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窓ガラスの種類一覧|名前・材質・記号の違いから選び方まで解説

公開日:2021.10.28 更新日:2026.7.22
窓ガラスの種類一覧|名前・材質・記号の違いから選び方まで解説

「窓ガラスの種類が多すぎて、自分の家にはどれが合うのか分からない」
「窓ガラスを交換したいけれど、断熱性を優先すべきか、防犯性を重視すべきか、何を基準に選べばいいのか判断がつかない」

などの悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

窓ガラスの種類や記号は非常に複雑なため、違いをよく理解しないまま選んでしまうと、断熱性や防犯性能の面で後悔したり、既存のサッシに取り付けられず余計な費用がかかったりすることがあるため注意が必要です。

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ガラス110番

窓ガラスの種類一覧【名前・材質・記号】

部屋の中から見たおしゃれな窓ガラス

窓ガラスは大きく分けて「一般ガラス」「機能ガラス」「デザインガラス」の3つに分類され、それぞれ材質や製法によって呼び名や建築図面上の記号が異なります。

ガラスの記号表記は業界内で完全に統一されているわけではなく、メーカーや設計者によって表記が変わる場合があるため、あくまで代表例として参考にしましょう。代表的なガラスの名称・記号・特徴を以下の一覧表にまとめました。


名称基本の材質記号
フロート板ガラスソーダ石灰ガラスFL
型板ガラスソーダ石灰ガラスF
すり板ガラスソーダ石灰ガラスSまたはG
複層ガラスソーダ石灰ガラス2〜3枚+中空層PG・Low-E(LE):Low-E複層ガラス・TG:トリプルガラス
網入り板ガラスソーダ石灰ガラス+内部に金網PW:網入り磨きガラス・FW:網入り型ガラス
合わせガラスソーダ石灰ガラス2枚+樹脂製中間膜合わせているガラスの記号で表記されることが多い(例:FL3+FL3)
強化ガラスソーダ石灰ガラスTP
和紙調ガラスソーダ石灰ガラス2枚+和紙またはフィルム記号はなく「型番」や「柄名」が多い
エッチングガラスソーダ石灰ガラス記号はなく「型番」や「柄名」が多い
高透過ガラスソーダ石灰ガラス記号はなく「型番」や「柄名」が多い

記号を知っておくと、ガラス屋さんからの見積書や仕様書の内容を正しく理解しやすくなります。

また、いずれも化学的な素材の大枠は「ソーダ石灰ガラス」で共通しており、違いを生んでいるのは主に「製法」「加工方法」「他素材との組み合わせ(金網・樹脂・和紙など)」となります。

一般的な窓ガラスの種類3つ

リビングから見た窓ガラス

住宅で最も多く使われているのが、以下の3つの「一般ガラス」です。


  • フロート板ガラス
  • 型板ガラス
  • すり板ガラス


それぞれ透明度や見た目、向いている設置場所が異なるため、順番に確認していきましょう。


1.フロート板ガラス


フロート板ガラスは、表面が平らで透明度の高い一般的な窓ガラスです。リビングや掃き出し窓など、外の景色をきれいに見たい場所に向いています。加工しやすくコストも抑えやすい反面、単板のままでは断熱性や防犯性はほとんど期待できない点は理解しておきましょう。


また、フロート板ガラスは強化ガラスや網入りガラスなどさまざまな機能ガラスの基材としても使われており、窓ガラス以外にも家具の天板やテーブルトップなど幅広い用途で利用されています。


2.型板ガラス


型板ガラスは、模様の入ったロールにガラスを通して製造される、片面に凹凸模様がついたガラスです。視線を適度に遮りながら光を取り込めるため、浴室や洗面所、玄関ドアなどプライバシーを確保したい場所でよく使われています。

ただしすり板ガラスに比べると透明度がやや高く、近距離からはうっすらと人影が透けて見える場合がある点には注意が必要です。型板ガラスの模様は以下の2種類があります。


  • 主に木製建具に使用する「梨地」:2mmタイプ
  • 主に住宅のサッシに使用する「霞(かすみ)」:4mm・6mmタイプ

なお、汚れが付きやすい凹凸面は室内側に向けて設置するのが基本とされています。


3.すり板ガラス


すり板ガラスは、透明なガラスの表面に金剛砂を吹き付けて細かい傷をつける「サンドブラスト加工」によって、不透明な仕上げにしたガラスです。光を柔らかく拡散しながら視線を遮れるため、室内建具や間仕切りに向いています。


