないのであれば塗装しないというのも選択肢です。

3. ブロック塀の塗装悩みの原因とは?

ブロック塀のトラブルはブロック塀の吸湿性や環境が原因

塗装されたブロック塀の写真

ブロック塀に関わるトラブルはブロック塀の吸湿性や環境によるものが主な原因です。

ブロック塀は水分を吸収する性質があり、地面と直接触れている部分のため、地中の水分をわずかながら、吸収します。また雨風が直接触れやすい部分でもあることも注意しましょう。

ブロック塀は地面に雨が触れてから跳ね返ったものなども付着するため、特に地面近くのブロック塀は外壁やフェンスなどと比べるとかなり厳しい環境に置かれています。壁に水分が付着した状態になっていることが多く、こうした点から、塗料を塗っても長持ちしにくく、カビが生えてしまいやすいのです。ブロック塀の塗装は他の部位に塗料と比べると長持ちしにくく、5年~8年程度で再塗装が必要になります。

ただし、再塗装の必要性は主に美観によるもので、耐用年数は塗装をしているかどうかでそれほど変わるものではありません。美観が少々悪くなっても仕方ないという場合であれば、必ずしも塗装する必要はないでしょう。ただし、高圧洗浄だけでもしておくと見た目はきれいになりますよ。

4. ブロック塀の塗装修理の相場

塗装業者に依頼する場合は平米あたり3,000円〜が相場

ブロック塀の塗装に必要な工具の写真

ブロック塀の塗装を塗装業者に依頼する場合は3,000円~が大まかな相場になります。塗装業者が塗装する場合は以下の手順で進みます。
・高圧洗浄
・下地処理
・塗装

これらの工程をしっかりとしていなければ、塗料の性能が十分に発揮しきれず、すぐに剥がれてしまう可能性があります。そのため、塗装業者に依頼するのであれば、値段だけではなく、上記の工程をきちんとしてくれる業者かどうかをよく見極めましょう。

DIYで自分で施工する方法もあります。DIYで施工する場合、必要な材料はそれほど多くはありませんが、高圧洗浄機の準備が必要になるため、必要な道具の費用が高額になる場合があります。ただし、塗装の耐久性を高めたい場合、高圧洗浄はかなり重要な作業のため、しっかりと作業しなければ塗料が落ちてしまうため、できるだけしっかりしたものを選びましょう。

ただし、ブロック塀を塗装した場合の耐久性はプロが作業した場合でも、厳しい環境に晒されているため、それほどは長くありません。耐久性と施工費用のバランスから考えると、それほど費用対効果が高いわけではないため、DIYで施工するのも選択肢になるでしょう。

5. まとめ

ブロック塗装をする場合はDIYも選択肢

綺麗な状態のブロック塀の写真

この記事ではブロック塀の塗装でよくあるトラブルの事例や原因、塗装の相場についてお伝えしました。

ブロック塀はそれ自体の耐久性が高く、耐久面で見た場合、塗装のメリットはあまりないため、塗装業者に依頼してもよいですが、自分で塗装することも選択肢です。

この記事を参考にブロック塀の塗装をどうするのがよいか検討する参考にしてください。

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