近年では、サンドブラスト加工後に表面をなめらかに仕上げた「フロストガラス」なども広く使われています。フロストガラスはすり板ガラスに比べて汚れが付きにくく、お手入れしやすい点が特徴です。


関連記事:すり板ガラスとはどんなガラス?特徴や交換にかかる費用相場などを解説

機能性の高い窓ガラスの種類4つ

部屋の中から見た網入り板の窓ガラス

近年の住宅では、断熱・防犯・防音・防火といった性能を高めた「機能ガラス」を採用するケースも増えています。ここでは代表的な4種類を紹介します。


  • 複層ガラス(Low-E複層ガラス・真空ガラス・トリプルガラス)
  • 網入り板ガラス
  • 合わせガラス
  • 強化ガラス


それぞれ得意な性能が異なるため、目的に合わせて選ぶことが大切です。


1.複層ガラス(Low-E複層ガラス・真空ガラス・トリプルガラス)

複層ガラスは、2枚のガラスの間に空気層を作り、断熱性を高めたガラスで、一般的に「ペアガラス」の名でも広く知られています。

複層ガラスには主に以下のようなものが存在します。


  • Low-E複層ガラス:ガラス面に特殊な金属膜をコーティングし、断熱・遮熱性能をさらに高めたタイプ
  • 真空ガラス:中空層を真空に近い状態にして断熱性を高めたタイプ
  • トリプルガラス:ガラス3枚構成でさらに高性能にしたタイプ

複層ガラスの種類によっては、一般ガラスより費用が高くなる傾向があります。一方で、断熱性が高いため冷暖房効率が向上し、結露対策にもつながることから、長期的には光熱費の節約が期待できます。


関連記事:ペアガラスとはどんなガラス?特徴や交換にかかる費用相場などを解説


2.網入り板ガラス

網入り板ガラスは、ガラスの内部に金属製の金網を入れたガラスです。万が一割れてしまっても破片が飛び散りにくく、枠から脱落しにくいという特徴があります。


住宅では、隣地境界に近い窓や道路に面した窓、車庫まわりの窓など、延焼のリスクがある場所に使われているケースが多く見られます。

厚みは6.8mmと10mmが一般的で、網の形状には以下の3種類があります。


  • 菱形ワイヤー
  • クロスワイヤー
  • 線入りガラス

※それぞれ透明タイプ/かすみタイプがある


割れた際の被害は抑えられますが、ガラス自体の割れにくさは普通のガラスとほとんど変わらないため、防犯性能を重視する場合は防犯フィルムや合わせガラスとの併用がおすすめです。


関連記事:網入り型ガラスはどんな種類?使用すべき場所などをご紹介


3.合わせガラス

合わせガラスは、2枚のガラスの間に接着性が高い樹脂製の中間膜を挟み込んだ構造のガラスです。衝撃を受けても中間膜がガラス片をつなぎ止めるため、飛散防止性に優れています。


また、中間膜が厚いタイプほど割れにくくなるため、ガラス破り(ガラスを割って侵入すること)への耐性が高くなる傾向があります。

中間膜の厚さごとの防犯性能は以下の通りです。


  • 30mil:ドライバーなどのこじ破りへの耐性が期待できる
  • 60mil:鋭利な道具でのこじ破り・バール等の殴打への耐性が期待できる
  • 90mil:ハンマーやバールによる強い衝撃への耐性が期待できる

合わせガラスは防犯対策として幅広く採用されており、住宅では窓やドア、自動車ではフロントガラスなど、身近な場所でも多く利用されています。


4.強化ガラス

強化ガラスは、フロート板ガラスを高温で加熱した後に急冷することで、通常のガラスの3〜5倍程度の強度を持たせたガラスです。


表面からの衝撃や熱にはかなり強く、割れる際には粒状に砕け散る性質があるため、鋭利な破片による事故のリスクが抑えられます。その優れた耐衝撃性から、以下のような安全性が求められる場所でよく使われます。


  • 学校や病院
  • ガラスドア
  • 店舗のショーケース

また、通常品よりやや冷却を緩やかにした「倍強度ガラス」もあり、強化ガラスほど割れ方が激しくならないことから高層ビルの窓などにも採用されています。しかし、特定箇所への衝撃には弱いことや、一度成形した後は切断や穴あけ加工ができないことは理解しておきましょう。


関連記事:強化ガラスとはどんなガラス?特徴や交換にかかる費用相場などを解説

デザイン性の高い窓ガラスの種類3つ

デザイン性の高い窓ガラス

機能面だけでなく、見た目の美しさや雰囲気づくりを重視したい方には、以下のようなデザインガラスもおすすめです。


  • 和紙調ガラス
  • エッチングガラス
  • 高透過ガラス


いずれも既製品の型板ガラスとは違った、個性的な表情を演出できます。


1.和紙調ガラス


和紙調ガラスは、ガラスの表面や中間層に和紙調のフィルムや本物の和紙を挟み込み、障子のような温かみのある風合いを再現したガラスです。

和紙の柄には土佐和紙などの本格的な和紙を使ったものや、鮮やかな色の和紙を使ったものなどがあり、価格帯に幅があります。


断熱性の高い複層ガラスとしても利用できるため、屋外に面した窓にも使用できる点が特徴です。和室のふすまや店舗の間仕切りなど、和のテイストを演出したい空間に向いています。


2.エッチングガラス


エッチングガラスは、ガラスの表面を薬品や彫刻加工で削り、模様を彫り込んだガラスです。

上品でやわらかな光沢があり、企業ロゴや装飾模様など細かなデザインを自由に表現できる点が魅力です。


玄関ドアやパーティションなど、見た目の美しさを重視したい場所でよく採用されています。職人による手作業のハンドメイド彫刻から、量産型の機械彫刻までグレードがあり、デザインの精細さによって価格が大きく変わる点も押さえておきましょう。


3.高透過ガラス


高透過ガラスは、通常のフロート板ガラスに含まれる鉄分を抑えることで、ガラス特有の色味を抑え、透明感を高めたガラスです。

ガラスが厚くなるほど通常のガラスとの違いが分かりやすくなり、ショーウィンドウや水族館の展示ケースなど、色の再現性が重視される場所で採用されることが多くなっています。


LED照明と組み合わせて使われることも増えており、色の見え方にこだわりたい店舗などでの採用も広がっています。

【用途・目的別】おすすめの窓ガラスの種類

結露した状態の窓ガラス

ここまで紹介したガラスは、目的別に組み合わせて選ぶことでより効果を発揮します。代表的な目的とおすすめのガラスの組み合わせを整理しました。


  • 断熱・結露対策なら「Low-E複層ガラス・真空ガラス」
  • 防犯対策なら「合わせガラス」
  • 防音対策なら「合わせガラス・複層ガラス」
  • 防火対策なら「網入り板ガラス」
  • プライバシー対策なら「型板ガラス・すり板ガラス」
  • 地震や台風への対策なら「合わせガラス・強化ガラス」
  • デザイン性を重視なら「エッチングガラス・和紙調ガラス・高透過ガラス」


それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。


断熱・結露対策なら「複層ガラス(Low-E複層ガラス・真空ガラス・トリプルガラス)」


冬場の結露や光熱費が気になる場合は、断熱性能の高い複層ガラス(Low-E複層ガラス・真空ガラス・トリプルガラス)がおすすめです。
ガラスの間の空気層や真空層が外気の影響を伝わりにくくするため、室内側のガラス表面温度が下がりにくくなり、結露の発生を抑える効果が期待できます。


特に、ガラスを3枚用いるトリプルガラスは、空気層を2つ持つ構造のため、一般的な複層ガラスや真空ガラス以上に断熱性能を高められるのが特徴です。


特に北向きの部屋や、冬場に室内外の温度差が大きくなりやすい地域では、効果を実感しやすい傾向があります。ただし完全に結露を防げるわけではなく、室内の湿度管理もあわせて行うことが大切です。

防犯対策なら「合わせガラス」

空き巣などの侵入対策には、中間膜入りの合わせガラスが有効です。ハンマーなどで叩いても中間膜がガラス片を保持するため、割るのに時間がかかるからです。


窓からの侵入に5分以上かかる場合、73%の侵入犯は犯行を断念するとされています。侵入に時間をかけさせられる点でも、合わせガラスは防犯対策として有効な選択肢です。


一方、強化ガラスは衝撃には強いものの、いったん割れると粒状に砕けるため、防犯性能は高くありません。「強化」という名前から防犯性能も高いと思われがちですが、混同しないよう注意しましょう。


参照元:防犯合わせガラス(CPマーク)|一般社団法人 板硝子協会


関連記事:窓ガラスの防犯はどうする?具体的な対策と防犯ガラスの交換費用


防音対策なら「合わせガラス・複層ガラス」


車の走行音や近隣の生活音を軽減したい場合は、防音合わせガラスや複層ガラスが選択肢になります。


ただし、「コインシデンス効果」と呼ばれる、特定の周波数帯で音が抜けやすくなる現象は、同じ厚みのガラスを重ねると起こりやすいため、厚みの異なるガラスを組み合わせた複層ガラスを選ぶとより効果を高めやすくなります。


窓ガラスだけでなくサッシの気密性も音の伝わり方に影響するため、あわせて確認するとよいでしょう。


関連記事:窓の防音対策をするには?騒音の原因や対策方法について解説します


防火対策なら「網入り板ガラス」


防火対策なら「網入り板ガラス」を活用しましょう。建築基準法により、防火設備として網入り板ガラスの設置が義務付けられている窓もあります。


すでにワイヤー入りのガラスが入っている窓を無地の透明ガラスに交換してしまうと、法令違反として指摘を受け、交換のやり直しを求められる可能性があるため、対象の窓かどうかを事前に確認することが重要です。


網入りガラス以外にも耐熱強化ガラスなど防火性能を持つガラスがあるため、代替品を検討する場合は建築確認申請の内容も踏まえてガラス屋さんに相談しましょう。


関連記事:防火ガラスとはどんなガラス?特徴や交換にかかる費用相場などを解説


プライバシー対策なら「型板ガラス・すり板ガラス」


浴室やトイレ、道路に面した窓など、視線が気になる場所には型板ガラスやすり板ガラスが適しています。目隠し効果を重視するなら、表面が白く加工されたすり板ガラスの方が不透明性が高く、視線を遮りやすい傾向があります。


一方で、すり板ガラスは水に濡れると透明度が上がる性質があるため、浴室などの水回りにはあまり向いていません。浴室乾燥機などで湿度が高くなりやすい場所では、水濡れの影響を受けにくい型板ガラスの方が、安定した目隠し効果を維持しやすいでしょう。


設置場所の環境に合わせて使い分けることが大切です。


関連記事:【目隠しシート・フィルム】窓ガラスを外から見えないようにする方法をご紹介!


地震や台風への対策なら「合わせガラス・強化ガラス」


飛来物による破損や、地震の揺れによるガラスの落下が心配な場合は、合わせガラスや強化ガラスが候補になります。


合わせガラスは割れても中間膜が破片を保持するため、飛散を抑えられ、台風時の飛来物対策としても採用されるケースが多いガラスです。飛来物対策としてガラス面に貼るタイプの飛散防止フィルムも選択肢の一つですが、合わせガラスほどの耐貫通性は期待できません。


また、強化ガラスは正面からの衝撃に強く、日常的な衝撃でも割れにくいという特徴があります。ただし、いったん割れると粒状に砕けるため、破片を保持する性能はありません。それぞれ特徴が異なるため、用途に応じて選びましょう。


関連記事:窓ガラスの台風対策!いざというときの対処法や予防法などをご紹介します


デザイン性を重視なら「エッチングガラス・和紙調ガラス・高透過ガラス」


機能性だけでなく見た目の印象を大切にしたい場合は、エッチングガラスや和紙調ガラス、高透過ガラスを検討してみましょう。主な特徴は以下の通りです。


  • エッチングガラス:上品なすり模様を表現
  • 和紙調ガラス:和風のやわらかな質感
  • 高透過ガラス:ガラス特有の青みが少なく透明感が高い

既製品にはない模様や質感を選べるため、リフォームの際に空間全体の印象を大きく変えられるというメリットがあります。

窓ガラスの交換を検討すべき5つのタイミング

ヒビが入った窓ガラス

窓ガラスの交換は、割れてから急いで依頼するだけでなく、次のようなサインが見られた段階で検討するのがおすすめです。


  1. ガラスにヒビが入ったとき
  2. 結露や暑さ・寒さが気になるとき
  3. 防犯性を高めたいとき
  4. 騒音が気になる・抑えたいとき
  5. 自然災害(台風や地震など)に備えて安全性を高めたいとき

いずれの場合も、症状を放置すると破損の範囲が広がったり、思わぬケガにつながったりするため、気になる変化があれば早めにガラス屋さんへ相談することをおすすめします。


関連記事:《窓ガラスの割れ・ヒビ》補修方法や修理にかかる費用などをご紹介します!

窓ガラスを交換する際はサッシ選びも重要

サッシが太い窓ガラス

窓ガラスを交換する際は、ガラスの性能だけでなくサッシとの組み合わせも重要なポイントです。

サッシの種類ごとの特徴や注意点は以下の通りです。


サッシの種類特徴注意点
アルミサッシ軽量で耐久性が高い熱を伝えやすく結露が発生しやすい
アルミ樹脂複合サッシ断熱性に優れている室内側の枠・框ともに樹脂製であることが求められる
樹脂サッシアルミ樹脂複合サッシより断熱性に優れている枠や框を太くして補強する必要がある
木製サッシ断熱性能とデザイン性を両立高額になりやすい・定期的なメンテナンスが必須

単板ガラスから複層ガラスなど厚みのあるガラスに交換する場合、既存のサッシの溝幅によっては取り付けられないケースもあります。そのため事前にサッシへの適合可否をガラス屋さんに確認しておくと安心です。


関連記事:サッシの取り付け・交換・修理を業者に依頼するには?

窓ガラスの種類に関するよくある質問

天井にある窓ガラス

窓ガラスの種類選びで、特によく寄せられる疑問をまとめました。


  • 割れにくいガラスの名前は?
  • すり板ガラスとかすみガラスの違いは何ですか?
  • ガラスの表記でTPとは何ですか?
  • 窓ガラスの交換費用はどれくらいですか?


それぞれ詳しく解説していきます。


割れにくいガラスの名前は?

「割れにくさ」を求める場合は、中間膜が厚い「合わせガラス」が候補になります。中間膜がガラス片を保持するため、割れても崩れ落ちにくく、貫通するまでに時間がかかるのが特徴です。


なお強化ガラスは強度自体は高いものの、割れる際は粉々に砕けるため、「割れにくい」というより、割れたあとの事故を防ぎやすいガラスと捉えるのが正確です。


そのほか、警察庁や国土交通省などが関わる「防犯建物部品(CP)」の認定を受けた製品を選ぶと、より客観的な基準で防犯性能を比較できます。


参照元:CPについて|団体防犯建物部品普及促進協議会


すり板ガラスとかすみガラスの違いは何ですか?


すり板ガラスは、透明ガラスの表面を金剛砂で削る「サンドブラスト加工」によって不透明にしたガラスです。一方かすみガラスは型板ガラスの模様の一種で、ロールで模様を転写して作られる点が製法上の大きな違いです。


見た目は似ていますが、すり板ガラスは水に濡れると透明に近づくのに対し、かすみガラスはその影響を受けにくいという違いもあります。

ガラス屋さんに発注する際は、名称だけでなく型番や写真も共有すると、想定と異なるガラスが届くトラブルを防ぎやすくなります。


ガラスの表記でTPとは何ですか?

建築図面や見積書に記載される「TP」は、強化ガラス(Tempered Glass)を表す記号です。ただし、ガラスの記号表記には業界共通の統一規格が存在せず、メーカーや設計者によって表記が異なる場合があります。


見積書などで見慣れない記号を見かけた場合は、自己判断せず担当のガラス屋さんに確認することをおすすめします。

そのほか「FL(フロートガラス)」や「FW(網入り磨きガラス)」などの記号もあわせて覚えておくと、見積書やサッシ図面の内容をスムーズに理解できるようになるでしょう。


窓ガラスの交換費用はどれくらいですか?


費用はあくまで目安ですが、ガラスの種類や大きさによって次のように変わります。


  • 透明ガラス(フロート板ガラス):5,000円〜35,000円程度
  • すり板ガラス:5,000円〜28,600円程度
  • 網入りガラス・型板ガラス:16,000円〜50,500円

※機能ガラス(複層ガラス/強化ガラス/合わせガラスなど)は現地見積もりになるケースが多い

交換費用はガラスの種類・サイズによって変動するため、正確な費用は現地調査を伴う見積もりで確認することが大切です。

窓ガラスの交換・修理の際はガラス屋さんへ相談しよう

窓ガラスは「一般ガラス」「機能ガラス」「デザインガラス」に大別され、フロート板ガラスや型板ガラスなど記号・特徴はメーカーにより異なります。

断熱なら複層ガラス、防犯なら合わせガラス、防音・防火・プライバシー対策など目的別に適したガラスを選ぶことが重要です。

ヒビや結露、騒音などのサインが見られたら交換のタイミングであり、既存サッシとの適合性も確認が必要です。

最適な1枚を選ぶには専門知識を持つガラス屋さんへの相談が近道ですので、窓ガラスの交換・修理をご検討の際は、ぜひEPARKくらしのレスキューからお近くのガラス屋さんをお探しください。

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